“心と身体のケアサロン”

 岡山市中区円山(まるやま)

  アロマセラピーサロン&スクールA&K
 セラピスト&メンタルケア心理士 の小山敦子です。

 

 こんにちは。今、雨は止んでいますが、また降り出しそうな曇り空です。

 春という言葉には、何とも軽やかで、明るい響きがある。たとえば、これが「はる」ではなく、「ばる」だったら、どうだろう。ほんの少しの音の違いだけれど、私たちがこの季節に感じるイメージは、ずいぶんと異なるものになったかもしれない。

 日本語で、濁点を含む言葉には重たい印象を与える。単語が長くなり、音が増えれば、強そうな感じになるー。そんな言語研究について聞いたことがある。「はる」の響きが軽快さを感じさせ、重さや強さとは逆をいくのは、そうした理由もあるに違いない。

 韓国語で、春は「ポム」と呼ばれる。これもまた、どこか朗らかで、柔らかい言葉だ。さらに言えば、英語の「スプリング」は、弾むような感じか。跳躍やバネの意味もあるからだろう。何か新しいことが始まりそうな気がしてくる。

*朝日新聞「天声人語」2024/3/23より抜粋

 庭のキャベツが丸くなってきました。ちょうちょが飛んで来る前に、収穫しないとね。

 

 今日もすてきな一日になりますようにちょうちょ