株は上がってドル売られる展開でした。株価にとっては、朝方発表された米実質国内総生産(GDP)改定値と住宅価格指数が好感されたようです。
ドルインデックスは、高値にはありますが、下げている状況です。
ドル/円は、経済指標発表でドルが買われ、円安に触れた後は徐々に円高になって行き、113円年半から112円前半までドル売り・円買いが進みました。
ドル/円は、昨日の東京時間からロンドンを経てNY時間にいたるまで、1.7円近く上げて、1円ほど下げるという、かなり荒い値動きとなりました。
かなりのボラティリティで、FXとレーダーにとってはウハウハの一日だったでしょう。なかには逆に振らされているトレーダーもいるでしょうね。
チャートって、後から見れば、あそこで入っていれば大儲けできたのに、あそこで出ていればこんな損はしなかったのになんて思うこと、いっぱいありますよね。
なんでそのときに、瞬時に判断できなかったのか...そんな後悔との戦いですかね。
今までの「Trump Euphoria」の雰囲気は、少し変わってきたのかもしれませんね。長期金利が2.30%を下回りました。
もちろんこれだけでは判断できませんが、なんとなくですが、今までの上昇の勢いとは違うような感じですかね。
トレードは感覚も大事だと、ある専門家が言っていました。最後は勇気だ、えいやぁ~だとも言っていましたね。
チャートを見ていると、入るところ出るところを教えてくれる...神がかった話ですが、ベテランのトレーダーの方からは、よく出てくるセリフですね。
今週は重要指標が目白おしなので、様子見ムードもあり、ポジションを軽くする動きまりありで、どうしてもポジションをニュートラルにしたくなるときですから、目先の動きはその表れと捉えれば、今の下げで上昇は止まったと判断するのは難しいですかね。
今日は、OPEC(石油輸出国機構)総会がオーストリアで開かれます。価格上昇を狙いとした減産について協議する方針です。
OPECが減産に踏み切れば、リーマンショックに端を発した世界的な景気悪化で需要が減少していた2008年12月以来、8年ぶりとなります。
OPECの総会は、今日午前11時(日本時間の午後7時)からオーストリアのウィーンにある本部で開かれます。原油価格の低迷が長引く中、OPECは、ことし9月に加盟国全体の生産量に上限を設け、事実上、減産することで合意しています。
今回の総会では、政情不安で生産量が落ち込んだナイジェリアとリビアを除く12か国に割り当てる具体的な生産量について協議が行われる見通しで、欧米からの経済制裁が解除され、増産を計画するイランの対応が焦点となりそうです。