でんじろう先生の日曜実験室ラブラボ!

中京テレビ 日曜日10:55~

出演:米村でんじろう  スピードワゴン (井戸田潤・小沢一敬) 

    鶴木陽子 (中京テレビアナウンサー)



---------りつさんがレポしてくださいました-------------


でんじろう先生の日曜実験室ラブラボ! 7月30日放送




テーマ 氷点下の世界

つる「皆さんお待たせいたしました!ミスターでんじろうのスーパーイリュージョン!」
2人「よいしょ~っ!」
つる「始まり始まり~!!」
でんじろう先生登場。
つる「もう回を増すごとにかっこよさも増してますね先生。先生今日は?」
でん「魔術と言えば空中浮上。」
小沢「空中浮遊。」
でん「うん。空中・・・浮遊。」
小沢「浮くんですね?」
でん「はい。ちょっとここ(皿の上)に紙のせますよ。この上に金属をのせます。そして手を離すと・・・浮きます。」
つる「え~っ!?」
小沢「お~っ!すごい。」
でん「浮いてる証拠に紙が(金属の下を)通るんです。」
つる「浮いてる!」
潤「ホントだ!」
小沢「
だいたい普通マジックとかイリュージョンというのは、タネがあるかないか分からないんですけど、

   これだいたいおそらく下にタネがあるっていうのが・・・
でん「見え見えですね。そこが科学マジックですね。」
潤「何があるんですかこれは?」
つる「えー?でも浮いてますよ?本当。」
でん「浮いてますよね?しかもこの霧みたいなの、雰囲気かもしだしてますね。」
小沢「出してますね。」
潤「何なんですか?これは?」
でん「これは物を冷やすとですね、いろいろな面白い性質が現われてくるんです。その中の一つの性質なんですね。

   (皿の中の)黒い物、これが超伝導体で、周りにあるのは液体窒素と言います。マイナス196℃。

   この液体窒素で超伝導体を冷やすと、超伝導状態を作り出すことが出来ます。そうすると・・・。」
潤「これ(上に浮いているもの)は何?」
でん「
これは磁石です。磁石を近づけると超伝導体が完全反磁性体、まぁ、磁石になるんですね相手も。

   この反発力で(磁石が)浮きます。」
小沢「へぇ~っ。」
つる「ということで物を冷やすといろんな事が起きるんですけれども、今日は超低温の世界を見てみます!」



科学の力でアイスクリームを作ろう!
でん「最近暑いですね?」
潤「体力が奪われてしょーがないですよ。」
でん「元気がなくてね。ということで、『つるちゃんのサイエンスクッキングコーナー』」
つる「先生そんな突然決めないでくださいよ!」
潤「おー。そんなコーナー出来ました?」
でん「アイスクリーム作りましょう。」
潤「やったー!」
つる「材料がこちらにあります。どうやって作っていくんですか?」
でん「はい。混ぜます。」
つる「混ぜます。」
でん「ボウルで。」
小沢「え?この場で出来るんですかアイスクリーム?」
でん「はい。出来ます。」
小沢「だって、アイスクリームって冷えてるから、冷蔵庫とか冷凍庫とかねぇ。」
でんあの~、冷蔵庫がなくても出来ます。」
小沢「本当!?」
潤「何ですって?」
でん「アイスクリームっていうお菓子は実は冷蔵庫が発明される前からあるわけです。」
小沢「本当?」
でん「本当ですよ。」
潤「適当なこと言ったら、タダじゃ置かないですよ!?そんなわけないでしょうよ!

   冷蔵庫の前にアイスクリームがあったらなんてそりゃもうさすがにダメでしょ?」
でん「最近元気になってきましたね。」
潤「いやもう本当に、本当におかしな事を言いだしたからですよ?」
でん「じゃ、まず、(材料を)調合してください。」
つる「じゃ、まずこれは混ぜていけばいいですか?」
でん「もうどんどんいきましょう。」
小沢「じゃあもう適当にどんどん入れてくよ?」
潤「せっかくだから美味しく作ってよ?」
材料を混ぜる。
でん「面白いやり方やってみましょう。じゃあ、缶を取ってください。ここに入れちゃいます。」
材料を缶の中に入れる。
つる「この(缶の)中にですか?」
でん「はい。入れちゃいます。(蓋が開かないようにテープでとめる。)はい。これでしっかりと止まりました。

   それではこちらの容器に・・・。」
つる「これですか?この大きな・・・」
でん「これ(大きい容器)に氷と塩を入れます。もっと細かい氷でも全然いいですよ。

   細かい方が早く冷えますけど、今は大きめでも大丈夫です。じゃ、次塩を入れます。」
潤「塩?」
小沢「えー?でも塩ってしょっぱいでしょ?」
でん「氷だけだとですね、今氷が溶けかけていますから、さわってみると0℃だって事がよく分かるでしょ?

   (小沢さんに氷を渡す。)」
小沢「(氷さわって)うん。これ冷たいですね。」
でん「で、0℃ではアイスクリームの素は固まりませんので、これ(氷)に塩を入れます。

    だいたい氷、塩の割合ですけども、氷7に対して3ぐらいかな塩。」
小沢「結構入れますね。」
つる「これくらいでいいですか?」
でん「じゃ、また氷を・・・こっち(材料が入った缶を容器の中に入れて)を入れて間に(氷を)詰めていきましょうね。

    この(缶の)隙間に氷を入れてまた塩を入れる。」
大きい容器の蓋をテープでしっかりととめる。
でん「冷気が逃げるともったいないので、断熱ですね。」
タオルなどで容器を包んで断熱する。
つる「これで完璧ですか?」
でん「で、このままだと均一に冷却できないのでこれを転がすんですよ。」
小沢「へぇ~っ。」
潤「あ、そうなんですか?」
でん「そこが楽しいんです。じゃ、いきますよ。井戸田さん向こうで受け取ってください。」
先生と潤さんで容器を転がしあう。
潤「あ、遊びながら出来るんじゃないの?」
小沢「いいトレーニングにもなるし。」
でん「こうやってると・・・・!」
つる「うわ~っ!」
潤さんが転がしたのが机から落ちそうになり、拾い上げる先生。
でん「こうやってると塩と氷もよく混ざりますし、そうすると冷却効率もいいし・・・」
つるちゃんと潤さんで転がす。
小沢「あ、今(容器の)中で氷とか塩がうま~い具合にバランスよくなっていってる・・・。」
でん「そうそう。しかも、じゃらじゃらな、カリカリなのじゃなくて、まろやかなアイスクリームが出来る。」
小沢「あ、空気と・・・」
でん「混ざるしね。」
小沢「なるほど。」
でん「ソフトクリームっぽくなる。」
小沢「ふわふわするんだ。」
潤「もうそろそろ出来たの?」
でん「ま~ちょっと早いですね。」
潤「まだ早い。」
でん「20分か30分。」
潤「そんなにやるの?」
でん「じゃあ、うちのスタッフにやらせておきましょう。」
小沢「やってくれるんですか?」
スタッフ登場。
潤「じゃあすいません。大事なアイスクリームです。」
スタッフに容器を渡す潤さん。
スタッフ「美味しく作っておきます!」
潤「(スタッフの背中を叩いて、)頼んだぞ!」
スタッフ「はい。頑張ります!」
潤「美味しく作ってくれよ!(敬礼)」
小沢「頼むぞ!」
つる「お願いします。」
小沢「頼むぞ!」
スタッフ「(振り向いて)はい!」
小沢「頼むぞ!」
スタッフ「(再び振り向いて)はい!!」
小沢「あいつ(スタッフ)呼びかけると絶対に止まってくれるんだよな~」
スタジオの隅っこで容器を転がすスタッフ。
潤「え?あの人あそこ(スタジオの隅っこ)でずーっとやってんの?コロコロアイスクリーム製作中って。」
小沢「あーこれ楽しみですよ。」



氷と塩を混ぜると温度が下がる?
でん「では、どうして氷に塩を入れると冷たくなるのか?0℃よりもね。さぁその実験をやってみましょうね。

   こちらに氷があります。温度計ありますかね?ちょっと指つっこんでみてください。」
氷の入った容器の中に手を入れてみる小沢さん。
小沢「はい。冷たいです。」
でん「まぁ、冷たいけど、そんなに耐えられないほどじゃないでしょ?」
小沢「まぁ、耐えれる、耐えれる。これはだって経験してますからね。ずっと入れとくのはあれですけど、

   突き指したり捻挫したときはね。」
でん「ちょっと温度見てみましょうか。(温度0.7℃)まぁ、こんなもんなんですよ。溶けかけている氷ね。

   これに塩を入れてみますよ。」
氷に塩を入れる先生。
でん「じゃあ、かき混ぜてください。こう、手で。」
潤「(氷が)パキパキパキパキいってるよ?」
小沢「氷がパキパキいってるね。」
でん「あのー溶けていってるんですよ氷が。見ててください。ジュクジュクいってる。」
潤「氷溶けちゃったらダメでしょ。」
でん「見てると分かりますよね?ジュクジュク溶けてきてるところ。溶けるためには氷に何を与えなければいけないですか?」
2人「熱!」
でん「熱ですよね。つまり氷が熱を奪うことで自分が溶ける事が出来る。どこから熱を奪っているかってことです。

   周りからですよね。ということは周りの温度は?」
小沢「低いということですよね?」
でん「低くなるんですよ。」
小沢「え?ということは、塩がすごい温度低いって事ですか?」
でん「じゃないです。塩はだって今部屋の温度と同じでしょ?」
小沢「そうですよね。これだって普通に冷たくないもん。」
でん「だから熱を与えることで氷が溶けるんだったらば、周りの温度は下がりません。元々熱を与えてるんだからね。

   お湯とか火とかでじゃなくって、元々熱くない塩をかけて氷が溶ける。氷が溶けるために周りから熱を奪うから、

   結果今の温度よりも下がるわけ。ちょっとじゃあ、かき混ぜてもらえますかね?」
小沢「これ今す~ごい冷たいんでしょうね。おそらく。」
でん「混ぜると冷たくなりますんで。」
潤「そうだよ。もうかちゃまってる(固まってる)もん。」
小沢「あ、もう、かた・・・かちゃまってるもんね。」
潤「かちゃまっちゃってるよ。」
氷をかき混ぜる小沢さん。
小沢「うわっ!・・・うん。」
でん「つ~めたいでしょ?」
小沢「つ~めたっ!わーつめたい!これ本当に冷たくなってる。」
でん「中の所に・・・。」
小沢「そして爪と爪の間に塩がっ!あーっ冷たい!すごい冷たい。これ本当に冷たい。」
でん「指つっこんで、・・・こう先まで。」
潤さんの指を氷の中へつっこむ先生。
小沢「そして爪と爪の間に塩がっ!」
潤「おーっ冷たい!」
小沢「冷たいよこれ。」
潤「おーっ。冷たい。」
小沢「水でこんなに冷たいことあるの?すげー冷たいとにかく。」
でん「おそらくマイナス10℃以下になってると思います。」
つる「測ってみましょう。」
小沢「えー本当?」
でん「おっ!マイナス15.9℃。」
小沢「すごい!ということはさっきの(コロコロ)アイスクリームの部屋の中、あそこは今マイナス・・・」
でん「マイナス20℃ぐらいになってます。しかもまわりに熱が逃げていきにくいので、効率よく冷やせます。」
小沢「じゃあ、冷蔵庫とか冷凍庫とかなくても、あのシステムを使えば、あそこで作れると。」
でん「作れると。」



冷蔵庫はどうして冷える?
でん「質問です。氷に塩を混ぜると氷が溶ける事でまあ、融解熱って言いますけど、温度下げることが出来ます。

   マイナス10℃から、上手く調合すれば、マイナス20℃ぐらいまで下げられます。

   でも冷蔵庫はマイナス20℃から最近の冷凍庫だとマイナス30℃、40℃まで下げれる物もあるんですよ。

   冷蔵庫は、冷凍庫はどんな仕組みで温度を下げているんでしょうか?」
潤「そりゃ、電気の力ですよ。」
でん「なるほど。夏暑いとき、夕暮れ時とかにですね、どうします?庭があったら。」
潤「打ち水。」
でん「そうなんです。打ち水は何で温度が下がるんですか?」
小沢「熱を、水をかけることによって、地面の熱を奪うから。」
でん「まぁ、水自身が奪いますけど、水が蒸発するときにさらに奪うんです。ちょっと実験やってみましょうね。

    なんといっても体験が大事です。これティッシュペーパー。これを適当な大きさに切って、

    これに、これアクリルを接着するときに使う液体ですけど、とても蒸発しやすいです。

    アルコールよりもさらに蒸発しやすい液体。」
ティッシュペーパーに液体をかける。
小沢「あれ?これ、ライターのオイルでしょ?」
でん「ライターのオイルです。これを(ティッシュペーパーに)かけます。そしてじゃあ小沢さん手を出してください。」
小沢さんの手にティッシュペーパーをのせる。
小沢「あーもーっ!こわ~い!」
でん「で、火を・・・」
ティッシュに火を付ける先生。
小沢「ちょっと待って!絶対に危ないじゃん!怖いじゃん!あれ?もう捨てていいの?熱いよ!熱いよ!あれ?でも冷たい!?」
でん「熱くないんですよ。ほら。」
火を付けたティッシュを手のひらにのせる先生。
小沢「あれ?何?」
でん「落ち着いて。」
小沢「本当だ。熱くない。冷たい。」
でん「もっかい・・・」
小沢「いや、もう無理でしょ?今は無理でしょ?でも差、見ちゃうとさ、どうしても火見ると『熱!』って思っちゃうもん。」
潤「すごい危険じゃないですか?これは?」
ティッシュを潤さんの手のひらにのせる先生。
小沢「目をつむりな潤。」
でん「冷たいでしょ?」
潤「冷たい。」
でん「じゃ、目をこう(手で)覆っててください。」
小沢さん、潤さんの目を手で覆う。
小沢「火を見ると人間は『熱!』って言うから。(潤さんの手のひらにのっけたティッシュに火を付ける先生。)

    実は潤さん、もう(火)ついてるよ。」
覆っていた手をどける小沢さん。
潤「熱っ!」
小沢「だから熱くなかったじゃん!熱くなかったじゃん!」
潤「なんでだよ?これなんだ?」
でん「まぁ、炎が直接手に当たると確かに熱いんですけど。」
小沢「燃えてる物自体は別に熱くないんです。」
でん「そうするとですね、この炎は上で確かに温度が高いんですけど、下の方にアクリル接着剤があって、

    それがどんどん蒸発します。そうすると、冷却効果があるので、」
小沢「なるほど、蒸発するときに冷やしてくれるんだ。」
つる「でもこれが冷蔵庫の原理につながっているんですか?」
潤「そうなの?これだって冷蔵庫に火ついてないですよ?」
でん「蒸発させることで、温度を冷やす。そこが共通なんです。こちらにスプレーがあります。ご存じですかね。

    ちょっと手が熱くなってるかもしれません。これやると・・・。」
潤さんの手にかける。
潤「あ~っ・・・つめてぇ。」
でん「これ、スポーツなんかの時に筋肉を冷却する。」
小沢「筋肉が熱持ったときか。」
でん「これもね、何かに出してみれば分かるかな。液体がほら。」
容器の中にかけると液体がでてきた。
小沢「あーすごい。すごいな先生。」
でん「ほら、分かります?」
潤「液体なんだ。」
でん「これも蒸発しやすいやっぱり液体が入っていて、それを噴射することで蒸発させます。

   そうすると気化熱で、打ち水の原理です。筋肉を冷やしたりするんです。」
潤「なるほどね~。」
でん「で、冷蔵庫の中でいつも蒸発させるとなくなっちゃうので、実は循環するようになっています。

   冷蔵庫の冷凍庫の所で、蒸発させて、温度を下げます。それがあの細いパイプを通って外の方にいって、

   そこでまた圧縮させることで液体に戻して冷やして、また中へ循環するようになっているんです。」
小沢「分かった!先生、クーラーとかを家に取り付けて、外に室外機があって室外機、熱い熱を出してるじゃないですか?」
でん「あそこで液体に戻して、中に入れて、その液体を蒸発させて温度を下げてまた外に持っていって

   液体にして部屋の中の熱を?」
小沢「外に捨ててるんだ。」



マイナス196℃の世界
でん「今度はもっと低い温度、マイナス196℃の世界ですね。」
小沢「未知の世界ですね。」
潤「えーっ!?マジで?」
でん「絶対零度、これ以上下に下がらないってのはマイナス?」


問題 絶対零度(これ以上下がらない温度)は何度?
小沢「27・・・ほにゃららですよね?その辺ですよね?」
でん「まぁそうですその辺です。はい。(潤さんに振る)」
潤「これね、実はもう270℃なんですよ。」
でん「なるほど。まぁ正確に言うと違います。約ですねまぁ、270℃でもいいんですけど、マイナス273℃。

    本当はもっと端数があるんですけど、だいたい273℃と思えばいいです。」
潤「もうそれ以上はもう下がらない。」
でん「それ以上はないです。」
小沢「地球以外の星でも?」
でん「どこでも。」
小沢「へぇ~っ。」
でん「マイナス196℃なんで、まだ絶対零度ではないんですけど、沸騰してますよね?

   液体の窒素が沸騰する温度がマイナス196℃なんですよ。これを使ってやっていきましょうか。

   まずこの消しゴムなんかどうでしょうか?いろんな物を入れてみましょうということで。」


液体窒素に消しゴムを入れる実験
小沢「マイナス196℃の中に入れるんですか?」
潤「そのまま固まるのかな?」
つる「なんかどうなるのか・・・」
消しゴムを液体窒素の中に入れる
小沢「すごい音した。」
でん「唐揚げみたいなね。」
小沢「ここのでてくる(霧)も増えちゃってる。」
でん「これはそうですね、(中に)熱いのが入ったんで、盛んに沸騰しているわけです。こんな状態ですね。」
中から消しゴムを取り出す。
つる「うわっ!」
小沢「うわっ。大理石みたい。」
消しゴムを潤さんの方へ。びびる潤さん。潤さんが消しゴムをさわっていると・・・・
つる・でん「わーっ!」
消しゴムが粉々に! 潤さんびっくり。
でん「ってことになるんです。」
つる「井戸田さん何やってるんですか!?」
潤「俺じゃないよ!」
でん「これはですね、凍らしてから、固めてから取り出しておくとある段階ではじけることが多いんですよ。」
潤「もう、言っといて・・・」
でん「でもすごいいいタイミングでいきましたよ。」
小沢「あ、もうこれ消しゴムに戻ってる。」
でん「そうなんです。急冷したので、よくガラスビンなんかを急に温めたりすると割れたりすることがあるでしょ?

   それと同じなんです。今冷やしといて、固めてあります。外に出すと急に温まるでしょ?」
小沢「マイナス196℃から今のこの20℃まで一気に温まって・・・」
でん「そう、その時にぐっと無理な状態で固まってましたから、急に外側から温まってきたので、

   膨張・収縮そこに無理がかかってばーんとはじける。他の物もやってみましょうか。」
液体窒素に柔らかいボールを入れる実験
小沢「まだあるんですか?」
でん「じゃ、ボールいきます。」
小沢「(ボール)さわらせて。あ、柔らかいね。」
潤「いや、それも絶対にはじけるでしょ~。」
小沢「中に空気入ってるもんね。」
潤「だってゴム素材でしょ?いってもいっしょに。」
液体窒素の中へ柔らかいボールを入れる。
小沢「うわーすごい。あーつめた。さむ。」
でん「すごい激しく・・・」
潤「カッチカチじゃない。」
小沢「もう軟球でもゴム球でもないですねこれ。硬球ぐらい硬い・・・。」
潤さんにボールを渡す。
でん「前の方の床に落としていただけますか?」
潤「じゃ、いきますよ。」
潤・小沢・つる「おーーーーーーっ!」
激しい音がしてボールが粉々に!
潤「俺なんて事をしてしまったんだ!おい!」
つる「わーっ。割れた・・・」
潤「えーーーーっ!」
でん「温度が低くなると硬くなるんです。」
小沢「ほかにもあるんすか?何か。」
でん「じゃあ・・・」
小沢「割といろんなのみたい!」
でん「例えば、ほうれん草とか冷やしといて(手でつぶしたら)こうやったらふりかけとか出来そうじゃないですか?」
小沢「あーできそう。こうやってつぶせるかなでも。」
でん「今はこのバラでやってみましょうか。」
つる「(においをかいで)あ、生花ですね。」


液体窒素にバラの花を入れる実験
でん「このバラを(液体窒素の中に)入れてください。」
小沢「すごいね。」
つる「形は変わらないんですね。」
でん「はい。もう充分冷えてますよ。もう、ギュッといってみますか?」
小沢「いいの?」
ちょっとポーズを考えている小沢さん。と、花びらが一枚落ちてしまった。
潤「早くしな。早くしな。」
手でつぶすとバラの花びらが粉々になっていく。
でん「すごい粉々に出来ますね。」
潤「あーあ。」
つる「なんかむなしい気分にもなってくるのはなぜでしょう?」
でん「ま、これぐらい冷たいって事なんですね。」
潤「すごいね。」


コロコロアイスクリーム完成?
つる「さぁ、皆さん、アイスクリームが出来たようです!」
潤「やったぁ~っ!」
つる「ありがとうございます。もうかれこれずいぶん経ってますよね?」
スタッフ走って潤さんの元へ。
潤「出来た?」
スタッフ「できました!どうぞ!」
潤「よっしゃ!」
でん「まだ氷が残っているような音がしてますね。」
潤さんとスタッフ握手
つる「ありがとうございます。」
スタッフ「やるだけのことはやりました!」
つる「じゃあ、中がどうなっているでしょうか?まずちょっと・・・。」
なかなか蓋が開かない。
小沢「開く?大丈夫?」
つる「お願いします。」
潤さんに渡す小沢さん。
小沢「お願いします。」
潤「なんだよ~。」
蓋を開けると・・・
でん「おーっ。」
小沢「美味しそうじゃん!」
潤「(容器の)まわりにくっついてる。」


コロコロアイスクリーム完成!
でん「まぁ、周りから冷やされてるんで、しかも回転させてるんでね。」
小沢「あ。うまそうじゃん。けずってみよ!」
潤「お、すごいすごい!」
つる「見た目良さそうですよちょっと。」
でん「色が美味しそうですね。」
潤「これ完全にアイスだ。」
つる「すご~い。綺麗に入れてくださって。いただきましょうか。」
潤「じゃあ、早速。」
みんなで試食。
小沢「潤さんどうぞ。」
潤「いただきます。・・・うん。あま~い!旨いぞ?これ。」
つる「大絶賛!」
小沢「美味しいこれ。普通に売ってるのとなんらそん色ない。」
潤「めちゃくちゃ旨い!」
小沢「
俺これ、今年のお中元にするわ。」
潤・でん「あははははっ。」

----------りつさんありがとうございました--------------