閉講基準:勤務先の場合 | 大学という斜陽産業

閉講基準:勤務先の場合

意外に盛り上がっている(このブログで1つのエントリーに3つもTBがつくのは珍しい)閉講ネタ。


幸い(?)勤務先ではまだ導入されていません。が、昨年、それに向けて実態調査をしました。


その時、本部の上の方の何もわかっていない人たちは、「全部の授業を対象にする」と言っていたので、教員から猛反対の嵐。「少人数教育に力を入れており、ゼミを重視しています」というのが売りだというのに、ゼミまでも対象にすると言い出したからなんですね。


勤務先の場合、もちろん、人気のあるゼミは1学年でも数十人のゼミ生が居るみたいですが、一応15人程度を目安にゼミ生を募集しています。ですから、人によっては1桁のゼミ生しかいない場合もあるわけです。


ちなみに自分のゼミは、入試の出願者のように隔年現象。ン十人の志望があって余裕で選抜できたかと思うと、その翌年は一桁の希望者しかいなくて二次募集、三次募集までしたと思えば、その翌年はまた軽く定員オーバー。


しかし、少人数の受講者しかいない講義もあれば、2~300人も受講者のいる講義もあるわけで、多い方には目を瞑って、少ない方ばっかり目の敵にするのもいかがなものかと思うんですけどね。