ここでは、Springを使用したWEB開発をするための設定を見ていきます。
SpringのWEBプロジェクトを作成するところまでを記述します。
具体的なWEB作成サンプルは次の記事 で書いてみようと思います。
まず、tomcatをインストールしておいてください。
そして、eclipseを起動してください。
【SpringIDEプラグインのインストール】
Springで使用するeclipseのプラグインをインストールします。
設定ファイルの間違いを指摘してくれたり、AOPで織り込みをしている箇所を教えてくれたりする優れものです。
eclipseの、ヘルプメニュー ⇒ ソフトウェア更新 を選択します。
以下のウィンドウが開きます。
「http://springide.org/updatesite/
」を入力して、OKを押します。
すると、自動で必要なものをすべてインストールしてくれます!
【プロジェクトの作成】
次に、SpringのWEBプロジェクトを設定していきます。
eclipseの、ファイルメニュー ⇒ 新規 ⇒ その他 を選択します。
以下のウィンドウが開きます。
プロジェクト名に「test」と入力してください。
そして、下記のターゲットランタイムの新規ボタンを押すと、以下のウィンドウが開きます。
開いたウィンドウで、インストールしているtomcatのバージョンを選択します。
選択したら、次へボタンを押します。
参照ボタンを押し、tomcatをインストールしているディレクトリを選択します。
終了ボタンを押します。
するとプロジェクトが作成されます。
次は、プロジェクトにSpringを適用します。
プロジェクトを右クリックし、
Spring Tools ⇒ Add Spring Project Nature を選択します。
するとプロジェクトのところにSというマークが付きます。
これでプロジェクトの設定は完了です。
【Springに必要なファイルを設定する】
ここからは、実際にSpringの設定ファイルの作り方を見ていきます。
ファイルメニュー ⇒ 新規 ⇒ その他 を選択します。
Spring Bean Definitionを選択し、次へを押します。
すると、以下のウィンドウが表示されます。
WEB-INFの配下に「test-servlet.xml」を作成します。
Springでは、必ず必要なXMLファイルが2つあります。
「プロジェクト名-servlet.xml」 と 「applicationContext.xml」です。
ここではプロジェクト名をtestにしたので、test-servlet.xmlをまず作成します。
次へボタンを押すと以下のウィンドウが表示されます。
Spring設定ファイルで使用できる名前空間が一覧になっています。
ここでは、AOPとtxとutilくらいを選択しておけばいいと思います。
やっていくうちに他のものも見ていってください。
終了ボタンを押すとXMLが作成されます。
XMLファイルには、Sのマークが付いていると思います。
これは、eclipseでSpringとしてこのファイルを管理している、ということを示します。
この後、同じ方法で「applicationContext.xml」ファイルも追加してみてください。
【ライブラリをインストールします】
以下の場所にライブラリをドラッグ&ドロップします。ダウンロードはこちら 。
場所: WebContent/WEB-INF/lib
ライブラリ:
spring-2.5.6.jar
spring-web-2.5.6.jar
spring-webmvc-2.5.6.jar
ダウンロード場所:
http://www.springsource.org/download
ダウンロードはdownloadリンクを押して、次の画面で「Community Download」のリンクを押してください。
メールなどの情報を入力後、ダウンロード画面に行きます!
※このサンプルでは上記3つのライブラリで十分です。
実際には、必要に応じて増やしていきましょう。
ここまでは大丈夫でしょうか?
大丈夫でしたら、実際に次の記事 を見て、WEBを表示するところまでのSpringの設定をして見ましょう!
参考: