「ドリームチーム、あれから20年・・・」 | SPORTS PLANET スポーツプラネット

「ドリームチーム、あれから20年・・・」

こんにちは、TOYODAです。

1991年9月21日、さかのぼる事20年前、
とあるチームが発表されました。
そのメンバーが集まる事で、まさに夢のチームが結成!

マイケル・ジョーダン
マジック・ジョンソン
ラリー・バード
チャールズ・バークレー
ジョン・ストックトン
カール・マローン
クリス・マリン
スコッティ・ピッペン
ディビッド・ロビンソン
クライド・ドレクスラー
パトリック・ユーイング
クリスチャン・レイトナー


そう、1992年バルセロナオリンピックで衝撃のパフォーマンスを見せ、見事金メダルに輝いた、アメリカ男子バスケットボールチーム、通称ドリームチーム
当時のNBAスーパースターたちが、アメリカのオリンピックでのバスケ金メダル奪取を使命に結成され、ド派手なダンクやノールックパス、アリウープにブロックショットなど、見るもの全てを魅了しました。

その後、世界選手権に向けて結成されたドリームチームⅡ1996年アトランタオリンピックでの連覇に向けて結成されたドリームチームⅢ、など、NBAプレイヤーがアメリカ代表に選ばれ、期待通りの活躍を見せて金メダルを獲得しました。

しかし、2000年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得後、2004年アテネオリンピックでは屈辱の3位銅メダル2006年の世界選手権でも銅メダル・・・
NBAプレイヤーで結成されたドリームチームでしたが、既にドリームではない、と大バッシングを受け、いつの間にか「ドリームチーム」と呼ばれることなく、アメリカ国内でもその求心力はかなり下がっていました。
当時、私はアメリカに留学して滞在していましたが、NBA各プレイヤーの評価は高くても、それがチームとして結成された時は、常にジョーダンやマジックなどが居た初代ドリームチームと比較され、評価は低かった記憶があります。

そんな中、アメリカの威信を懸け「奪還」と銘打って結成されたのが、コービー・ブライアントレブロン・ジェームスなど、現在の人気プレイヤーが参加した2008年北京オリンピックのアメリカ代表チーム。
初代ドリームチームを彷彿させるような圧倒的なプレイを見せ、金メダルを奪還したアメリカでしたが、やはりその時でも初代ドリームチームと比較され、やっぱりドリームチームと呼べるのは初代ドリームチームしかない、と言われました。

1992年バルセロナオリンピックに向けてドリームチームが結成されてから20年、
今もなお、現在のスーパースターをシミュレーションで集めて独自のチームを作り、初代ドリームチームに対抗しようと話題になりますが、結論は初代の方が何倍、何十倍も上だろう、となるくらい、その支持率は圧倒的。
この先、30年、50年、100年経っても、ドリームチームが色褪せる事は無さそうですね。