SFチャイナタウンのSam Woo閉店? | ラムネと蜂蜜

ラムネと蜂蜜

暢気なお遊び in Los Angeles


http://insidescoopsf.sfgate.com/blog/2012/04/19/chinatown-institution-sam-wo-is-closing/


Big news from Chinatown: The legendary Sam Wo is slated to close after service on Friday. It’s over 100 years old.

サンフランシスコのチャイナタウンの、悪評(?)高い中華料理店がとうとう閉店とか。。。。



ラムネと蜂蜜


写真はリンク先から借りました。

夜ライトアップした雰囲気も怪しくていい感じだったのに。残念!!


ちなみに2008年にここの事をブログに書きました→「サンフランシスコB級グルメ」

この店の部分を抜粋:


1 24時間営業の食堂 In チャイナタウン On Washington・Between Stockton/Grant

入り口を入るとイキナリそこは厨房。流しを横目に通り抜け、狭い階段を思わず上る。何となく歩行を停められないせいか。
天井が低く狭い。が、なんとなく心地よい(多分気のせい)。かつらがずれたオバサンに注文をするも逆ギレ。
お喋りしながら待っていると、ベルのような目覚まし時計のような音がなる。するとオバサンがおもむろに、
二階の中央部分にある窓のような所の横にある紐のようなモノを巻き上げる・・・!
紐がキコキコ巻き上げられるにつれ、トレイが徐々に上がってくる。そこには自分が頼んだカンパオチキンが。
階下の厨房から手動の食べ物専用エレベーター(?)で運ばれてくるのだ。
でもそれだけではない。
オバサンが慣れた手つきでそれを窓(?)から取り出すと、テーブルへ投げてよこす!!
しかもちゃんと目の前のジャストなポジションへ!忍者かあんたは!

中国の奥の深さとその他もろもろを噛み締める事が出来る、あの食堂はちょっとやそっとじゃ忘れられません。


ちなみに不味い



抜粋終わり。


・・・・ひどいレビューだ!!笑

名前すら覚えてなかったw でも確かにここなんです。
こんな小さな3階建てで「世界一態度の悪い店員がいる店」として名を馳せてた(リンク先参照)なんて、ここしかない。

それにしても、こんな最高な建物が使われなくなるなんて、ちょっと嫌だ~~~!

ご存知の方も多いと思うけれど、サンフランシスコは元々カリフォルニアのゴールドラッシュで人口が増えて出来た町で、
観光客が必ず乗るケーブルカーも元は中国人労働者をフィッシャーマンズ・ワーフの工事に送るものだったんですね。
だからケーブルカー乗り場のあるダウンタウンとフィッシャーマンズ・ワーフの間にチャイナタウンが発展したと。
中華系の人口が多い理由もここにあるんです(SF市内でアパートを借りると8割くらいの確立で大家は中国人)。
そして当時チャイナタウン付近はゲットーだった故に市制に「構われない地域」だったそう。
今でもこのレストランのような古い建物を見ると判るのだけど、建築が本当にいい加減。
入り口がなぜかちょっと低かったり歪んでいたりする。
だからこんな古~くてちょっと笑える建築物も、歴史があるのでなんだか愛おしくなるんだよね。

レストランは閉店しても、何かに使われるといいなー。