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そーちゃん拝 敬具
では、ボウリングの話題に入りましょう。
日本では毎年、ボウリングジャパンカップという
国際大会が催されていることは、ご存知かと思いますが
その歴代優勝者を見ると、面白いことになっています。
（wikipediaより）
みてお分かりのように
およそ２５年もの間、日本人は優勝していません。
なぜ、勝てないのか、研究をしてみました。
「アメリカＰＢＡが強い理由は、投球理論の違いがあるからだ」
という言葉、ご存じの方もいらっしゃると思います。
最近は、日本のプロの間でも
ローダウン投法が主流になりつつありますが
正直に言うと、所詮アメリカの二番煎じであるといイメージが強いです。
では、違いはどこにあるのか。
それはズバリ
「軸をどこにとらえるか」
にあると思います。
現在日本で出回っているローダウン投法の投げ方というのは
脱力が基本とされています。
そのため、脱力でプッシュアウェイされたボールを
脱力したままバックスイングに持っていきたいので
ボールを避けるようなステップをする人がほとんどかと思います。
そして、そのあとフォワードスイングで戻ってきたボールを
また避けるようにステップします。
そして、足元からボールを投げるために
インステップして、リリースします。
つまり、ボールを軸としてとらえています。
日本のプロ選手や、アマチュアで動画をアップロードしている方の動画を見ると
程度はあれど、ほとんどの方が上記のような避けるステップをしています。
ところが、アメリカでローダウンを投げる選手を見ると
ほとんどの選手が、避けるステップではありませんでした。
１、２歩目では避ける選手もいましたが
フォワードスイングで戻ってきたボールをよけたり
足元からリリースするためにインステップにするような選手は
ほとんど、いません（中には少しだけインステップする人もいますが・・・）
ステップ以外にも、違いはさまざまありますが
私は、このステップにこそ秘密が隠されていると感じます。
ではその理由ですが
日本の避けるステップの場合、確かに脱力ができますが
避けるため、少し左右に動かなければならず
体幹がずれ、前に進む力があちこちにずれてしまいます。
そして最後のインステップでも
無理やり足を右側（左利きのかたは左側）にもっていくので
前に進む力が斜め前になり、ボールを投げる方向とは、ずれてしまいます。
逆に、アメリカの選手は
左右にふらつくことなく、あくまで体を軸にしていますので
前に進む力を、正しい方向でボールに伝えることができます。
ステップラインを簡単に図にしてみました。
２歩目までは、プッシュアウェイで降りたボールを避けます。
そして、アメリカではそこからは体を軸にし
あくまで、体を基準にしたスイングに変えているのに対し
日本では、相変わらずボールが基準なので
避けたり、ラインを戻したりのステップになります。
ジグザグに進むのと、まっすぐに進むのとでは
ボールに伝わる力が違うのは、想像でもわかるかと思います。
フックボールに比べれば、日本のローダウンのほうが、破壊力はありますが
アメリカのローダウンは、その遥か先をいきます。
左右へのウェイトシフトは、なるべく避けるべきなのではないでしょうか。
ここで、余談になりますが
トップメニューからもリンクしてあります、相方のブログが
初更新をしたようです。
両手投げで、ローダウンの私より破壊力、回転力もあり
将来有望だと勝手に思っております（笑）
ぜひ読者登録してあげてくださいね。
リンク⇒はらしょーの両手投げボウリング
さて、今回の記事は、動画などは張らずに
ほとんど文章での説明と、上級者向けになってしまいましたが
いかがでしたでしょうか。
また、これってどうなの？ですとか
これを解説して！などのリクエストがありましたら
コメントを頂けたらと思います。
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