学生がゼミに期待すること | 大学という斜陽産業

学生がゼミに期待すること

この間のゼミで、他のゼミがどういう感じなのかというのを聞いた。まあ、他のゼミがどうであれ、sphinxゼミは我が道を行くのであるのだけれど、結構興味深かったです。


某ゼミAは、欠席率6割(と彼らが言う。その意味するところは、ゼミ生が10名いたら4名しか毎回来ないらしい。)で、ゼミが成立せず。でも、教員も学生もそれで構わないらしい。教員はノルマの1コマをカウントでき、学生も単位が貰えればそれでよいらしい。要するに、ゼミも講義と同じ1コマの授業でしかない


某ゼミBは、ゼミは一応やっているのだけれど、学生の自主性に任せていると言えば聞こえが良いけれど、教員はいるのかいないのかわからないような感じ。そのゼミには、その先生の専門領域に関する資格試験を目指している人がかなり集まる。要するに、ゼミで受験勉強して、質問をするということらしい。意外と人気がある。


某ゼミCは、真面目に勉強する派。年々志望者を減らしている。


自分のゼミは、勉強面ではCに近いけど、みんなで楽しくやろうよ、とい方針。


おかげさまで、「真面目にやっているゼミ」との評判もある。でも、せっかく同じゼミに集った仲間なのだから、親睦も深めたいよね、と言うことでコンパやボーリングやら工場見学やらと、いろいろと行事が多い。それが負担に感じる学生が多いらしく、最近志望者が低迷気味。くわえて、先日のエントリーのように、まとまりが無くなってきたと感じることも。来年はどうなるだろうか。面接が楽しみです。