油を売る日々

油を売ってみたり、買ってみたり。原油相場のことを需給を中心に考察する雑記帳。投資は自己責任で。

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原油相場は3営業日振りに反落です。週明けのWTI原油相場は、$47/bblを挟んだ狭いレンジでの取引で始まりました。出来高は極めて薄く、弱材料が優勢にも関わらず下値も深くなりません。

8月29日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比66セント安の$46.98/bblで、引け後の時間外取引は$47/bbl前後です。

イランなどが否定的な姿勢のため9月に生産量凍結の合意には至らないとの観測で、生産調整への思惑が萎んでいます。

生産量凍結といえば減産よりも合意が簡単に思えますが、イランやリビアなど事情があって市場シェアを落としている国々が不利益を被る一方、他の国はフル生産を続けるという不公平な内容ですから、最初から合意が困難なことは分かりきっています。

スーパー メジャーは、石油市場の供給過剰が来年後半まで続くと見ているようです。

 ■ Oil market rebalancing could take until end 2017: Shell (Reuters)
 ■ ConocoPhillips CEO says oil market oversupply to extend into 2017 (Reuters)

原油相場が今年初めの$20/bbl台の安値から回復したのは、中長期の需給バランス均衡見通しが背景となっており、見通しが修正されると相場の回復速度にも影響が及ぶのは避けられません。

とはいえ、昨年までのような大幅な供給過剰となる予測はされておらず、大きく下げる理由も無いと言えるでしょう。

2016/8/28
NYMEX WTI Oct: $46.98/bbl ( -0.66 )
20日移動平均: $45.91 ( +0.11 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $51.42/ -2σ: $40.40
 幅: $11.02 ( -0.62 ) / 100日平均: $7.18
ボラティリティ
 33.94 ( -2.71 ) / 100日平均: 37.10

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原油相場は小幅続伸です。朝方は$48/bbl台に乗せたものの買いが続かず、上げ幅を削っています。

8月26日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比31セント高の$47.64/bblで、引け後の時間外取引は$47/bbl台前半です。

地合いは変わらず底堅い展開ですが、今ひとつ上値を追いきれません。
ファンドの取組は買い越しが大きく膨らみ、$40/bbl大台前半で拡大した売り玉は既に整理されてしまったようです。

引け後に米国商品先物取引委員会(CFTC)が発表した8月23日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比64.8%増で3週連続の大幅拡大です。数量としては過去最大の拡大幅となりました。

 (参考図表)

買い玉の増加の一方で、売り玉が大幅に減って6月以来の低水準です。
総取組は前週比5.7%減となり、5週振りの減少を記録しました。

ショートカバーが期待できないと、目先は上昇のシナリオが描き辛いと思われます。
国際エネルギー フォーラムの行われる来月下旬までは生産調整期待が下値を支えるのでしょうが、上げも続かないのではレンジ圏に留まって人気離散につながります。

ベーカー ヒューズによると、8月26日時点の米国の油井リグ稼働数は406基で前週比変わらず。まだ材料になるレベルとは言えないのでしょう。

オイルムーブメンツによると、9月10日までの4週間にアンゴラ以降の加入・再加入国を除くOPEC加盟10か国が出荷する石油は日量2,373万バレルで、8月13日までの前期間に比べて同33万バレル増加ということです。

定期修理明けによる季節的な増加はともかく、前年比は引き続きマイナスとなっています。
中国による戦略備蓄調達一服の影響が続いているようですね。

大西洋中部を進むハリケーン ガストンは北米に接近せず、洋上を北に向かうようです。

Hurricane160827

一方、メキシコ湾の海洋油田地帯で低気圧が発達し、熱帯性生低気圧になる可能性が生じています。まだ確率は10%ですが、油田地帯直撃なので注意が必要ですね。

2016/8/26
NYMEX WTI Oct: $47.64/bbl ( +0.31 )
20日移動平均: $45.80 ( +0.19 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $51.62/ -2σ: $39.98
 幅: $11.64 ( +0.06 ) / 100日平均: $7.13
ボラティリティ
 36.65 ( -0.03 ) / 100日平均: 37.22

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原油相場は反発です。高値・安値は前日水準より低く、終値だけ高いパターンです。ドルの軟調や生産調整期待が$46/bbl台半ばで下支えます。

8月25日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比56セント高の$47.33/bblで、引け後の時間外取引は$47/bbl台前半です。

思うように下げない値動きを受けて上昇を試しますが、強材料にも決定打がないため上値は軽くなりません。

イラクやイランが9月の非公式協議に参加するとの報道が材料視されていましたが、産油国らはもともとアルジェリアで開催される国際エネルギー フォーラムに集まっているわけで、そのついでに行われる協議に参加したとしても何等かの合意を行う可能性は高くありません。
わざわざ生産調整の話し合いのためだけにどこか別の場所に集まるのとは真剣味が違います。

新華社によると、7月末の中国の商業原油在庫は前月比5.7%減でした。3か月振りの減少で、単月の減少幅としては過去最大級です。
一方、石油製品在庫は前月比0.7%増。ガソリンと灯油がわずかに減少し、軽油は若干増加しています。

China160825

7月は国内産油量が前年比8.1%減となったほか、原油輸入量も同1.2%増に止まっています。原油処理量が同2.5%増と伸び悩んでいても、これでは在庫が減りますね。

在庫変動を考慮して当ブログで推定した7月の中国の国内石油需要は、日量1,057万バレルで前年比1.2%増に止まります。原油処理量の同2.5%増やEIA推定の同3.5%よりも減速していると考えられます。

過去1年間に過剰と思われる商業原油在庫は概ね整理されたものの、実需の頭打ちに加えて製品在庫の高止まりが続くため、実需面から原油調達が増勢に向かうことは考え難いと思われます。

戦略備蓄の調達が再開されるまで、中国の原油輸入の伸びは抑えられるのでしょう。

2016/8/25
NYMEX WTI Oct: $47.33/bbl ( +0.56 )
20日移動平均: $45.60 ( +0.18 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $51.39/ -2σ: $39.82
 幅: $11.57 ( +0.03 ) / 100日平均: $7.08
ボラティリティ
 36.68 ( -1.01 ) / 100日平均: 37.35

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原油相場は反落です。前日引け後のAPI統計発表を受けて軟化したWTI相場は、フロア取引開始後に小反発を示ししたものの、EIA統計も原油在庫増加となりあえなく崩れています。

8月24日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.33安の$46.77/bblで、引け後の時間外取引は$46/bbl台後半です。

米国エネルギー情報局(EIA)によると、先週末の全米の原油在庫は85万バレル減少から20万バレル増加の予想に対し前週比250万バレル増加でした。446万バレル増のAPI統計より控えめな数字ですが、前週の減少幅を帳消しにする増加です。

製油所稼働率が92.5%と前回から1ポイント下がる一方で、原油輸入量は前週比日量45万バレル増と堅調です。

EIA160825

石油製品の総出荷量は、前週比日量12万バレル増で3週振りに増加です。前年比もプラスに転じました。6週連続で日量2,000万バレル大台を超えており、米国石油需要の底堅さを示しています。旺盛な原油輸入も、この需要に支えられています。

原油主要消費国では、インドも好調を維持しています。
インド石油天然ガス省によると、7月の同国の原油処理量は日量502万バレル相当の2,122万トンで前年比13.7%増となりました。今年に入って前年比二桁増は4回目です。
今年前半の処理量の伸びは前年比7.4%でしたが、7月はそれを大きく上回る増加となっています。

一方、石連週報によると先週の日本の原油処理量は日量337万バレルで前年比3.8%減。4週連続のマイナスとなりました。3月から7月にかけての堅調から一転、伸びが鈍化しています。

また、中国の戦略備蓄向け原油調達が一服しており、主要国の需要がすべて好調という状況ではなくなってきました。

生産凍結の思惑に関して、イラン当局はやはり消極的なようです。

 ■ Iran softens to oil production freeze? (Press TV)

制裁開始前の供給量回復が大前提ですから、そこに至るまでは生産調整など論外ということでしょう。

2016/8/24
NYMEX WTI Oct: $46.77/bbl ( -1.33 )
20日移動平均: $45.42 ( +0.14 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $51.19/ -2σ: $39.65
 幅: $11.54 ( +0.16 ) / 100日平均: $7.02
ボラティリティ
 37.69 ( +0.46 ) / 100日平均: 37.46

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米国エネルギー情報局(EIA)が8月24日に発表した週間統計によると、先週末の米国の原油在庫は85万バレル減少から20万バレルの増加予想に対し前週比250万バレルの増加です。前週の減少分とほぼ同量増えています。

原油処理量は日量1,668万バレルで前週比同19万バレル減少、輸入は日量864万バレルで前週比同45万バレル増加となっています。国内原油生産量は日量855万バレルで前週比同5万バレル減少でした。

WTI 原油先物の現物受け渡し地オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比0.6%増です。

石油製品の総出荷量は日量2,074万バレルで、前週比日量12万バレルの増加。3週振りの増加で前年比もプラスに転じました。

ガソリン在庫は、120~170万バレル減少の予想に反し前週比4万バレル増加です。
生産量は日量1,004万バレルで前週比同25万バレル減、出荷は日量966万バレルで前週比同10万バレル減でした。

中間留分在庫は、35~40万バレル増加の予想に対し前週比12万バレル増加です。
生産量は日量485万バレルで前週比同9万バレル減、出荷は日量379万バレルで前週比同30万バレル増となっています。

 (参考図表)

米国エネルギー情報局(EIA)発表の週間統計(単位:1,000bbl)
              2016/8/19  前週比 前年同期比
在庫
 原油           523,594   +2,501  +72,833
 ガソリン         232,695     +36  +18,261
 ジェット燃料       41,751    +102     +57
 中間留分        153,257    +122   +3,421
 重油            40,493   +1,443    +774
 クッシング原油在庫   64,906    +375   +7,211

原油輸入(日量)      8,642    +449   +1,443
国内産油量(日量)     8,548     -49    -789
原油処理量(日量)    16,679    -186     +21
製油所稼働率        92.5%    -1.0p   -1.0p

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