三都さんとヴィオレッタの「教会めぐり☆イグナチオ教会」行ってきました!その2 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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国立のパステル「翼」アーテイスト☆マリンカです。


先日行った

三都さんとヴィオレッタの「教会めぐり☆イグナチオ教会」にて


三都さんが お手製のカードを12枚作ってきてくださいました。


お御堂に入る前にひとり1枚引きまして

それが今日の私のカード。

ということで


私が引いたのがこちら「魚と網」


ランチタイムの際に

ヴィオレッタから解説してもらいましたが


魚=イエス・キリストの象徴  なんだそうです。

ローマ帝国の支配下でキリスト教は迫害されていたので

「イエス・キリスト」と表立って言えないわけです。


そこで

「イエス、キリスト、神の、子、救い主」

というギリシャ語の単語を並べ

頭文字をつなげると

「イクテイス」=魚という単語になるそうです。


魚の絵が暗号のようにキリスト教の

シンボルとして使われていたんだそうです。


イエスさまの一番弟子ペテロは漁師出身

それを暗示する網?ということらしいです。


私がこの絵を見た印象は「魚=イエスさま」

とは思えなかったです(すみません)


私が気になったのは「網」

日頃 自分と人(我が子も含め)との境界線が

「ない」に近いので

何か事が起きると

大波小波と揺れてしまっていたのです。


これじゃまずいなあ・・・と思っていたのですね


この「網」は 境界線かなあ と思いました。


そしてよく見ると 網にかかった魚と

そうでない魚が描かれているんです。



網にかかった魚は キリスト教徒

網の外にいるのは そのほかの宗教徒


同じ海の中に存在できるよ

そんな風に思いました。


このステンドグラスの一番上には虹が描かれているんです。

眩いばかりの光を通す虹


世界は仲良くできるはず。

そんな風に思いました。