中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログ

中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログ

1.企業の成長と従業員の成長を両立する懸け橋になります。
2.採用と定着・育成の仕組み作りを支援します。
3.リスクをコントロールし、モチベーションを上げる人事処遇制度作りに貢献します。

中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログへようこそ





人事・労務の仕事は、採用から育成、定着、退職まで、


多岐にわたります。採用を起点にした人材マネジメントを推進し、


活力ある組織作りに貢献します是非、お声がけください。


よしざき経営労務事務所ホームページはこちらから


Amebaでブログを始めよう!

『遊ぶ鉄工所』

HILLTOP株式会社 代表取締役副社長 山本 昌作著

 

著者の山本昌作氏は、自動車メーカーの孫請けだった油まみれの鉄工所を「社員が誇りに思えるような『夢工場』、白衣を着て働く工場に」と多品種単品のアルミ加工メーカーに脱皮させ、売上23億円、社員数151名、利益率25%、この10年間、売上、社員数、取引社数が右肩上がりを実現しています。

この会社のビジネスモデルは、「量産物はやらない。ルーティン作業はやらない。職人はつくらない。」です。

そして画期的なのが「ヒルトップ・システム」と呼ばれる生産管理システム(24時間無人加工)で、これまでの職人の技術を徹底した標準化により納期が半分、プログラム時間は10分の1を実現しました。

しかし、ここまでの道のりは決して順風満帆ではなく、著者自身が15年前に「全身やけどの生き地獄」を経験しており、波乱万丈の中での経営体験が胸を打ちます。

経営の原理原則満載の1冊です。

 

経営者・人事担当者にお奨めしたい書籍を紹介します。

『常勝集団のプリンシプル』 ~ 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント

 

2019年1月、残念ながら10連覇は途絶えましたが、前人未到のラグビー大学選手権9連覇を達成した、帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督の著書です。

4年間で選手が入れ替わる大学スポーツにおいて、連覇することの難しさは想像に難くありません。従来の体育会的精神論、上意下達の組織ではなく、「自律的に考え、行動し、仲間とともに助け合いながら、自ら学習、成長する集団」として組織文化を作り上げた手腕には目を見張るものがあります。

様々な心理学のエッセンスやビジネスの法則を活用し、自らの組織に適用させる手法は、どんな企業にも応用できる普遍的なものです

新年にあたり、お奨めの1冊です。

 

 

1月10日、えべっさんの賑わいを横目で見ながら、今月の人事労務塾を開催しました。

今月の講師は、K&カンパニー主宰の片岡洋子先生です。

片岡先生は、大~中小企業や自治体の職員向け研修、専門学校の講師など幅広く経験されているベテランです。

仕事を通じて、人事担当者と接することが多く、、当塾参加者の悩みもリアルに感じることができ、一緒に悩みながら解決へ導いてくれそうに感じました。

今回は職場で発生する様々な課題を網羅的に紹介して、ご自身の経験を踏まえた解決策のヒントをお話しいただきました。

各企業の課題に応じて、研修や職場指導に対応していただけますので、よしざき経営労務事務所へご一報いただけば、ご案内させていただきます。

片岡先生のキャリアをからすれば、経営者、人事責任者世代の気持ちと若手の気持ちを両方理解できるので、世代間ギャップを埋めて、組織が同じ方向を向く指導をしていただけそうです。そういった課題を持つ企業は多いので参考になるでしょう。

最後に、今回の講演で今後の課題とキーワードに挙げておられた言葉を紹介します。

「コンプライアンス」・・・倫理観は個人差が大きい。自分の当り前が当たり前ではないことを知ること。会社としてのルールを明確にしたうえで、具体的行動のアドバイスをすること。

「ワークライフバランス」・・・ワークに良い影響を与えるライフの過ごし方を真剣に考えるべき。

「ダイバーシティ&インクルージョン」・・・多様性を受け入れ活かす組織づくりが大切。多様性を認め、尊敬しあう風土がシナジー効果を生む。

「アサーション」・・・ビジネス(に限らず)コミュニケーションを円滑にするためには、自分も相手も大切にして、主張はしっかり行うものの、相手は傷つけない、絶妙な手法が必要になります。

「問題解決・改善」・・・知っているだけではなく、考えることが大切。