CLS後編!! | 「宇宙ショーへようこそ」学生応援ブログ

CLS後編!!


クリエイティブ・リーダーシップセミナー後半は、舛成孝二監督・落越友則プロデューサー・野村信介宣伝プロデューサーのお三方に、学生の皆さんからの質問に答えて頂く質疑応答の形で行いました!ここでは、質疑応答の様子を一部レポートさせて頂きます。




*好きな映画やアニメなどを教えて頂きたいです*
<野村氏>
結婚していて、2人の子供がいるので、『いま、会いにゆきます』のような家族愛に溢れるような作品を
観ると涙が止まらない。
<落越氏>
ボクシングアニメである『明日のジョー2』に感動。掛け値なしに楽しめる作品であって素晴らしい作品だと思う。
<舛成監督>
昔の映画についてはあまり記憶がないので、なかなか思いつかないが、最近見た映画でおもしろいと
思ったのは、『マイマイ新子と千年の魔法』『武士道シックスティーン』です。


*印象に残っている作品・お仕事をお聞かせください*
<野村氏>
『かみちゅ』。ANIPLEXで初めての作品。右も左もない中で一生懸命がんばった。また、関わる作品の多くがオリジナル作品であったので、なかなか“売れる”ということを経験出来ない時期があったので、『天元突破グレンラガン』に携わって、作品が売れる喜びを知ることが出来たという意味でとても印象に残っている。
<落越氏>
『宇宙ショーへようこそ』。アカデミー賞を獲りたいという目標を掲げてプロデューサーとして様々なアニメ作品に携わってきた。そんな中で、『宇宙ショーへようこそ』でようやく劇場作品を制作することが出来、アカデミー賞という目標に一歩近づいた。自らの目標に近づくことが出来た為にこの『宇宙ショーへようこそ』が印象に残るであろう作品である。
<舛成監督>
やはり『宇宙ショーへようこそ』。
また、ターニングポイントになった作品は『アンドロイド・アナMAICO2010』。


*実際にDVDなどのパッケージビジネスは儲けることが
出来ているのですか?*

<落越氏>
DVDやブルーレイが大部分を占めていて、少なくとも売り上げの6割はDVDやブルーレイが占めている。また、儲かっているという問いには、誰が儲かっているのかが重要。音楽やアニメなどは、需要が減っている。配信の問題もあるし、この不景気。そして生活必需品ではないのでなかなか難しいのが現実。しかしアニメや音楽は、世の中に絶対に必要なものだと考えている。黒字になっているアニメ作品の方が多い。しかしすべての作品が儲かっているということはない。



*『宇宙ショーへようこそ』において、キャラクター性とストーリー性はどのように構成されたのですか?*
<舛成監督>
キャラクター性とストーリー性は切り離せないものであって、分けて考える必要はない。また舞台と世界観とキャラクターを1つにするものが絵コンテであると考えるといい。



*最後に学生の皆さんにメッセージをお願いします*
<野村氏>
『行動力』が本当に大事なので、半年に1つでも目標をたてて『行動』をしてみてください。
<落越氏>
目標を立てて、1度本気で行動してみるのもいいと思う。死んだおばあちゃんの遺言で「女子大生には優しくしろ」と言われたので、終わった後にでも、質問があれば気軽にどうぞ
<舛成監督>
自分は演出の勉強を一切していないし、本も読んでいないので、今日講義した内容はすべて実践で身につけた。友人や仲間がいて初めて『宇宙ショーへようこそ』のような作品が作れているので、学生の皆さんもそのような仲間を見つけられるようにがんばって下さい!






後編の講義はこのように質疑応答の形で、学生と登壇して下さったお三方の間での交流の機会となりました。また、「質問がある人はいますか?」という司会者の言葉に対し、多くの学生が手を挙げて会場は終始大変盛り上がっていました!
授業時間の都合で、質疑応答の時間に質問出来なかった学生もいたようでしたが、学生は今回の特別講義に大変満足した様子で、講義終了の際には舛成監督・落越プロデューサー・野村宣伝プロデューサーに対して、自然と盛大な拍手がキラキラ*

授業時間が終了し、特別講義自体は一旦終了しましたが、何と!!
ゲストのお三方の周りには大勢の学生が集まり、人だかりが出来ていました。学生が、それぞれに自主的に質問をしに行っている様子が大変目立ち、本特別講義を企画・運営させて頂いた私達も大変驚きました。このクリエイティブ・リーダーシップセミナーは一回生配当の授業のため三回生である私たちスタッフも過去に受けたことがありましたが、この日ほど授業終了後にも非常に多くの学生が会場に残り、ゲストの周りに集まっている光景は、初めて目にしました。じっ
授業の大盛況ぶりにゲストとして登壇して頂いた舛成監督・落越プロデューサー・野村宣伝プロデューサーはもちろんのこと、本講義の受講生の学生のにも大変感謝しております。嬉しい

皆様本当にありがとうございました!



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