棒読み
棒読み(ぼーよみ)とは、字面通り棒に書かれた文章を読む難易度の高い演技、またはそれを行う演技者のことである。
概要
通常、演技をするときは感情を込めて行うものであるが、そもそも台本ではなく棒に書かれている内容は普通に読むだけでも難しい。30分アニメ一本でも棒の長さは優に156mを超えてしまうからである。その為、棒の扱いに慣れていない若手の俳優や声優は棒読みに集中してしまい、結果演技がまるで真っ直ぐな棒のように感情の起伏の無い、それこそド下手な演技と化してしまうのである。近年は感情のこもっていない演技をまるで棒読みのようだ、と揶揄する場合に用いられる事が多いと言われている。
すなわち、映画や特番での吹き替えやアテレコに芸能人が参加する場合、多くの芸能人が棒読みに慣れていないため、結果棒読みとなるのである。
主な棒読み演技をする人たち
映画
伊崎央登 主な出演作品:デビルマンなど
伊崎右典 主な出演作品:デビルマンなど
酒井彩名 主な出演作品:デビルマンなど
冨永愛 主な出演作品:デビルマンなど
アニメ
秋山奈々 主な出演作品:屍姫など
花澤香菜 主な出演作品:スケッチブックなど 棒読みで検索したら真っ先に出てくるちょっと可哀想な人
後藤夕貴 主な出演作品:ヒャッコなど
中島愛 主な出演作品:マクロスFなど
小見川千明 主な出演作品:ソウルイーターなど
なお、上記に限らず子役には棒読みの達人が多数いる。
なかでもマルシンハンバーグのCMに出演した女の子の棒読みは、1990年代に一世を風靡した。
「今日ねー、うちねー、ハンバーグなんだ、いいでしょー、じゃーねー」
棒読みの台本
棒読みはきわめて高度な演技技術なため、その台本も普通のものとは大きく異なる。もちろん前述のように冊子の形などはしていない。棒状である。NHK大河ドラマなどの長編ドラマの棒本だと棒の長さはのべ156kmを超えることも珍しくない。ここに秘密裏に入手した典型的な棒読み棒本から少し引用してみよう。
宇宙人A(おもむろに立ち上がり):ワレワレハ、ウチュウジンデ、アル。テイコウスル、チキュウジンハ、スベテ、コロス。
地球代表代行ロボット(狼狽して):ソンナ・コトヲ・キュウニ・イワレテモ・デハ・ドウシタラ・イイノ・デスカ?
2人の脇で宿題の作文を書く子ども:きょーわ、ろぼっとの、おにいさんと、いっしょに、うちゅーじんさんに、あいに、いきました。
宇宙人B(こどもを指差し):ソノコドモヲ、ワレワレノ、ホシヘ、ツレテ、カエル。ソレデ、ユルシテ、ヤル。
地球代表代行ロボット(安堵の表情):デハ・ソウシテ・クダサイ・
子ども:オマエラ、ミンナ、クソ、ヤロウダ。
(シーン10終了)
どうだろう。これはさほどレベルの高い棒読み棒本ではないが、読むのに非常に苦労したのではないだろうか。棒読みには宇宙人やロボットを演じる非常に高い演技力とともに、台本を読み解く力が必要とされる。
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
棒読みの例
これは微笑ましいww
「うらまやしい」もシュールww
これはひどい・・・
冨澤風斗、その名は覚えておこう。
あとの棒読みは地獄の鬼にでも言え。
グレイの棒読みはひどいwwww
アイシクルディザスターはいつも吹くwww
(↑注:ニコ動)
ナイトハルト殿下の声は最高に酷くて笑えるwww
全キャラクターに絡んでくるし、EDにも出てくるwww