早いもので、もう2月も終わりですね~
毎月末、言っている気もしますが、日にちが経つのが早くて恐いです~

さて、映画「脳男」を見てきました


・・・と、その前に、MIOの2階に新しくできたカフェ
オレオール・ダンジュさんで、パリブレストを頂きました

20130228 

えーと、たしか、チョコバナナのパリブレストです。

この場所、前はメルヘンな感じのお店でケーキとかパフェがあったのですが
新しくできたこのお店はパリのカフェ風な雰囲気です。
広々とした感じになっててGood ですね。

で、デザートセットは、パリブレストしかなくて
トッピングにバリエーションをもたせているようです。
生地がしっかりしているので、結構お腹いっぱいになりますよー。
いろんなトッピングのものも試してみたいです



さてさて、「脳男」

とりあえず、まずは言わせてください<(_ _)>

生田斗真くん、めっちゃくちゃかっこいい~~~
きゃーきゃーきゃー (←黄色い声)

ホントに、マジでかっこよすぎて、ヤバいですぅ
悶え死ぬ~~~~~~


・・・って、書くと、「なーんだ、ただのアイドル映画か
って思われちゃいそうですけど、たぶん、男性が見ても面白い内容です。

後でちゃんと! ちゃんと、内容、書きますから、
お願い、とりあえず言わせてー

斗真くん、かっこ良すぎて、ヤバいーーーー

病院着が、大胸筋で盛り上がってる
もう たまらんですぅぅぅ

でもって、検査のために病院着を脱いだときには、もう・・・
マジで萌え死ぬかと思った~~~

「源氏物語」の優美なのも良かったけど、
細マッチョ斗真くん、めっちゃステキです

細マッチョ好きな方
絶対、見るべし


さて、ここらで落ち着いたところで、映画について。

映画は、精神科医のマリコ(松雪泰子)の視点で進行します。
(松雪泰子さんも、好き~

ある日、精神科医のマリコが乗り遅れたバスが、目の前で爆発。
連続爆弾テロ犯による犯行と断定され、爆弾の鑑定結果から
ようやく、犯人の潜伏先が割り出されます。

先輩刑事(江口洋介)と後輩刑事が、潜伏先の工場に乗り込んだとたん、またもや爆発
そして、仲間割れの後、数人が逃走する足音が…。

江口刑事が乗り込んでみると、爆発した工場に、一人の男が佇んでいました。。。

爆弾テロ犯の仲間として、その男を逮捕し、拘留するのですが
男は、同じ拘置所内で「年寄りは殺しても死刑にならない」と自慢する殺人犯に
尋常ではない暴行を加えたため
精神鑑定を受けるために、マリコの勤める病院へ送致されたのでした。

マリコは、鈴木一郎と名乗る男(生田斗真くん )の検査や面談をするものの
異常はいっさい見つからず。
しかし、どこかひっかかるものが。

「感情がない・・・? 痛みを感じない・・・?」と不審に思い、
謎の男の過去を探り始めるマリコ。

そして、鈴木一郎を拘置所に移送する日、
爆弾テロの真犯人が、一郎を狙って護送車を襲撃するのでした。

一郎に仲間を殺された主犯は、逃走し、
マリコの勤める病院に爆弾をしかけ、なおかつマリコをおとりにして
一郎を誘い出します。

そして、爆弾テロ犯と一郎の壮絶な戦いが・・・


って感じのお話です。


斗真くん演じる一郎(偽名)が、感情がなかったり痛みを感じなかったり
悪人を抹殺するために育て上げられた、っていう設定なので
なんだかアメコミのダークヒーローっぽいのですけど、
お話の根底に重いものがあるのです。

たぶん、「斗真くんかっこいー 」がなければ
後味悪い映画かも・・・。
(でも、斗真くんがかっこ良すぎて、話に集中できないデメリットも


爆弾テロの本筋と別に、
子供を、変質者に惨殺されたお母さんが登場します。
その犯人が中学生( )で、軽い罪で終わってしまったため
鬱病になって、テレビの前から一歩も動けず、ぶくぶくに太ってしまった母親と、
その子供を殺した犯人の母親。

どちらにもマリコが関わっていて、
被害者母には治療を進めるのですが、全く受けようとしてもらえず。
一方、犯人のカウンセリングをして更正させたので
その犯罪者母からは「神様」と感謝されるマリコ。

被害者遺族からしたら、たまったもんじゃないのかも・・・。


一郎(=脳男)は、警察に捕まらない犯罪者を抹殺しているのですが
そういえばこれって、デスノートみたい(笑)

でも、法律の都合で、ひどい犯罪だと思うのに刑が軽かったりしたら
なんで~ と思うのは、ニュースを見てもあることですし。
デスノートや脳男にカタルシスを求めてしまう、世の中の矛盾をどうにかしてほしい。

ただし、単なるカタルシスなのは、ニュースを見ている側だけなのかも。。

マリコも、実は犯罪被害者の遺族で、弟を殺した犯人を殺してやりたい
と思ったけど、それを必死で乗り越えたのに
(赤の他人の)一郎が、何の迷いもなく犯人を殺してしまうのは
やっぱりおかしい、と一郎に言うのです。
うーーん、そうだよなぁ。。

一方、子供を殺されたお母さんが、
犯人が殺されたニュースを見て
「神様っているのねぇ」って呟いて、鬱病の治療を受ける決心をしたのも
そういうのもあるのかも・・・と。

一括りに被害者遺族って言っても、感じ方や向き合い方は
その人それぞれなんだろうなぁ。
と、考えさせられたポイントでした。。。


それから、江口刑事が、
いくら相手が犯罪者とはいえ
それを殺す一郎は、やはり許せない犯人だ、
って言ってたのですが
爆弾テロ犯に病院をのっとられて、後輩刑事くんを人質に取られたときに
犯人から、「一郎を殺せば、後輩は解放してやる」
って言われたら、「お前が死んでくれ」って一郎に襲いかかっちゃうし。
明らかに死んでいる犯人の遺体に、拳銃を全弾打ち込んじゃったりして
気持ちはわかるけど、なんか人間崩壊している・・・。

感情を持っていなくて犯人を殺すのと
怒りの感情のまま犯人を殺すのと、
結局は、殺したってところは同じ・・・。
平常時は理性で常識を語れるけど、
極限状態になったら、常識を吹っ切ってしまうのかも、、、と
ここも、考えさせられるポイントでした~。

とはいえ、法治国家なんだから、勝手に殺しちゃいけないですね。。


それに、爆弾テロ犯が、なんで心を病んでしまったのかの説明はないのですが、
(そういえば、なんで連続爆弾テロを起こしたのかも、動機が語られていない??)
でも、「カウンセリングを受けても、救われない魂もある」って言うのが
なんとなく、わかっちゃいけないけど、わかる気もする・・・。

(だからって、八つ当たりで人を殺しちゃダメだってば・・・  )


あと、最後に、マリコの信念全否定のような結末も
(忘れてたので、ビックリ
あ、でも、今回はうまくいかなかったけど、信念は持ち続けてほしい・・・、
と、私は思いました。


と、「斗真くんかっこいー 」以外のところは、
重いテーマをはらんでいたのでした・・・。

でも、サスペンスとして見ても、面白かったです。
斗真くんのアクションシーンも良かったです
ただし、残虐なシーンが多いので、
ご飯食べてすぐには見に行かないように・・・


重い内容になったので、最後にまた斗真くん賛美してしめたいと思います

最後に、一郎がマリコに電話をかけるシーンがあるのですが
今まで無表情だった一郎が、ほんのちょっとだけ笑うの。
口角をちょびーっと上げるだけなんですけど。
でも、それまでぜんっぜん笑わない、無表情&怖い顔だったので。

キュンときたわ~~
もう、なにこれ、究極のツンデレじゃーーーーん


それとっ 一郎の登場シーン、
後ろ向きに立っていて、カメラが背後から映しているんですけど
顔だけちょっと振り返る、見返り斗真がたまらなくかっこいい・・・


そうそう、お話の内容上、笑えるシーンはないのですが、
精神鑑定を受けている隔離病棟の病室で
一郎がベッドに寝ていた状態から、直角に起き上がるシーンが
腹筋すご とウケました・・・。
リポビタンDを再現したかのようなシーンもあったし~(笑)


それから、病院での爆弾テロ犯との戦いで
(ネタばれなっちゃいます、すみません
何回、車でひかれても起き上がるの。

いや、痛みは感じなくても、不死身じゃないよね
まさに、『ゾンビなみのタフネス (by LOOP THE LOOP)』だったわ~

あと、観察眼もハンパないので、暗殺するより探偵になれば・・・って思いました^^


3月中旬くらいまでの上映らしいので
もう1回くらい、斗真くんを見に行っちゃうかも~~

(ものすごくムダにテンションの高い日記になってしまった・・・