25時間テレビ | 日記がわり

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日々思ったことをなんとなく書きます。

「二十何時間テレビ」みたいのはあまり好きじゃないんですが、なんだかんだいって毎年チラチラ見てしまっています。  


自分が予備校生のときだったと思うんですが、お笑いにめちゃハマってた時期がありました。

その年の夏の「24時間(か27時間)テレビ」で、夜中にお笑いコーナーがやると聞いて、

「やるの3時くらいだし起きて待ってよう」

と意気込んでました。

今は3時寝なんてなんてことないですが、当時は12時ごろには寝ていたので、3時まで起きてるというのはちょっとチャレンジでした。  


しかし、石原都知事が出たために予想以上に長引くミ○オネア(いけないのは必要以上にためるみ○さん)。 

たいしたトークもしないのにのんびりやってる音楽番組コーナー。

無駄に長い時間をさいた、喋りまくりのさ○まさんと○居くん。

そんなこんなで、お笑いコーナーが始まったのは予定より一時間近く押した時間でした。

1時間半くらいのコーナーが30分くらいに。 

芸人一組(もしくは一人)のネタ時間はものすごく短くなってしまいました。 


そんな中、がんばる芸人さんたち。

予定していたネタができた人たちはいなかったんじゃないでしょうか。

そのコーナーの後はF1の中継だったので、そこは押すわけにはいかなかったようです。

(F1は好きなのでそれは腹はたたなかった) 


で、芸人さんたちよりかわいそうなのはお客さんだと思いました。

何時間も真夜中に待たされて、あげく満足にネタもみられない・・・。

テレビの前の視聴者にも、スタジオのお客さんにも、芸人さんにも、失礼な扱いだと思いました。

カットできたところはいっぱいあったはず。

なのに、夜中のコーナーで視聴者がそんなにいないだろうからって、そこに全部しわよせがいったことに本気で怒りを覚えました。 


結局寝たのは朝5時。

そのコーナーが終わってからも怒りがおさまらず、よくみていた携帯HPの掲示板をみて、ファン同士、「あれはひどいよね!」みたいにみんなで怒り狂ってました。

怒りすぎて涙がでてきました。

自分は悲しくて泣くことはあまりないですが、くやしいとなんでだか涙が出てきます。

何をこんなにアツくなってるんだと今なら思えますが、当時はホントに怒ってました。 


あげく、フ○テレビに抗議の電話をした子までいたんですが、そういう電話が多かったらしく、「申し訳ないけどしかたないじゃないですか」的なこと言われたらしいです。

忙しかったんでしょうが、それってあんまりじゃないですか。

このころは今ほどのお笑いブームではなかったので、こんな扱いをされてたんでしょうか。

それともあたしたちが怒りすぎだったんでしょうか。

生放送はハプニングがつきもので、とくに長時間となるとやるのはホント大変だと思います。

でも・・・。  


そもそも丸一日かけて生放送する意味ってあるのかなぁ・・・。

好きじゃない理由は、「感動させようとしてるかんじ」が丸出しだから。

やたらチャリティーだ環境だ根性だ協力だとか言ってて、なんか反発心が出てきちゃうんですよ。

単なるひねくれ者なのかもしれないけど。

(さっそく「素直になる」ができてない!) 


地方の活性化や、何かいいことを始めるきっかけになる企画もあるとは思う。

けど、テレビで使ってるお金の一部でも寄付したほうが募金とかするより多くの額になるんじゃないかとか思ったり。

でも意味がなきゃこういう番組やらないですよね。

あたしの見えないところでいいことは起こってるんでしょうね。 


でもやっぱりテレビ界はおそろしいです。

絶対世の中の嫌なとこいっぱい見るんだろうな・・・。