パキシルの見直し その1

エビ3ミリパキシル20にしてしばらく経ちますが、

時々外食事などに人の視線が気になったりすることがありました。

社会不安障害も併せ持っているようなので、色々考えてパキシル30に増薬してみることになりました。

その結果、治療開始以来初めて、妄想気分(妄想まではいっていない)が出てきてしまいました!


これにはかなり本人もショックを受け、慌ててパキシルを減薬、すると妄想気分も収まってきました。

パキシルの増量にやはり関係があるのでしょうか?

統合失調症の治療で抗うつ剤を併用することは、従来の(古い治療)ではなかったことのようで、

未だに、統失に抗うつ剤などとんでもない・・という医師もいるそうですが、新しい治療方針では

SSRIは併用で効果がある場合もあると言う風にシフトしているようです。

たまたま息子の主治医は若手で、主治医の方からパキシル(SSRI)の服用を勧められましたが、

SSRIの服用を認めてもらえず、苦労されている方も多いようですね。

息子の場合、最初は社会不安障害(対人恐怖)としてデプロメール(SSRI)で治療開始。

ところがそのデプロメールで妄想気分が上がってしまったという経過があります。



その後ジプレキサで治療中に無気力の改善の目的でパキシルが追加されました。

本当はその際パキシル追加でなくジプレキサ減量をして欲しかったのです。

(頼みましたが受け入れられなかった。)



まあ、そういう訳でジプレキサ+パキシルでやってきたわけですが、

エビに変わり、また量的にもジプ2.5→エビ3とCP換算でも少なくなったことも

関係あるのか、メジャーの量が減って更にSSRIが増えたことでの妄想気分の復活だったようです。

このことで、今までには全く考えつかなかったことですが、

パキシルをもっと減薬した方が良いのではと考えるようになりました。



パキシルの適量はどのくらいか?そしてもしかしたらパキシルが要らないのでは?という疑問です。

そしてパキシル減量を開始しました。



パキシルは離脱作用がやっかいだと言われていますが、確かになかなか大変なことではありました。

その経過については次回に詳しく書きたいと思います。



まあ、結果的には、一旦増量したことでブレは出たものの、それを契機にパキシル服用の見直しができ、

良い方向に一歩進むことができたということかと思います。

薬の変更はリスクも伴い、なかなか踏み切るのに勇気がいりますが、

色々やってみないと分からないこともありますね!