関西弁を喋る龍『龍の子供』 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

渦巻き!
今、渦巻きに夢中です!!
渦巻き=螺旋なんですけどね、
私のID「spatio-temporal-helix」
helix=螺旋だからもともと
ぐるぐるに惹かれてたわけですけどね、
 
エネルギーの流れ、
生命そのもの、
世界を成り立たせているもの、
 
それが渦巻きであり螺旋ですわ!
 
もうちょっと分かりやすく説明するには
もうちょっとお勉強しないと・・・
なんですけど興奮覚めやらずで
見切り発車しちまいました。
 
満月の日、なぜか衝動的に描きたくなった
「まず私たちは光の中にいた」
は、渦巻くエネルギーを描きたかったんだな、
と今気づいたし、
今回載せる「龍の子供」の絵には
渦巻きブームの前に描いたにも関わらず、
無意識でぐるぐる描いてる私っ!!
とびっくり。
 
まぁ、とりあえず興奮を抑えて
関西弁を喋る龍の第5話、
『龍の子供』を書きます。
 
 
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「子供が産まれる!」
「手伝え!!」
 
 ・・・手伝え言われても!一体どうやって!?
 
お天気龍の声に混乱して周りを見渡す。
深海龍の巨体が遙か彼方まで続いている。
 
龍の胴体から何かが突き出ているのが見えた。
 
 ・・・あそこだ!!
 
急いで泳いでたどり着くと、私は突き出た足を持った。
 
 ・・・牛の出産と一緒!?引っ張ればいいの!?
 
返事はない。
私はじわじわと引っ張った。
 
 ・・・大丈夫?痛くない?
 
深海龍は答えない。
周囲の海水が揺らめくのを感じた。
 
今だ!と思う瞬間があった。
私は力を込めて引き抜いた。
 
 
弾けるように躍り出た龍の子供は、
そのまま勢いよく海中を駆け上がり
振り返って私に言った。
 
「ついておいで!」
 
 
 ・・・な、なんで龍の子供が馬なん!?
 
私の質問に返事はなく、
動揺を抑える間もなく、
気付いたときには私はもう海ではなく
龍の子供・・・馬の背中に乗って
はるか上空から地上を見下ろしていた。
 
つづく
 
 
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私に見えるものが
”私の脳が作り出した幻想だ”
という説をまだ捨て切れずにいるのですが
どう考えても龍から馬が産まれるっていう
発想が自分にあるとは思えない!
 
そして、この話のつづき『存在たち』でこの馬に
教えてもらうことは、私の予想を遙かに超えた
現実ともリンクする予言のようなものだったのです。
 
 
さてこの絵の波のぐるぐるね、
なんも考えずに描きましたけど
渦の求心力があるとき反転して
遠心力となっていたり
1つの渦のエネルギーが別の渦へと
流れ込んで途切れずにいたり。
 
そういうことなんですよ、
陰と陽は同じものって
いろんなとこで言われてますけど
一つのエネルギーの向きの違い、
ヨーヨーのように反転し繰り返す
連続したエネルギー、
だから善悪も愛憎もすぐ反転する
けどどっちが優れているなんてない。
エネルギーは変化し続け流れ続けていく。
受け継がれていく命、DNA、進化、
ぜんぶ渦で表せる!世界はぐるぐる!
 
・・・こんな風にぐるぐるにハマったのには
キッカケがあるので次回、
「渦巻く世界」で書きたいと思います。
いつもと一味違う絵を描きました。