陸上スクールの必要性 | SPORTS PLANET スポーツプラネット

陸上スクールの必要性

こんにちは!

福岡で奮闘中のとぅでいです!
本日も学んだことを中心に書いていきたいと思います。

前回、外での遊びを知らない、運動が苦手な子がそのまま中学校に入り辛い思いをしているということを記事にして書きました。その実情を改めて感じた話や体験をしてきました。


まず、聞いた話によれば、最近の子供達の傾向として、転んだ時にとっさに手がでない子がいるそうです。
みなさん昔遊んでいて、よくコケたりしませんでしたか?コケたら自然と手が前に出て、手から落ちて最悪の大怪我などは防げたと思います。昔は外で遊ぶ環境のほうが多かったから、その環境の中、コケたら手が出るというのを無意識のうちに身体が学んでいったんですね。

しかし今の子供達は家でゲームばかりしていて、外で遊ぶことを知らないので、コケたときとっさに手が出ないらしいんです。顔面または体から地面に叩きつけられ、手はあとからという状況です。


想像すると衝撃的ですよね・・・。
自分らからすると信じられないようなこと。

少しの転倒が死に直結してしまう可能性だってあります。


昔は子供なんてコケるの当たり前。色々な怪我をして泥んこになって帰ってくるくらいなものでした。
しかしこれは実際に子供達にとっていいという結果が出ています。教育理論上で、それにより身体の運動神経や危機管理能力が育まれると言っています。

それが無い今の子供達。涼しい家でずっとゲームをしている生活では、運動能力など育まれません。


コケ方を知らない、そんな子供達がいる今の環境は恐ろしいとしか言えません・・・。


しかし、逆にコレはビジネスチャンス!

外で遊ぶ楽しさ、走り方、言えばコケ方を教えるスクールを作ればいい!(これは極端すぎますが)

需要は大いにあります!親御さんだって外で遊ばせたい、運動させて健康に育ってほしいのは当たり前だからです。


なぜ需要があると言い切れるか?それはこの前、研修でいってきたイベントにあります。

先週の金曜日の祝日に、かけっこ&体操の無料体験教室というのを開催しました。
陸上経験者の指導員の方と体操経験者の方を筆頭に、子供達が運動することに対して「苦手、出来ない、つまらない」を少しでも「得意、出来た、楽しい!」に変えるための教室です。

当初の予定では午前の部50名、午後の部50名で募集をかけたところ、なんと3日も立たずして定員越え、1週間たったころにはなんと合計で300名以上から応募があり、抽選という形にしなければならないほどの応募者が殺到しました。

無料と言うこともありますが、当初の予定にしては十分すぎるほどの需要です。それだけ今の子供達の現状を変えたいと思っている親御さんが多いということですね。


もちろんこちらもプロの指導員、私も参加させていただきましたが、かけっこや体操という人によっては一見他のスポーツに比べて面白みにかける印象があるかもしれない種目。だからといって楽しくないわけじゃない。プロとして大いに盛り上げ、子供達を全力で楽しませる。やり方次第でどんな種目も楽しくさせる。いわゆる質を上げるのがプロというもの、そこは誉めて、声をかけて、盛り上げて!

結果的にかけっこや体操スクールは非常に大盛り上がりで終わり、成功を収めることが出来ました。


子供達が走ってる姿を親御さんは見ているわけですが、思いっきり笑顔で走る姿やちょっとしたハプニングも可愛いもの、とても満足そうに見ていらっしゃいました。

かけっこや体操など、外で遊ばせていれば自然と身につくことも、今では需要がある。それが今回の無料体験教室の応募者数で確認できました。あとは、スクール化をしていくだけです。

外で遊ばせていれば身につくようなことをスクールにも出来る可能性があるのが今の子供達の環境。一番最初に言ったように、外で遊ぶことを知らず、運動も苦手という子供が増えている証拠です。
新たなビジネスチャンスを発見し喜ぶとともに今の子供達の環境に寂しさを感じました。やはり、変えなければならない。スポーツ環境、運動環境を変えていくことは子供達の未来に繋がります。



ということでまたひとつ大きな夢が増えた私です。今後も子供達のために!頑張っていこうと思います!ありがとうございました。