朝7時すぎに事務所をでて東京駅から東海道線で茅ヶ崎へ。茅ヶ崎市T邸の基礎の配筋が終了したのでその確認に向かう。T邸は3階建てのガルバリウム鋼板(素地)の外装を持つ住宅で大きな道路に面している側は音の問題で開口部も小さく押えられているシンプルな外観をもつ。現在はまだ基礎工事の途中で鉄筋コンクリートの「鉄筋」を組む作業が行われている。基礎梁の鉄筋が一本足りていなかったところと鉄筋の上下関係が逆だったところの修正をお願いするほかは概ねきれいに組まれている。今日は構造の伊藤さん(コルビュジエ に似ている)にも来てもらい詳細を確認してもらう。道路側から見ながら植栽のイメージなどをすこし考えてみる。その後東海道線で東京に向かう途中に横浜で乗り換え京急の戸部駅へ。ダメ工事をのこしているのみでほぼ完成している。外観も内部もやや和のテイストをもったくつろげる家になった。とくに床、造作家具に多用した桜の素材が内部の白い壁とマッチしていい感じである。また外観を特徴付ける格子も内部にいい感じの光を落としている。事務所に戻り明日のコンペの準備とそれぞれの進行している計画案の打合せをおこなう。明日は関西に出張だ。


20050922-1 基礎の鉄筋


20050611 外観