「恨み」の綺麗な晴らし方。 | そよぎめぐみブログ

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待ち合わせ時刻ちょうどに、相手が「30分遅れます」。何して待つ? ブログネタ:待ち合わせ時刻ちょうどに、相手が「30分遅れます」。何して待つ? 参加中

今となっては、待ち合わせ相手が遅れて
時間ができたら情報収集タイムの儲けもの、
位の感じですが、若い時は時間に正確で、
遅れるやつは信じられん!性格でした。

さすがに、それ位で「恨みま~す~」なんて
歌を思い出す程、わだかまりはしませんが、
生きていれば、何かのタイミングで、
ふっと恨んでしまうこと、あると思います。

「恨」は煩悩の一つにも数えられていて、
人を許せないことを指します。
恨みを買うなんてとんでもないし、
自分が人を恨むなんて、もってのほか。


それを、味方につけましょうと言うのが
今回のお題です。れっつごー。


そもそも「艮」は「うしとら」と読み、
北東、つまり鬼門の方向を指します。

鬼門、聞いたことありますか?
そこにトイレがあったり汚したりすると、
運気が落ちると言うアレです。

誤解のないようにきちんと説明すると、
鬼門は「強力なパワーのある場所」。

鬼と言うとつい、赤いの青いの黄色いの、
と角の生えた生き物を思い出すでしょうが、
「目に見えない力全般」を指すんですね。

それだけでは善悪のない強力なパワー、
それがワサワサ溜まっている場所、鬼門。

そりゃもう、綺麗にしておかなければ
運も悪くなろうってもんですよね。


この話から続けると、
「恨」は心の中に強力なパワーがある状態、
と言うことになりますよね。
「人を許さない、許せない心」が、
くっついていますけど。

人を許さないような心は、
お世辞にも綺麗な心とは言えません。
強力パワーは現在、ドロドロ状態です。

ここで恨みを晴らそうと、機会をみつけて
狙う相手にドロドロを投げつけたとします。

はー、すっきりした。と、なるでしょうか?

目には目を、歯には歯をって言うんだから、
すっきりするでしょ、と思った方、
少々甘い期待を持っているかもしれません。


ドロドロを投げつけられた相手は、
素直に敗北したり謝罪したりするよりも、
新しいドロドロを投げてくる可能性の方が
高いとは、思いませんか?

そう言うのを、「泥仕合」と言いますね。
洗い流そうとすると「水かけ論」になります。
双方、自分が鬼になってしまってることに
気づきもしないで、角を突き合わせます。
おーこわ。


でも、相手にぶつける以外で恨みなんて
晴らせないと思うんだけど?と言う話に
なるとして、いきなり答えを書いてみます。

「恨」。心を木に替えると、「根」。

「木」と言えば、先日書いたブログで
「世界を作る5つの要素」にも出てきました。
私たちの体内にもある、と書きました。

「木」の担当は、新しい視点、やる気、
最初の一歩を出す勢い、目覚ましい進展、
そんな感じなんですね。

人を許せないと思ったからこそ集まった、
大きなパワーを、新しい視点でやる気に変えて、
最初の一歩を踏み出し、先に進む。

これが、最高に綺麗な恨みの晴らし方です。


無理ムリ!憎いんだもの、相手が!
ですよね。

あんなヤツ、野放しじゃ安心できない!
かもしれませんね。

次だって、いつ邪魔されるかわからないし。
そうですか?

目ざわりなのよ、あの人。
何故でしょう?

恨みを自分の根っこに変えるため、
最初にやることは、自問自答することです。
まどろっこしいですが、すごく必要なこと。
おっと、続きますね☆