家の前に、自転車に乗った男の子がやってきました。

小学校、低学年ぐらいの子かな。

家の前に自転車を止めます。

近所の子供かな?でも、見かけない子供だな・・と思いました。

 

 

どんちゃんは、寝んねを楽しんでいました。

でも、家の前に自転車が止まった時点で、ほぼ目を覚ましていました。

 

 

自転車から降りた男の子が「ワンワン~起きて~♪」と、寝んねのどんちゃんに声を掛けました。

あらら・・・。起こされるのね、どんちゃん。

 

 

どんちゃんは、上体を起こして、背中をピンと伸ばしてシャキッとしました。

どんちゃんの「かっこいいポーズ」です。

 

 

男の子は「ワンワン、今日も笑ってる~♪」と嬉しそうに言いました。

どんちゃんは、起こされたのに、スマイルを見せます♪愛想良く振る舞います。

 

 

男の子は「ワンワン~バイバイ~♪」と手を振りながら言いました。

止めていた自転車に乗って去っていきました。

 

 

どんちゃんは、立ち去る自転車を眺めました。男の子の姿が見えなくなるまで。

私は、なんとも言えない気分になりました。

 

 

私は、職場の同僚と交わす挨拶みたいな感じで「お疲れ!」とどんちゃんに言いました。

どんちゃんも、「お疲れっす!」と入社3年目の若い会社員みたいな社会に慣れてきた感じで挨拶を返してきました。

 

 

 

寝起きでも。。。愛想良く振る舞う事を心掛けるどんちゃん

 

愛犬「わざわざ、ボクの顔を見るために、自転車を止めてくれたんだよ。寝てるところを起こされたとか、どうでもいいんだよ。家の事情で犬を飼えない子供もいるでしょ?犬が好きな子供に悪い子はいないよ♪」

 

 

どんちゃんは、退勤する会社員のように「お先に失礼します♪」と言いたげな表情をしながら、どんちゃんハウス(犬小屋)に入っていきました。

今回は、犬小屋の奥の方に入っていきました。普段より、奥の方です。

 

 

さては、ゆっくり寝んねを楽しむために・・・・どんちゃんハウスの奥の方で寝ているんですね。

 

 

「お疲れっす!どんちゃん♪」

 

 

うん。

 

 

 

 

どくしゃになってね…

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