狐火流し殺人事件 第五話 | 小鳥遊優の推理・ゲームブログチャンネル

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はい!! いただきました「ジッチャンの名にかけて!!」



・・・な5話です。

これにて事件はひと段落、これ以上は犠牲者が出ないと思われ。

容疑者表も出てきたことで最終的な容疑者は以下の通り。


・神小路陸

・桃瀬心平

・蝉沢忍

・梨村亮

・緋森美咲

・鐘本あかり


の6名。 この中の誰かが「白狐」です。



それでは、5話で出てきた新情報をまとめておきましょう!!

そしてそろそろ本腰を入れておふざけしてないで真剣に推理に取り組みたいと思います!!


★あらすじ

地元の警察から捜査の許可をもらった金田一は、凛殺害の現場を調査していた。

そのとき亮とみさきちがやってきて、二人は付き合っているのが判明(◎o◎)<ナ、ナンダッテー!!

、亮とみさきちから金田一たちがボートで川下りをしているときに何があったかを聞くと、いろいろとトラブルがあった様子。

陸の事を悪く言う茉莉香と光太郎、そしてそれに激怒する心平。

この喧嘩は光太郎と心平が仲直りをしてひと段落したが、その後テントの中で忍が無理やり凛にキスをしようとして、凛は大泣きして森の方へ飛び出して行ってしまったらしい・・・忍ちょっと屋上いこうか(^_^#)?


みんなで凛を探していると凛は森の中で動けなくなっていた、凛はスズメバチに囲まれていて恐怖で動けなかったのである。 心平がどうにか凛を救いだし、光太郎はスズメバチが周辺に行かないように、スズメバチを捕獲するトラップを作っていた。・・・それが金田一たちがボート下りの最中にあった出来事。


金田一は6人の中に潜む犯人を突き止めるため本格的に捜査を始める!


★新事実


今回は新事実がいろいろ判明しました!!


まずは凛殺害の現場の社には裏口があると言う事。

犯人はここから出入りをしたと考えて良いでしょう!! となると障子が入れ替わっているのは何故か・・・ 犯人がトリックを隠すために故意に動かしたとみて良いですね。


凛の死体の状況についても言及されました、凛は延髄を刺されたため即死、死体は障子に寄り掛かるようにして座らせてあったらしい・・・・


これは前回書いたトリックが実行されたとみて間違いなし!! あのトリックで正解と思ってよさそうです!! となるとやはり手を振ったのは犯人であることに間違いなしです!! 

警察が提示した忍犯人説は金田一がアッサリ却下していますが、あのトリックであれば、凛が手を振った時には既に死亡していているため着物・姿勢・現場を整える必要性はなし!! 時間を大幅に短縮できます。


神社、流し場まで行く時の行動も整理しておきましょう!!


まず、流し場に到着した時、金田一、みさきち、心平、陸の4人は一緒に到着。

先には亮とあかりが来ていて、すぐ後ろから忍が走ってやってきた・・・


最初は金田一・みさきち・心平・陸・亮の5人で神社に向かっていたけど神社から流し場に行くシーンでは亮が書かれていない・・・ 亮は神社に到着する前に4人と別れて流し場に向かっていたようです。

そしてみさきちがカップルだと言う事から含めて考えても、流し場にいた亮があかりとずっと一緒にいたとはあまり考えられにくく、亮とあかりは流し場に到着したときに出会ったと考えることもできます。

(これがもしみさきちをほっといてあかりとデートしていたなんて答えだったら怒るよ?亮(^_^メ))


また、亮とみさきちが付き合っていることを知っているのは現在金田一のみ・・・他の人物たちにはまだ内緒であるご様子、あかりが犯人であった時に「デートしてた!!」発言とかであかりが墓穴を掘りそうです。


そしてもう1つ注意しておきたいのは陸!


コメントでもいただいていた通り、陸が右手をずっと隠している事とずっと後ろを歩いているので神社へ向かう途中で先回りし、神社の裏口から社の中に入って、その後金田一たちに後ろからこっそり合流する事も可能であるので、注意しておきたいです。


そして動機に関しても少しばかし見えてきました・・・

過去の出来事でスズメバチをトラップに仕掛けたらしく、それが事件の動機になっている気がします。 スズメバチトラップを誰かが触ってしまい、トラップ内にいたスズメバチに襲われて死亡してしまった、犯人は誰かがワザとスズメバチを集めておいたと思い込んでしまい犯人がその復讐をしていると考えることもできます。



光太郎は仕掛けを作った張本人なわけなのでターゲットになる可能性が他の人物よりも高いわけだけど、なぜ茉莉香と凛が殺害されたのか・・・ここがすごく引っかかる。


光太郎が殺害されるシーンでの犯人との会話でも、光太郎は身に覚えがない様子・・

もしかしたら、スズメバチ事件の上辺だけを知った犯人は勘違いをして復讐に走っていると考えた方が、色々と説明が付きます。



となるとやはり犯人は、あの場にいなかった川下りのメンバーの中にいると考えられます。



★犯人


川下りのメンバー、金田一、陸、あかりの3名、金田一は省くと陸とあかりの2名が最終候補。

どちらも怪しさ満点な中、もう少し確証を持ちたいと思います。


まず陸の行動。


陸は神社に行くときは一番最後列を歩いていて、右手をずっとポケットに隠している。

また光太郎の事件の時、遺体の流し場所と思われる釣り場の現場で携帯を発見したのも陸


前者は先ほども書いた通り裏口から周りこんで手を振り、こっそり最後列に戻るという芸当ができる可能性があります、金田一たちに気が付かれる可能性が大なので微妙なところですが、遺体の流し場を誤認させるとしてもっとも優位な位置にいるのが陸です。

右手も右手に白粉を塗っていたのだったら隠していた理由も理由がつきます。


お次はあかり・・・


神社には一緒には行っていなく、流し場で亮と一緒にいたところを目撃されています。

光太郎事件の遺体の流し場では、光太郎の物と思われる携帯に電話をかけて光太郎の携帯であることを確かめています。


神社での件は金田一たちを追い抜かすルートがない限り犯行は難しい。

光太郎事件の携帯は光太郎の携帯をあらかじめ釣り場付近に置いておいて、電話を鳴らすことで光太郎の携帯であること証明する・・・と言う流れがつくれます。


一見するとあかり<陸ですが、あかりが犯人である可能性が捨てきれないのは以下の二つ。


・光太郎の携帯電話の番号を知っているあかり

・神社での凛が手を振ったシーンの手の指があかりの右手と一致している。


まず光太郎の携帯電話の番号ですが、金田一が今回の話で言っている通り、メンバーの大半は「住所」だけ知っているご様子。このセリフがちょっと気になる。 カップルである、みさきちと亮はお互いの番号を知っていて当たり前ですが。光太郎とあかりが携帯電話の番号をいつ交換したのかが不明、しかも光太郎が狙っていたのは茉莉香。 みさきち達の様にキャンプ場で実際は交換していた、村に来てから交換していたとも考えられますが、そこが触れられていないのがちょっと怪しいところ。あかりがいつ光太郎の携帯電話の番号を知ったのかが気になります。


もう一つは「あかりの右手」、4話の時はブログ更新後に気が付いたのですが、今回の5話でそれが若干確信に変わってきた事が1つあります。



それが指の長さ



今回の事件は指の長さを意図的に意識し手を描いているように思えます。

コナンで出てきた男女で指の長さが違うではないですが、人間の指の長さが凛の手ではないと言う事の証明になりそうな予感がします。


それを実感したのが今回の5話。


凛が手を振るシーンではしっかり、中指と薬指が同じくらいの長さで描かれ

過去の心平が凛に手を差し伸べるシーンでは、心平の手は中指が一番長く人差し指と薬指が同じぐらいの長さで描かれています。

これらの事から人によって指の長さを意図的に意識し手を描いているように思えました。


そして現在5話までの中で、右手の指の長さがはっきりと描かれている人物は2名

今回の心平と4話の過去でさりげなく描かれているあかりです。


そして過去のあかりの手を見る限り、あかりの右手の指の長さは中指と薬指が同じ長さであり、人差し指が中指より若干小さいのです!!


そしてその指の長さが、手を振っている凛の手と一致しているのが、あかりが犯人である可能性が高いと思っている根拠です。



指の一件が無しとして現状で考えると、犯人に一番ふさわしいのはやはり神小路陸です。


しかし、指の一件がどうしても気になるため、ここは6話を待ち慎重に情報を取集して最終決定をしたいと思います。


ジッチャンの名にかけてが出てきた以上、問題編の残りは1話か2話と考えて良いと思います。

そろそろ、ロウソクの長さ調整の推理でとどまっている光太郎事件の情報も気にしながら再来週の6話を待ちたいと思います。




・・・6話に続く