先日、勤務先の後輩と面談をしていて、
ふと思ったことがあるのでシェアしてみます。
その後輩は優秀で上司の評判も良く、
女性としても魅力的で、
目立った欠点がありません。
英語も得意ですし、
本人が希望すれば
海外赴任のチャンスがあるかもしれません。
ですが彼女はまだ若く、
話を聴いてみても、
これといった将来展望はなさそうです。
昇進意欲も特になし。
「ずっとこのままではだめですか?」
これぞ日本女性!という感じです・・
まぁ、私も彼女ぐらいの年齢の時は
何も考えていなかったので、
人のことは言えないのですが(苦笑)
ここで私はふと思ったのです。
「彼女は何年ぐらい先まで想像できているのか?」
今は若いけれど、
いつまでも若いわけではないですし、
今と同じ環境がずっと続くわけでもありません。
よもや、ずっと現状維持できると
思っているわけでもないでしょうけれど、
たぶん、長くても数年先ぐらいまでしか
考えていないのかなと思いました。
こんなとき、
何をどのように伝えるのか悩ましいところです。
とりあえず、
「今はまだ若いので、
自分が歳をとる姿が
想像できないかもしれないけど、
若い頃と同じ仕事をやり続けるのは
だんだん難しくなるかもしれませんよ」
とだけ伝えておきました。
何年先まで想像して行動するのか?
先のことはわからないので
初めから想像しない、
というのも1つの考え方ではありますね。
ですが、
できるだけ広い視野をもって行動する
ということを考えたとき、
4次元的視野といいますか、
ときどき遠い将来を想像してみることも
有効なのではないかと思います。
先々のことを予め決めておく、
という意味ではなく、
今日と同じ明日はこない
ということを、
長期的な視点で自覚してみることに
意味があるのではと、
そんな風に思っています。