熱戦!~全日本車椅子ソフトボール選手権~
7月4日・5日と”千歳アウトレットモール・レラ”にて
開催された
【第3回全日本車椅子ソフトボール選手権大会】
”車椅子ソフトボール”
発祥の地はアメリカ、そして日本ではここ北海道で誕生しました。
第1回大会が開催された2013年は、北海道と東京の2地域からの参加というところから、
第3回目の今回は、北九州や横浜のチーム等、計8チームが熱戦を繰り広げるまでに
規模が拡大!
競技の広がりを感じます。
そして、東北で熱い想いを持った高校生から生まれたチーム
”宮城ファイティングスピリッツ”
菅原 健輔選手
#55
2013年の東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝を間近で観た
菅原選手。
「ぼくも、野球がしたい、プレーがしたい!」
強く想い、自分がプレー出来る場所はないか?と探していたところ、
”車椅子ソフトボール”という競技があることを知ります。
東北にチームがなく、自力でメンバーを集めようと1人で活動、
5月にチームを発足!
今も尚、東北でのプレーヤーは1人、
あきらめない心は津軽海峡を越えて・・・!
今回は
”宮城ファイティングスピリッツwith HOKKAIDO LOVERS”で出場!
ワンプレーを大切に大切にする菅原選手!
内野フライで自分でアウトをとったときの喜び爆発!
それ以上に、自分から仲間にかけより、喜びを共有する姿もフレッシュ!
今大会、新人賞を獲得しました。
青のユニフォーム、前回大会まで2連覇を達成している
”北海道ノースランドウォリアーズ”
今まで練習してきたことを全てグラウンドに・・・!
【Enjoy!】
1塁へ!駆け抜ける全力疾走!も車椅子ソフトボールの魅力。
この長打で野球なら完全セーフ!も車椅子ソフトでは1塁アウト!?
野球のセオリーが通じないことも面白いと野球経験者の選手はおっしゃいます。
今年の優勝チームは
”TOKYO LEGEND FELLOWS”
優勝旗が初めて津軽海峡を渡ります。
決勝戦は”北九州シルバーウイングス”と対戦!
白熱の試合を繰り広げました。
(写真は初日、宮城との対戦の様子)
競技を通した”交流”もたくさん生まれました。
日本で競技人口が多い野球。
その野球のルールを適用して、障害を持つ方々もプレーできるように。
北海道ノースランドウォリアーズ監督で
日本車椅子ソフトボール協会 技術強化部長
斉藤雄大さんが大会前におっしゃっていた
「”車椅子ソフトボール”という競技が”ここにある”ということそのものが魅力」
という意味が大会を通じて、参加することで理解できた気がします。
この2日間、実際に打席に立ち、守備につき、喜びを共にし・・・
参加させてもらい感じたのは、
生きる躍動感。
試合になると
やっぱり勝負心に火は点くし、打ちたい!という想いに駆られるし、
負けたら悔しいし、そこには色んな喜怒哀楽があるよなぁって。
喜怒哀楽を表現できる場所があることの素晴らしさそのものを感じました。
(投稿:イーダッシュ)
大会終了後の8月には、車椅子ソフトボールワールドシリーズが開催!
JAPANチームはアメリカ・ミシシッピ州へ…!