長男が今春から高校生になりました。


高校生になると

給食がなくなり

毎朝お弁当作りから始まります。


世の中はゴールデンウィークですが

そんなことはまったく関係ありません。


部活をしていると

試験前以外は土日のやすみもなく

毎日がお弁当・・・。


今朝のメニューは

長男の大好きな

『鶏ささみの塩麹づけ』でした。






ひとり分でも毎日大変なのに


「毎日5人分つくってる!」


というママがいて

信じられません。


世の中のお母様方はえらいですね~。


ありがたいことに

長男は学校に行くのが楽しくて楽しくて仕方ないようです。

帰ってくると

今日一日のことを

とめどなく話してくれます。

ほとんどが野球の話ですが(笑)


先生のこと、先輩のこと

友達のこと

自分ができるようになったこと

などなど・・・。



「うちの子、全く話をしてくれないんです」


そのようなお話をよく聞きます。


もちろん性格もありますので

話すのが良くて

話さないのが悪いわけではありません。


ただ

知っておいた方が

何かあったときにすぐ対応できますので


親としては出来るだけ知っておきたいものですよね。




先日、

ある会社の社長様と打ち合わせをしていました。


今後、問題や課題を解決していかなければならないのに

なかなかまとまらない。


チームの状態が今一つよくない原因が


「コミュニケーション不足」


であると感じた社長様が

こうおっしゃいました。


「もっと私からコミュニケーションをとらないといけないな」


そうですね。


部下から社長に話しかけるというのは

なかなかしにくいもの。


社長の雰囲気にもよりますが

社員数が多い会社はなおさらです。



「社長からコミュニケーションをとるというのはいいことですね。

どんなことをしようとおもいますか?」


と質問すると、

社長はこのようにおっしゃいました。


「もっと しっかりと関わって指導します」



じつは

コミュニケーション不足のときに

「指導」すると

逆効果になることの方が多いのです。



もっと話をしてくれたらいいのに

もっといろいろ聞きたいのに


なかなか話をしてくれない



だからこちらから話しかけている。


のはいいのです。


が、

よくみていると


話しをしているのではなく


注意している

指導している

ダメだししている


のです。


せっかく相手から話しかけてきても


「それはこうした方がいいよ」

「ちゃんと〇〇してるの?」

「だったら〇〇すればいいじゃない」


結局


相手の為によかれ思ってしたことが


コミュニケーションではなく


「ダメ出しされる」

「小言をいわれる」


と感じさせてしまうのです。


結果、

「もういい・・・」

と、話が続かないのです。



この例は

家族間でも同じ。



大人も子ども

あなたにたくさんのサインを送っています。

コミュニケーション不足と感じているなら

もっと質の高い関係を築きたいと思っているなら


まずは

「相手の話を聴く」

ことです。


そして

相手が気持ちよく話ができるように


相づちをうったり

さらに質問したりと


どんどん話をさせてあげましょう。



コミュニケーションは

双方間の意思の疎通であり

思いの共有です。


いいことを言うことではなく

何かアドバイスすることでもなく

小言を言うことでもなく


「お互いの心をひらくこと」

なんですね。


家族であっても

社員であっても


心を開きあうこと。


それには

まずはあなたから開いてみましょう。


「うん。うん。そうだね。」


相手が感じていることや思いも

しっかり受け止めること。


「そんなこと思ってたの~~~!」

と憤慨しても

ぐっとこらえることも

大事大事(笑)


そのような関係が築ければ


あなたの愛あるドバイスも


す~っと心に届くはずですよ。



どうぞ

よいゴールデンウィークをお過ごしくださいね。






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