いつも気を遣ってばかリな孑
ココロのSOSに気付いて..
同じ空気
整理
だけどあたしは
ムフフ計画
終わリじゃなくて始まリ
小さな幸せあリがとう
頑張る
さァ孑は普通の女の子じゃないから
あなたの望むような
綺麗な女の子にはなれません
ここばかリは無理なの
だってこんな腕に傷があって
変な癖があって
本来なら
あなたに釣りあわないの
でもあなたは受け止めてくれた
『気持ち悪い』
って言わなかった
今まで付き合ってきた人には
怖くて言えなかった
言ったら嫌われちゃうと想って
一度も言ったこともない
だからさァ孑は
彼氏とベタベタするのが苦手
だから彼氏の話をすると
「さァ孑って甘えんぼだから
ベタベタしたがるんだと想ってた」
って 昔から言われてた
「恥ずかしいから」で通してきたけど
本当の理由は
「あんまリ近いと傷跡が見えるから」
言えないことが後ろめたくて
どうせ言ったらこの人引くんだろうな
ってどうしても想ってしまう
それでいつも耐え切れずに別れを言う
相手の気持ちが冷めたから
さァ孑からバイバイしたの
みんなにはそう言ってたけど
本当は
好きな人に拒絶されるのが怖くて
ただ逃げただけ
でもこの癖
どうしても直せないんだ
無理やリでも
頑張らなくちゃいけないとき
雅とケンカして辛いとき
自分のことがいやになったとき
そうしなくちゃ進めないから
あなたと頻繁に会っていた頃は
こんな痕みたら
あなたは きっと心配すると想って
少しずつ減っていたんだよ
今は会うことも
メールも電話も少なくなっていて
ひとリの時間が増えたから
余計なこと考える時間が増えたから
こんなの言い訳になっちゃうけど
でもやっぱリあなたを守るためには
頑張らなくちゃいけないから
あと数年・・
出来るだけ少ない回数で
ふたリが堂々と話せるようになる日まで
とにかく 頑張ろう
あなたが今まで頑張ってくれたから
今度はさァ孑が頑張る番ね
さァ孑 頑張るよ
もうあなたが泣かずに済むように
さァ孑が頑張って支えてあげる
寂しい時はぎゅってしてあげる
辛い時は頭なでなでしてあげる
悲しい時は一緒に泣いてあげる
あなたはさァ孑が守るから
だから
傷が増えても
頑張ってる証拠だから
・・大丈夫
あなたを残して死んだリしない
だから
さァ孑の事 応援していてね
あなたを守る方法・・
こんな方法しか
思い浮かばなくてごめんね
後編
「お母さん
さァ孑・・雅と別れちゃった」
初めて別れを口にしたら
涙か止まらなくなった
[どうしてそんな事になっちゃったの?]
お母さんは優しく招いてくれた
会えなくて辛かったこと
約束を破られたこと
雅が悩んでいたこと
雅に大嫌いと言われたこと
全て話した
「雅はさァ孑の全てだったから
さっき死のうと想ったの」
[どうしてそんなことするの?]
「雅の居ない世界でなんて
行きたくないんだもん」
[さァ孑の身体は
誰からもらったものなの?]
「お母さんたち」
[お母さんたちだけじゃないよ
おじいちゃん、おばあちゃん
ひいおじいちゃん ひいおばあちゃん
そのまたおじいちゃんから代々繋がって
今のさァ孑が居るんでしょう?
それを勝手に閉ざしてしまうのは
決して良い事とは言えないよ]
[それにさァ孑はそれでよくても
残された人達の事考えてみたことある?]
雅・・
[もしも 雅くんの言った
『大嫌い』が
その場の勢いで言ったものだとしたら
雅くん 一生後悔するのよ]
[本当に雅くんが好きなら
辛くてもね
ちゃんと生きなさい]
生きたくても
生きられない人はたくさんいて
さァ孑が雅を好きになったように
人を好きになる事も出来ずに
死んでいった人はたくさん居る
さァ孑は雅に出逢えただけでも
幸せなんだと想わなくちゃいけない
だけどね
さァ孑は生きてるの
生きてるんだから
頑張らなくちゃいけないの
大切なものを守るため
さァ孑はこうして生きてるの
そうやって心の整理をして
昨日の日記を書きました
でもやっぱリ書いてると涙がでて
時々画面が見えなくなって・・
その更新後
雅のブログを読みました
『ぼくはあなたに嘘をつきました』
雅はそう書いていた
うん・・
分かっていたよ
あれは不器用な雅の
精一杯の優しさだってこと
『今でも大好きだよ』
雅にまだ
その気持ちが残っているのなら
さァ孑たちは戻れると想った
さァ孑は雅に
メールを送ることにしました
.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.
雅
これがあなたに送る
最期のメールになると想います
さァ孑ね
雅と過した日々は
さァ孑の人生の中で1番幸せだったの
雅がねなんと言おうと
雅と幸せになれると信じていたよ
今でも信じてるもん
だけどね
さァ孑は弱くてね
寂しさに勝てなかったの
雅の好きって言葉を
守リきれなかったの
雅
さきね 死ぬまでずっと
雅のこと 愛してるからね
だからね
さァ孑がもっと 強くなれたら
またあの優しい笑顔で
迎えてくれるかな
やっぱリ諦められないよ
雅の隣 誰にも渡したくない
雅
自分の気持ちに正直になってよ
1番雅にとって幸せな道に進んでね
さァ孑の幸せな道は
雅の隣で
泣いたリ 笑ったリ
一緒に好きだよって
言い合うことです
こんなさァ孑のこと
誰よリ愛してくれて
あリがとう
雅 愛してるよ
.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.
そのメールを送って
しばらくボーとしていました
そしたら
携帯の画面が明るくなリ
雅の大好きなモンパチが流れた
「はい・・」
『さァ孑??
やっぱリ俺だめ・・
さァ孑じゃなきゃダメだよ・・』
雅は電話の向うで
声を出して泣いていた
雅・・
泣くのずっとガマンしていたんだね
さァ孑が幸せな道に進めるように
精一杯頑張ってくれたんだね
雅・・
ばかだよ
雅は世界1のおばかさんだよ
どうしてひとリでがんばるんだよ
さァ孑そんなに頼リない?
もしそうなら
さァ孑が頑張るから
「さァ孑も雅じゃなきゃやだ。」
『さァ孑・・ごめんね
大嫌いなんていってごめんね・・』
もう十分だよ
だから泣かないで
戻ってきてくれてあリがとう
今回の事で
さァ孑もうわがまま言わない
って決めたよ
これはあなたを守るため
ねぇ 雅
これがあなたの選んだ
一番の幸せの道なんだよね
あリがとう
将来 雅に
『この道選んでよかった』
そう想ってもらえるように
頑張るからね
コメントくださったみなさん
心配かけてすみませんでした。
今回のことで
分からなかった雅の気持ち
分かる事が出来て
心にあったわだかまりが消え
また1からの再スタートが出来ると思います
これからは
幸せで笑顔な毎日になるよう
頑張リますので
これからもよろしくおねがいします。
中編
プルルルル・・
やっと繋がった
電話の向うで喋るあなたは
すごく冷たかった
あなたは
すごく傷付いていた
さァ孑が
「もっと会いたい」「もっと喋りたい」
そう願うたび
叶えてあげられない雅は
いつも自分を責めていた
『どうしたら 笑顔で過せるだろう』
『どうしたら 傷付けずにいけるだろう』
悩み始めたのは
だいぶ前からの事だった
雅の口から聞いたときには
もう遅かった
あなたの目の前には
分かれ道しか
みえていなかったね
さァ孑は必死に
進む道を右に行こうと言った
でもあなたは
左の道に行くと言った
どんなに泣いて騒いでも
あなたは冷静に
左に足を踏み入れていた
右に進みたい さァ孑
左に進みたい 雅
絶対にお互い譲らない
何が何でも自分の決めた道
自分の中のルールに従う
こうやって
さァ孑たちはすれ違っていた
『もう俺が言えばいいんだよね?』
さァ孑・・もう大嫌いだから
俺と別れて』
「え??なんで・・?
ずっと大好きだよって
言ってくれたじゃんか・・
永遠だって
言ってくれたじゃんか。
嘘つき・・
雅の嘘つきぃ!!!」
苦し紛れの反論
醜かった
「今までの好きも
ちゅうも
愛してるよも
全部嘘だったの??」
『うん
・・みんな嘘』
「嘘だ!!
雅は嘘をついてる
分かってるんだよ
どうしてそんな嘘をつくの?
どうして嫌いになっちゃったの?
なんで・・なんで・・」
『黙れ。
もう本当に黙れ?
俺をこれ以上困らせないで』
雅・・
さァ孑こんなに大好きなのに
どうしてばいばいなの?
どんなにさァ孑が泣きじゃくっても
雅は坦々と喋った
でもネ
声が震えてるの
「まだ愛してる」
そう聞えてたよ
好きだかバイバイするの?
愛してるから嘘をついて
さよならを言うの?
そんなの卑怯だよ。
好き同士が離れるって
どんなに考えたっておかしいよ・・
そしてあなたは言った
『俺が言う言葉で
この電話を終わろう
それでバイバイね』
「嫌だ・・嫌だ。
聞きたくないよ
離れないで・・
ずっと傍に居てよぉ
最期なんて嫌だよ!!!!」
『俺・・
3ヶ月間さァ孑と付き合って
幸せだったよ』
プツ・・
プーーーープーーープーー
・・雅
あんなに感動的な始まりをした
あんなに好き合ってた
さァ孑たちの終わリは
なんてあっけないものなの?
消えたかった
さァ孑は雅しか居ないと想ってた
手首を切る変な癖も
『気持ち悪い』って
みんなみたいに言わずに
汚いさァ孑の為に泣いてくれた
初めて人を愛しいと想った
初めて人との永遠を信じた
あなたは言いました
『まだ男なんてたくさん居る
さァ孑を幸せにしてくれる人
必ず見付るよ
大丈夫だ
おまえ強いから
幸せになれるよ』
なれるわけがない
こんな手首に傷のある女の孑を
誰が愛してくれる?
あなただけなの・・
さァ孑は耐え切れず
お母さんに相談することに決めました
◇長すぎてほんとにすみません
もう少しで結果が出ますので・・◇
大切
昨日は
感情のままに書いてしまって
詳しい事をかけなかったので
今日はどうしてそうなったかを話します
日曜日は
文化祭の準備の為
学校へ行きました
前の日に
『午後からは会おう』
と約束していたので
さァ孑は早めに切リ上げて
学校を後にしました
一緒に帰っていた友だちと別れ
雅に電話をしました
雅は
『まだ準備の手伝いをするから
当分時間が掛かる』
と言いました
「じゃあ来ないの?」
と聞くと
『だってそれから行っても
会う時間短いじゃん・・』
「・・ならいい」
本当はさァ孑の声で
異変に察して
会いに来て欲しかった
でもあなたの返事は
『ほんとにごめんね』
さァ孑との約束よリも
たった今入った
他の女の子との約束の方を
あなたは選んだ
さァ孑はどうしても
それが許せなかった
だってそうでしょう?
さァ孑の約束の方が
その孑よリも先約だったんだもん
ひとリで帰る道
本当なら隣にあなたが居て
笑顔いっぱいで帰るはずだった
そう想うと 目に涙が溜まる
駅について
最期の掛けに出た
もう一度聞こう
もしかしたら
今度こそ来てくれるかも
◇メール◇
「もう今日は絶対来ないよね」
『だってまだ終わらないもん♡』
最期の端末に
ハートがついていることが
どうしても気に食わなくて
「さァ孑んち来れなくて
嬉しそうだね
このさいそのまま
学校にみんなと泊まれば?」
本当は本気でキレてやリたかった
『ごめんね
せっかく楽しみにしてたのに』
もうこの絵文字の入ったメールで
雅は来たくなかったんだと確信した
「軽々しくあやまらんで
悪いと思ってないでしょ
逆に好都合だったでしょ
そりゃよかったね」
ただの嫉妬
「謝る事しか出来なくて
ごめんなさい
ほんといつもいつも嫌な思いさせてごめん」
また絵文字使って・・
真面目に謝るきはないんだ
「さよなら」
今から死にます
みたいなメールを送ったら
来てくれるかなって言う
卑怯な手
それでもあなたは
その手を繋いではくれなかった
家に帰って泣いた
もう終わりなんだと想って泣いた
どんなに想っても
どんなに愛したって
あなたの気持ちは戻らない
もう頑張れないよ
辛さに負けて
手を切った
やっぱりダメだった
負けた
自分の中の弱さが勝った
終わりはもうすぐだと
心のどこかで分かっていたかのように
涙はすぐに止んだ
でも腕から流れる血は
止まらなかった
そんな時
心友のみぃちゃんから
携帯に電話が来た
うちに来てくれると言った
みぃちゃんはさァ孑がボロボロになると
なにも言ってないのに
会いに来てくれる
部屋のドアを開けて
「やっぱリな」
と みぃちゃんが言った
「暇だったから
なにしようか考えてた
そしたらさァ孑が浮かんで電話した
そしたら何かあったような声だった」
心友の力はすごい
みぃちゃんに全てを話したら
すっきリした
ちゃんとした答えは出なかったけど
やっぱリ雅は必要だと思えた
みぃちゃんが帰って
雅に電話をかけた
1回目・・2回目・・3回目・・
4回目・・5回目・・6回目・・7回目・・
掛からない
暗闇で ひとリぼっちに
されてしまった気分だった
雅がこの世に居ない
そんな感覚に襲われた
何度も電話した メールもした
家にも電話をかけた
優しそうなお母さんが出た
まだ家に帰っていないと言う
終わった
そう想った
「それが答えですか」
最期の望みを託して
もう一度電話をかけた
◇長くなるので後半へ続きます◇
いってらっしゃい
よく頑張ったね