谷中七福神巡り | ぺぺのブログ

谷中七福神巡り

今年も、谷中七福神巡りに行ってきました。たいとう歴史都市研究会の主催する行事に参加させていただきました。江戸では、最古の七福神巡り。不忍池を琵琶湖に見立てるなど、広大なランドスケープを楽しむ、江戸の庶民の「粋」を感じることができる七福神巡りです。

解説によると、七福神巡りは室町末期に京都で始まった民間信仰で、現在の七福神信仰の形態が整ったのは、江戸期のようです。この背景には、天海僧正が徳川家康に7つの福徳が必要と説いたことにあるとか。正月の初詣をした後のレクリエーションを兼ねた正月行事として、現代に引き継がれているようです。

なお、谷中七福神はいずれも寺院に奉られ、また、全てお姿を拝観できるのがとても楽しいと感じました。
皆さまにもご利益が届きますように、以下にご紹介したいと思います。

①東覚寺-福禄寿(田端)・・・人望
②青雲寺-恵比寿(日暮里)・・・正直
③修性院-布袋尊(日暮里)・・・大量
④長安寺-寿老人(谷中)・・・長寿
⑤天王寺-毘沙門天(谷中)・・・威光
⑥護国院-大黒天(上野)・・・富財
⑦不忍池弁天堂-弁財天(上野)・・・愛敬

■東覚寺
■福禄寿
■青雲寺
■恵比寿
■修性院
■布袋尊
■長安寺
■寿老人
■天王寺
■毘沙門天(左側厨子内)
■護国院
■大黒天
■不忍池弁天堂
■弁財天