インテルvsジェノア セリエA ハイライト | WORLDSOCCER語ります。

インテルvsジェノア セリエA ハイライト



Inter Milan 0 - 0 Genoa

インテル:「モウリーニョがいないのは痛い」

インテルは7日、セリエA第27節でジェノアと対戦し、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。2位ミラン、3位ローマとの勝ち点差をキープしたものの、リードを広げることはできなかった。ジョゼ・モウリーニョ監督がベンチ入り禁止なのを受け、試合後はブランカTD(テクニカルディレクター)がイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じている。

「代表の試合などもあったことを考えなければいけない。我々の選手の多くが移動をし、ほぼ90分間を戦った。常に集中力や気迫、意欲を全力で戦うことはできない。だから、素晴らしいチームを相手に1ポイントを獲得し、試合数は一つ減ったというところだ」

-モウリーニョ監督不在の影響があったようですが…。
「そうだね。彼がベンチにいないことが、我々にとって痛いのは当然だ。(監督不在で)少し気迫がなくなることもある」

-前日のローマ対ミラン戦でどちらかが勝っていれば、より刺激を感じたのでしょうか?
「そうは思わない。我々は決して別のチームのことは見ていないんだ。自分たちのことだけを考えている。そして、ポテンシャルのすべてを尽くそうとしているのさ。今日はあまりキレのない試合だったが、シーズンをとおしてそういうこともあるだろう。とにかく、1ポイントを獲得したんだ」

-ムンタリ交代のときは何があったのですか?
「彼なりの理由で怒っていたんだろう。誰も交代はしたくないものだからね」

-この点でも、モウリーニョ監督の不在が影響したのでしょうか?
「ムンタリは素晴らしい青年だよ。こういうジェスチャー(スタッフの腕を振り払ってベンチに戻らず)というのは、解釈が2つある。一つは、偉大なプロはこういうことをしてはいけないということ。幸いにも良い給料をもらっているからだ。そしてもう一つは、彼らも人間であり、試合から外れて無念に思っているということだよ」

-後半戦のインテルの成績は5位です。チャンピオンズリーグの影響もあるのでしょうか?
「大事なのは最後の順位だ。我々は現在の位置に満足しているよ。もちろん、今日だって勝てればベストだったけど、こういう試合もあるということは十分に分かっている」