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先日(11月11日)、社労士試験の合格発表がありました。

 

合格率は、「4.4%」と、今年も非常に低い水準となりました(http://www.sharosi-siken.or.jp/exam/info.html)。

 

見事に合格された皆さま、本当におめでとうございます!この狭き門をくぐり抜けるために、皆さまは血のにじむような努力をされてきたと思います。せっかく勝ち取った資格(合格)なのですから、是非これを自分自身のためにも、社会のためにも役立てていただきたいと思います。

 

さて、今年の合格発表は、例年と違う点がありました。それは、厚生労働省から、合格基準の考え方や、科目ごとの得点状況が発表されたという点です(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000142327.html)。

 

社労士試験はこれまで、合格基準の決め方が「ブラックボックス」であり、その決め方も「恣意的なのではないか?」という批判がありました(一部では昨年の基準を巡り、訴訟になっているようですね)。

 

しかし、この公開されたデータなどを見る限り、「案外機械的」に、合格基準を決めていることが分かります。具体的には、全受験者の平均点や得点状況を基に合格基準を決めているようであり、そこまで理不尽とは言えない決定方法であると考えます。

 

これは、今後の合格を目指す方にとっては、朗報なのではないでしょうか?合格基準の決め方がブラックボックスである限り、なかなか人生を賭けて試験を受けようという気にはなりませんが、決め方がオープンなのであれば、ある程度対策の立てようもあるからです。

 

(私の結論としては、「多くの方が得点する問題では、自分もしっかり得点する」となります。)

 

なお、それでもこの合格基準の決定方法に、まったく異論がないわけではありません。具体的には、殆ど学習をされていない初学者(又はそれに近い方)の得点状況によって、全体の合格基準が左右されてしまうという点です。

 

恐らく、しっかり学習された方であれば、「選択健保」や「択一厚年」の得点状況や平均に驚かれたのではないでしょうか?どう考えても、通常の学習をされた方であれば、そこそこの点数を取れる難易度設定だからです。しかし、殆ど学習をしていない方にとっては、非常に難しい問題だったということです。

 

このような層(初学者レベル)に、合格基準が左右されてしまうことについては、やや理不尽さも感じます。しかし、試験である限り、ある程度の理不尽さはつきまとうものです(論述式試験などは、言うまでもないでしょう。)。それを踏まえて、受験をするか否かは皆さんの選択にゆだねられているということです。

 

さて、これまで5年半に渡り、このブログを続けて参りましたが、この頃は業務多忙によりなかなか更新ができませんでした。また、今回、厚生労働省から、合格基準の考え方などが発表されたことに伴い、自分の中でも気持ちに1つの整理がつきました。

 

このまま中途半端な情報発信を続けても、恐らく皆さまの役に立つことにはなりません。むしろ、皆さまの貴重な時間を奪う結果になりかねません。従いまして、これにて当ブログの更新を終えたいと思います。

 

これまで多くの方からコメントをいただき、合格発表後には嬉しいご報告や悔しいご報告を沢山いただきました。私自身はもちろん合格者なのですが、お陰様で、引き続き受験生活の悲喜こもごもなどを共有させていただくことができました。

 

また私自身が皆さまの姿勢などから学ばせていただくことも、本当に沢山ありました。このブログをご覧くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

このブログをご覧くださった皆さまが、これから益々ご活躍されることを心より祈念しております!

 

平成28年11月14日 しゃろうざむらい

 

 

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