「バイクあげるよ」
えー?
なんすか?
またぼろいんでしょ?笑
「会社の車庫にあるから見てきたら?」
「自賠責残ってるからのれるよ」
じゃとりあえず貰っておこう 笑
というわけで我が家に来た「ボルティ君」
そう、あの不人気車種ですぅ
オーナーいわく、通勤に使おうと思って買ったらしい
だが、暖機に時間がかかる上、アイドリングも高くてなーんか乗りにくく、嫌になったのでスクーターを買ったとのこと。
乗ってみると確かにアイドリングが異常に高くて、低くするとすぐストールするし、確かに乗りにくい。
おまけにクラッチ滑ってるし、
良いのは自賠責があるのと、バッテリーが元気なことくらいかなぁ 笑
ボルティはキックがないからねぇ
早速キャブをOHしてみた。
45.0の方は横に穴がありますねぇ
ワッシャーとオーリングはエアスクリューの物です。
内部はそれなり汚れていたのでエアブロー&掃除して、小さいサイズと思われるスローを一回り大きく交換。
スロージェット42.5は小さすぎます。
スローは45.0に交換。
注意点は変な場所にあるエアスクリューの部品をなくさない事。
(非常になくしやすいです)
エアスクリョーを外した時に本体に残りやすく、エアブローした時に飛んで行ってしまいます。
(スプリング、ワッシャーとオーリング)
組付け暖機の後、エアスクリューにて調整しますが、変なところにある為、非常にやりにくいです。
出来ればタンクを外して、ガスラインを確保してやらないとほんとやりにくいです。
エアスクリューが真上向いてるなんてアリエンティ
しっかりOH出来、快調になりました。
始動性も良好で、以前はチョーク引いた状態が長く、戻すと止まってしまいましたが、
交換後、チョークは始動時のみですぐに走り出しても大丈夫になりました。
ボルティのアイドリングでお悩みの方はスロージェット交換とエアスクリューの調整を。
次はクラッチの滑りを直します。