病気退職時の雇用保険 | 障害年金をもらい安心して生活できるブログ

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年金というと老齢年金・遺族年金だけと思っていませんか?実は、年金には障害年金があるのです。あまり知られていない障害年金のイロハをお伝えしていきます。

おはようございます

社労士の伊尾 名王実です。


昨日は退職時の健康保険について記事をのせました。

本日は、雇用保険についてお話しようと思います。


退職した場合、雇用保険離職票は退職してからすぐには手元に届きません。

雇用保険は離職票が届いてから、ハローワークに行って手続きをします。



病気などで退職を余儀なくされた場合は、まず失業給付はすぐにはもらえません。


なぜかというと、失業給付は労働の意思および能力のある人が求職の申し込みをして初めてもらえるものなのです。


病気で働けないから退職した人は労働の能力がないとみなされます。

だから、すぐには出ないのです。


では、そのままにしておけばいいのかというと、そうではありません。

必ず、ハローワークに行って、受給期間(失業給付をもらえる期間)の延長の届け出をしてください。


失業給付は1年間しかもらえません。

1年経ってしまったら何ももらえなくなってしまうのです。(1年以上の支給日数がある場合は、その分延長してくれます)


今まで、働いて保険料を支払ってきたのに、1円ももらえなくなるのはもったいないです。

その場合、1年以内に就職しないと、今までかけてきた雇用保険の年数もリセットされてしまうので、なおさらもったいないです。


病気で、ハローワークに行くどころではないかもしれませんが、体調のいい時を見計らって、手続きだけはしっかりやってくださいね。


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