新年度の時間割 | 大学という斜陽産業

新年度の時間割

今日は在学生のガイダンスがあったらしく、ゼミ生が研究室を訪ねてきた。


用件は特になく、「先生、いるかな~」だって。


ついでに愚痴をこぼしていった。曰く、


「時間割がひどい。」


その心は、その学生の専攻するコースで履修すべき科目が同じ時間帯に複数開講していて、受講できないじゃないか、ということ。よくよく見せてもらったが、学生の指摘はまさにごもっともである。


数年前(自分が以前、教務委員だった時)はこういうことが起こらないように時間割を組んでいたはずだ。そう、その時は、各学部のことを専門に担当する事務職員がいた時代である。それが事務の効率化という名目で事務部門の統合を進めた結果、複数の学部を担当したり、ジョブローテーションの名目でドンドン担当者が変わって、そこまで目配り出来る人がいなくなった。


上層部はさらに統合化を進めたいらしいが、大丈夫なんだろうか。


まあ、教授会等ではまだ担当者別のデータしか無く、同じ時間に何が開講されているかわかりづらかったので、自分も確認はしていないので、他人をそれほど責められないけれど、これは教務委員の怠慢でもあるよな、きっと。