高校生が語るJリーグ | SPORTS PLANET スポーツプラネット

高校生が語るJリーグ

Jリーグの若者離れが進んでいる今日、若者の中心ともいえる高校生が語らせていただきます。

Jリーグの2010年度の年代別の観客数の割合は10代(11歳~18歳)が5.9%と一番低くなっています。
11歳~18歳と言えば中学生、高校生が対象としてあてはまります。
逆に一番割合が高いのは30代(30歳~39歳)の29.4%となってます。
(割合のデータはJリーグ公式サイトの2010年観戦者調査より)

では何故10代の観戦者が少ないのでしょうか?


Jリーグに対するイメージを高校生の友人に聞いてみました。

・つまらない
・有名な外国人がいない
・パススピードが遅い
・興味がない
・華がない
・海外組の方が気になる
という返事をもらいました。

中々ひどいイメージが多いです。
こんなイメージでは、Jリーグを観戦しようという気にはなりません。
自分はJリーグが好きで、観戦しにいきたいのですが、観戦にいけない理由がたくさんあります。
授業や部活で観戦しにいく時間がなかったり、交通費、チケット代を考えると中々手をだせなかったりするのが理由です。

逆に一番観戦者の割合が高い30代は何故観戦にいくのか、自分なりに考えてみました。

・若い頃にJリーグが開幕した
・経済的に余裕がある
・子供と一緒に家族で観戦
・土日は仕事が休み

という理由があげられるのかなと考えました。

若い頃にJリーグの全盛期をむかえていたわけですから、一度は見に行ったことがあるでしょう。
過去にいったことがある人は、二回目もいきやすいと思います。

さらに、若い頃からずっと応援している人がいます。
あと自分が稼いだお金で観戦できるのも大きいでしょう。


どうすれば10代の観客が増えるか?

既に取り組んでいるものもあるとは思いますが、自分が考えるのは

・高校生のチケット値段を安くして、コンビニで気軽に買えるようにすること。
・クラブの近くの学校の生徒を招待して、そこからJリーグの面白さを他の学生に広めてもらう。
・金銭的に厳しいと思うが、有名な外国人をとる。

最後に挙げたのは厳しいと思いますが、Jリーグが盛り上がるのには若い世代の人達が重要なので、Jリーグの各クラブには検討してもらいたいものです。


最後までご観覧ありがとうございました。


Miyazaki