出産は100あれば100のストーリーがあってそれぞれが神秘的。どのストーリーを聞いても同じものがないから、聞いてる私はいつもドキドキ、ワクワクしてしまうハート

 

 

いつか息子たちが大きくなって、

もしも子供を授かることがあれば、

君たちが産まれた時の話を存分にしてあげたい。

 

 

 

と言うことで、タイトル通り(すでにネタバレ)、次男キュンは羊膜に包まれて産まれてきました。

8万人に1人と言われるごく稀な出産を経験出来たことはそれはとてもありがたいことキラキラ

 

 

今回は出産体験記録として、キュンのために残しておこうと思います。

 

 

 

 

4月27日、旦那ボビオと義母、長男Jとランチをして帰宅。その後18時過ぎくらいから陣痛らしき痛みが始まったびっくりキターーー!

 

5分間隔までは家で待機と言われているので、陣痛の間隔を計ってみても定期的ではなくてかなりバラバラ。それでも痛みがあるのには変わりはないのが辛いところもやもや結局朝の3時くらいまで続き、疲れ果てて寝てしまい、気づいたら朝を迎えてた。本陣痛には至らず終了びっくり

 

 

4月28日、夕方前くらいから陣痛が始まる・・・今度は間隔も5分くらいに短くなってきてるので、ミッドワイフに電話をすると1時間後に病院に来てということで20時には病院へ。でも、病院到着するくらいには陣痛の間隔が開き始めてしまった。ミッドワイフがお股のチェックをするとまだ子宮口が1センチしか開いてない。

 

今日出産にはならないと思うわタラー


と言われ、strech and sweep(指でぐりぐり)をしてもらい、敢え無く帰宅。また朝方くらいまで陣痛は続き、途中で疲れ果てて寝てしまって2日目も終了。

 

 

4月29日、この日は午前中から陣痛開始。今思うと、陣痛中なのに家族で飲茶に行ってる私が凄い!!((´∀`))ケラケラ

もう3日目ともなると、我が家の皆さん、私が痛みもがいてる姿に慣れ親しんでくれてるから、大丈夫?とかじゃなく、スルー笑い泣き (長男までもが!?)

 

もう体力の限界にも近づいてくるから今日産まれてほしいゲッソリという思いで、陣痛ありながらも家の周りを30分くらい散歩。

 

それから夜を迎えると、さらに痛みが増して間隔も狭まってきた。それでも昨日みたいにまた帰宅させられたくないから、意地でもギリギリまで頑張ると粘ってたけど、私の唸り声のデシベルが大きくなりすぎたのか、ボビオも寝れず、もうミッドワイフに電話する!と言って、夜中の2時に電話。

 

 

家を出るくらいにはすでに間隔が2分!!

 

 

当時住んでたユニットはエレベーターなし。3階から地下の駐車場まで階段降りるのがあんなに辛いとは!滝汗

 

 

 

朝3時に病院の受付に到着したけど、もう私は喋ることすらできない。ボビオが手続きしてたら、前の日と同じ受付の人で、嫌味のように

 

 

Are you sure this time?

(今回は本当なの?)

 

って言ってきた。

 

 

でも私のうめき声もデシベルもこりゃ本物だと気づいたらしく、

車いすいる?大丈夫?と助け舟を出してくれた。

 

 

 

Birth Centreに着くと、ちょうど同じタイミングでベテランミッドワイフPが部屋に入ってきた。

 

 

 

弱音を吐くように、

エピ(無痛分娩の麻酔)欲しいんだけど

と言うと、

 

 

大丈夫、今お風呂の準備してるから、お湯につかりなさい!と言われ、エピの話題を避けるかのように触れてこない。

(私のバースプランは元々自然分娩だから、仕方ない)

 

 

でもね、お湯に入ったら、嘘のように痛みが軽減したんです。それで一瞬ボビオと笑顔で会話!うん、本当一瞬ね・・・・キョロキョロ

 

 

 

長男の時は初めてということもあって、ミッドワイフ2人が掛け声をたくさんかけてくれたんだけど、今回のベテランPは自分のやりたいように、自分の体が感じるままにやりなさいということで、ほぼ放置!たまにバスタブ見に来るけど、基本私の手続き書類の打ち込みしてるやーんポーン


でもね、ベテランにもなると、声でちゃんといきめてるのか、それともただ単に叫んでるだけなのかの違いが分かるっぽく、私のいきみが足りない時には何のコメントもないけど、きちんとできてる時には遠くから That’s it!と声が飛んでくる。

 

 

 

もうキュンを出したい一心でいきむこと数回、

なんだか手ごたえを感じたと思ったらPが興奮してる!!

 

 

 

OMG!!!びっくりびっくり

 

 

赤ちゃん、羊膜の中にいるわ!!!

 

 

 

ボビオとPがなんだか二人で興奮してて、

 

 

ちょっと私携帯とってきていいかしら??


と退席。

 

 

パシャリカメラ

 

 

 

されるがままに私ヌード写真デビューです目

(この後、私のお股と羊膜に包まれたキュンの頭の写真がミッドワイフたちのグループチャットに出回ることになります。。。w滝汗)

 

 

あと1回できっと出てくれると思いっきりいきんでしまったら


 

 

s、STOOOOOOOP!!!

 

 

 

と言われたけど、時すでに遅し。

いきみすぎて急いでキュンを出してしまったので、羊膜が破れて、ついでに私のお股もビリリン笑い泣き

 

 

 

 

 オギャーと元気な産声も聞こえ、

キュンを初めて抱っこした瞬間、やり切った感で放心状態の私。

 

 

 

真っ白な肌な小さな小さな子。

病院に着いて2時間半。平成最後の日に元気に産まれてくれました。

 

 


 

Pの興奮も冷めやらぬ、24年間ミッドワイフとして働いてるけど、

羊膜に包まれての出産(英語ではcaulとか、born in sacとかって言います)は本当に珍しくて、これで3回目だわって。

 

 

お腹の中が居心地良すぎて出てきたくなかったから、3日間も私の体は陣痛と共にウズウズしてたのかな。

 


福の皮(羊膜)がついたままなので、福がたくさん来るとも言われているそうで、本当に奇跡の赤ちゃんなのねお願い


何度も言うようにとても珍しい出産らしいんです!!


でもね、私の仲良しYちゃんも実は同じ病院で、3年前にキュンの1日違いで同じく羊膜に包まれた状態で出産してて、8万人に1人がめちゃ身近にいるのですデレデレ




朝の3時に家を出て、5時半には我が子が産まれ、昼の12時には退院して帰宅笑い泣き

さすがオーストラリア!