僕にとっての陸上とは…。 / 陸上競技ってなんだろう。
僕にとっての陸上。
率直に言うと、自分の得意な部分が出せて、個人競技とは言えども、いい仲間はたくさんできる。
僕は短距離だったので、速さを追及するが、多方面でも競技を見つめいろいろな練習をする。
練習は厳しいものもあったが、他校と同じ練習ではないし、たのしいものもあれば、つらいものもある。
自分で考えてやらなければならないときもある。
個人競技とよばれる所以がそこにはある。
その人のやる気次第で、すべての練習の成果が決まってしまう。
練習する人。しない人。
様々だ。
僕は中間だった。
それこそ熱意はあるものの、状況でゆらいでしまうことが多々あった。
しかし、完璧な人間などいないのである。
今が一番よかったのだと思っている。
逆に自分が先輩になったら、教えるという楽しさもある。
頼られればうれしいものだ。
いい先輩に自分はなれたのだろうか??
練習が競技、パフォーマンスでだせて、いい記録につながると、また、大会で勝ち進むとすごくうれしい。
逆に、負けてしまうと、すごく悔しい。
この点では他の競技と同じですかね。
だけどこの競技の特徴は、順位だけでなく、記録の勝負があるということ。
他の競技を蔑むわけではないし、陸上が楽といった意味ではないが、
僕にとっては、勝ちだけで、試合をしていくようなシステムでは、今はもう辞めてるであろう。
勝てなくても、ベストが出れば、次につながる。
他人より、勝負実績ではなく、記録がよければ、上の大会で使っていただけることもある。
そこがこの競技のおもしろい点。
しかし、個人競技だから辛いだとか、そういう部分もある。
でも僕は、陸上競技を中学一年生から初めてから多くの、本当に良い仲間達、友達に出会えた。
話しこんだし、いっしょに練習もした。
僕は陸上競技とはきってもきれない、多くの選手が体験したことのあるであろう、肉離れに数回なった。
それこそ辛かったが、仲間がいたから克服できた。
練習、学校生活、遊び。
陸上でできた仲間は本当にいい仲間ばっかりだっだ。
いっしょにいて楽しい。
だから僕は個人競技とは必ずしもいえないと思う。
それと同じく、頼りがいが合ったり、おもしろかったり、良い先輩ともたくさん出会えた。
また、色々な指導をしてくださる先生方にも出会った。
すごくお世話になった。
スポーツであり、上下関係や厳しさ、礼儀などが学べる点では他競技と通ずるものがある。
陸上はセンスがものを言う、ということがよく言われるが、実際僕もそう思う。
だが、一番重要なのは、どれだけ練習したか。
どれだけ競技に対して真面目になれたか。
どれだけ陸上を通してたくさん学べたか。
にあると思う。
僕は以上の点では満足とはいえないかもしれないが、
良い仲間ができたことが最大の結果。
陸上を通じて多くを学べたと思う。
最後にもう一度。
僕にとっての陸上競技とは、
「多くを学べ、また、他競技より仲間がたくさんできる、自分の居場所がいつもそこにはある、青春を支えた生甲斐。」
である。