地域とスポーツ | SPORTS PLANET スポーツプラネット

地域とスポーツ


こんにちは。koken_nuuuuです。
プロスポーツチームとそのチームがホームタウンとする「地域」は、切っても切り離せないもの。
その「地域」で活動しているのはもちろん一つのクラブ・団体だけではありません。
プロスポーツを語る上で「地域密着」というものがキーワードになってくるのですが、それぞれのクラブが独自に展開していっている場合が多いのではないのでしょうか。
地域を盛り上げる上で同じ地域で活動するもの同士手を取り合うことは大きな力となります。


ここで、川崎フロンターレにおける例をいくつかあげてみたいと思います。
東日本大震災に対する復興支援活動Mind-1ニッポンプロジェクトの一環で募金活動をした際には、大相撲の春日山部屋・バレーボールのNECレッドロケッツ・ボクシングの新田ジムが合同で活動を展開していました。
等々力陸上競技場で行われるフロンターレのホームゲームでは、毎試合春日山部屋直伝の「塩ちゃんこ」が販売されていますし、サポーターの子供たちが春日山部屋に足を運び、一日入門体験をすると言った企画も行われていました。
とどろきアリーナで行われた新田ジムの主催興業では、フロンターレのマスコットであるふろん太が登場し、愛媛FCのあの一平くんとエキシビジョンマッチを展開。さらには試合のラウンドボーイも務めていました。また、フロンターレのファン感謝デーには、新田ジムの選手たちも参加し「はじめのミット」と題してミット打ち体験を実施し、フロンターレのサポーターの方々と交流をはかっていました。この日は「戦うフリーター」こと所英男選手も練習拠点が川崎という縁で参加し、「所さんのひねってこらえて」と題した絞め技講座などを行っていました。

地域を盛り上げるために、やはりスポーツの力は大きな役割を果たしますし、それぞれの競技のファンが他の競技に興味を持つきっかけを作ることが、大きなステップとなるのではないでしょうか。
私はフロンターレのファン感謝デーにおいて新田ジムの方々や所英男選手の近くでボランティア活動をしていましたが、その時ぜひ試合を観に行ってみたいと思いましたし、やはり実際に接したことのある選手は応援したくなるものです。
総合型地域スポーツクラブでなくとも、その「地域」にあるからというつながりで、一つの競技にとどまらずに多くの競技を応援する。その「地域」にあるからと各クラブ・団体が協力しあう。
「地域」と「スポーツ」の関わり方として、一つの理想の形といえるのではないでしょうか。