どんちゃんと散歩をしました。

 

庭先で音楽を流している家がありました。

ラジカセから音楽が流れていました。

 

首にタオルを巻いて、庭の草木をカットしているおじさんが居ました。

 

 

どんちゃんは、その家の前で立ち止まりました。

ラジカセから流れる音楽が気になったようです。

 

庭の手入れをしていたおじさんの視界に、どんちゃんが入ったようです。

 

おじさんが言いました。

 

「おぉ?昭和の演歌が分かるんか?そのワンちゃんは!」

 

私は苦笑いをしました。

だって、犬が演歌を理解出来るワケがないし。と心の中で思いました。

 

 

私は、どんちゃんをチラ見しました。

 

ビックリしました。

 

どんちゃんは、庭先のラジカセから流れる演歌を聴いていました。

瞳を閉じて、演歌を聴き入ってました。身体も揺れていました・・・・・。

 

 

庭の手入れをしていたおじさんと意気投合する犬。どんちゃん。

 

愛犬「ボクは、昭和の演歌のココロを理解できるよ♪だって、ボクは日本の漢(オトコ)だもん♪」

 

 

私は、どんちゃんが聴き入っている演歌の曲名や歌手名がとても気になりました。

 

おじさんは丁寧に教えてくれました。

 

・曲名「さざんかの宿」

・歌手名「大川栄策」

・演歌のココロ「他人の妻を愛してしまった男の儚さ」

 

 

私は、声を出して笑ってしまった。

「他人の妻を愛してしまった男の儚さ」が歌詞の内容であることに・・・・・。

 

 

だって、どんちゃんは、向かいの家の奥さんの事が大好きだから。

向かいの家の奥さん(他人の妻)を愛してしまった男(どんちゃん)

 

どんちゃんは、さざんかの宿って曲に自身を重ね合わせたようです。

(偶然だと思うけど・・・・)

 

帰宅してから、どんちゃんをたくさん抱っこしました。

私は、どんちゃんの事が大好き♪

 

いつもより、長い時間の抱っこ。

 

つくづく思います。

不思議な犬だな、どんちゃんは♪

 

うん。

 

 

 

 

 

 

どくしゃになってね…

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