14日から大相撲九州場所が始まります。

今日は、これまでの話題とがらりと変わり、相撲のことについて書きたいと思います。

7月の名古屋場所が終わった後にも”横綱白鵬の真の実力は!! ”というタイトルで一度書いています。

その後、秋場所でも白鵬は全勝優勝を果たし、4連覇を飾るとともに連勝記録を62まで伸ばしました。

九州場所では、相撲界では長く「不滅」とされてきた双葉山の69連勝に白鵬が挑むことになります。


このまま勝ち進めば、7日目の20日に双葉山の記録に並ぶことになります。初場所14日目から負け知らずで、4場所連続全勝優勝を続けており、もし九州場所も全勝なら年間87勝となり、昨年達成した年間最多勝の86勝も更新することになります。


「体調を整え、けいこに精進したい。自分の白星で多くのファンに感動を与えたい」と言う白鵬の言葉

日々の鍛錬の中で培われた能力と相撲に対する姿勢は、本当に素晴らしいですね。


朝青龍が引退した今、問題だらけの相撲界を実力で引っ張っていけるのは、今のところ白鵬だけです。

これからも頑張ってもらいたいものですね。

白鵬の記録がどこまで伸びるのか、これからも本当に興味が尽きません。

もちろん白鵬に負けじと大関陣にも頑張ってもらいたいのは同じです。

ところで、大相撲の歴史に名を残すほどの実績を上げていながら、いまひとつ盛り上がりに欠けているのでは、と思っているのは私だけでしょうか。


現在の白鵬の62連勝は、第35代横綱・双葉山の69連勝、江戸時代中期に活躍した横綱・谷風の63連勝に次ぐ史上3位の記録になります。

しかし、こんな大記録にも関わらず、世間ではさほど大きな話題にはなっていない気がします。


双葉山が連勝記録を続けていた昭和13年から14年にかけては、世間はこの話題でもちきりだったようです。

当時は年2場所、1場所11~13日制の時代で現在とは規定が異なり、双葉山は3年かけてこの記録を作りました。


その3年間、「誰が双葉山の連勝を止めるのか」の話題で人々は盛り上がっていたとのこと。「打倒双葉山」を掲げて総力をあげていたという。

そうした構図が人々をさらにヒートアップさせ、双葉山の連勝は社会的関心事だったのです。


そんな偉大な双葉山の数字に、白鵬は今まさに届こうとしています。

それなのに、何故か今一つ盛り上がりが足りない。

次回に続きます。

参考ブログ:横綱白鵬の真の実力は!! 
        巨人・大鵬・卵焼き