先日よりUPしている
私が小学校1年生のときの文集
「せんせい あのね 」シリーズ
今日は第3弾です
ご興味を持ってくださった方は
前の記事をご参照くださいね ↓
11月23日 せんせい あのね
11月30日 せんせい あのね(初めての遠足)
読書感想文です
文章がとても多くなりますが
お付き合いいただけたら嬉しいです
感想文と言うよりは
国語の教科書に出てくる
「小さな白いにわとり」に宛てて
書いた手紙
このにわとりには ぶたやねこ
犬などの友だちがいますが
この友人たちは
畑を耕すときも 小麦の種を蒔くときも
刈り入れも 粉挽きも パンを焼くのも
「ぼくはやらない」「私もイヤ」
と言って 誰も手伝いません
にわとりは 文句を言わずに
「それでは私がやりましょう」と
全部ひとりでやりました
ところが パンが焼けると
手伝わなかった友人たちは
「ぼくは食べたい」「私も食べたい」
と言います
ここで物語が終わっているのです
この 小さな白いにわとりさんへ
1年3組のこどもたちは
手紙を書きました
40年前の1年生 侮れません!
手紙を書いた32人のこどものうち
「 あげない方がいいよ 」
との 厳しい助言(?)は なんと
半数以下の13人
それだって まずは にわとりさんを
ほめているこどもが多く
「 にわとりさん、みんなが『いやだ』
っていったとき『なんだよ』って
いわなかったのがよかった。
やけたパンは、てつだわなかった
かわりに、あげないほうがいいよ 」
など
「 あげる派 」「 あげない派 」の
どちらにしても 19人が
「 ひとりでやって えらかったね 」
「 おこらないで おりこうだね」
と 書いています
さらに
「 みんな不親切だったけども
それでも パンを分けてあげてね 」
と言うこどもが 10人 !
「 パンをやいたらあげてね。
どうしてかっていうと、ぶたやねこは
おきゃくさまだからよ 」とか
「 ぼくからもちゅういしておくから
ゆるしてやってね。
みんなをしょうたいしたら
いいともだちになれるんじゃないの 」
小学校1年生の こどもが
こんなプラス思考で 解決策を
提案しているなんて …
また
「 分けてあげちゃダメ 」とも
「 分けてあげてね 」とも言わずに
一緒に考える こども人格者もいて…
「 いやだといわれたときは
どんなきもちでしたか 」と
問いかけています
彼が今 父親になっているとしたら
すばらしい子育てをしているのでは
…なんて思ってしまいます
まったく別の視点から
にわとりさんを思いやっているのは
「 パンをやくときは したのひで
やけどしますから、ふたをしてください 」
一年生って すごいなぁ

優しくて 思いやりがあって 思慮深くて …
人間はやはり性善なのかなと
思わされます
さあさあ
私は いったい にわとりさんに
どんな手紙を書いたのかな?
………!!
…バサッ と 2行で終了
「ぶたたち 」と呼び捨て そして
命令口調で「 ひとりで たべなさい 」 …
私のblogに 過去
「 気持ちが温かくなります 」
「 ほっこりします 」
と コメントをくださった方々
誠に申し訳ございません

この手紙を書いてからの40年の間に
様々な経験を重ねて 私も少しは
人それぞれの立場を考えるように
なったかとは思いますが …
今も こんなブラックな私が
チョイチョイ 鎌首をもたげて
いるような 気もしています
文集には 小学校で飼育されていた
にわとりの写生画も綴じてあります
私からの手紙を受け取った
小さな白いにわとりさんも
さぞかし 戸惑われたことでしょう
iPhoneからの投稿
私が小学校1年生のときの文集
「せんせい あのね 」シリーズ
今日は第3弾です

ご興味を持ってくださった方は
前の記事をご参照くださいね ↓
11月23日 せんせい あのね
11月30日 せんせい あのね(初めての遠足)
読書感想文です
文章がとても多くなりますが
お付き合いいただけたら嬉しいです

感想文と言うよりは
国語の教科書に出てくる
「小さな白いにわとり」に宛てて
書いた手紙

このにわとりには ぶたやねこ
犬などの友だちがいますが
この友人たちは
畑を耕すときも 小麦の種を蒔くときも
刈り入れも 粉挽きも パンを焼くのも
「ぼくはやらない」「私もイヤ」
と言って 誰も手伝いません
にわとりは 文句を言わずに
「それでは私がやりましょう」と
全部ひとりでやりました
ところが パンが焼けると
手伝わなかった友人たちは
「ぼくは食べたい」「私も食べたい」
と言います
ここで物語が終わっているのです

この 小さな白いにわとりさんへ
1年3組のこどもたちは
手紙を書きました

40年前の1年生 侮れません!
手紙を書いた32人のこどものうち
「 あげない方がいいよ 」
との 厳しい助言(?)は なんと
半数以下の13人

それだって まずは にわとりさんを
ほめているこどもが多く
「 にわとりさん、みんなが『いやだ』
っていったとき『なんだよ』って
いわなかったのがよかった。
やけたパンは、てつだわなかった
かわりに、あげないほうがいいよ 」
など
「 あげる派 」「 あげない派 」の
どちらにしても 19人が
「 ひとりでやって えらかったね 」
「 おこらないで おりこうだね」
と 書いています

さらに
「 みんな不親切だったけども
それでも パンを分けてあげてね 」
と言うこどもが 10人 !
「 パンをやいたらあげてね。
どうしてかっていうと、ぶたやねこは
おきゃくさまだからよ 」とか
「 ぼくからもちゅういしておくから
ゆるしてやってね。
みんなをしょうたいしたら
いいともだちになれるんじゃないの 」
小学校1年生の こどもが
こんなプラス思考で 解決策を
提案しているなんて …
また
「 分けてあげちゃダメ 」とも
「 分けてあげてね 」とも言わずに
一緒に考える こども人格者もいて…
「 いやだといわれたときは
どんなきもちでしたか 」と
問いかけています
彼が今 父親になっているとしたら
すばらしい子育てをしているのでは
…なんて思ってしまいます
まったく別の視点から
にわとりさんを思いやっているのは
「 パンをやくときは したのひで
やけどしますから、ふたをしてください 」
一年生って すごいなぁ


優しくて 思いやりがあって 思慮深くて …
人間はやはり性善なのかなと
思わされます

さあさあ

私は いったい にわとりさんに
どんな手紙を書いたのかな?

………!!
…バサッ と 2行で終了
「ぶたたち 」と呼び捨て そして
命令口調で「 ひとりで たべなさい 」 …
私のblogに 過去
「 気持ちが温かくなります 」
「 ほっこりします 」
と コメントをくださった方々
誠に申し訳ございません


この手紙を書いてからの40年の間に
様々な経験を重ねて 私も少しは
人それぞれの立場を考えるように
なったかとは思いますが …
今も こんなブラックな私が
チョイチョイ 鎌首をもたげて
いるような 気もしています

文集には 小学校で飼育されていた
にわとりの写生画も綴じてあります
私からの手紙を受け取った
小さな白いにわとりさんも
さぞかし 戸惑われたことでしょう

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