ユベントスvsACミラン セリエA ハイライト | WORLDSOCCER語ります。

ユベントスvsACミラン セリエA ハイライト



レオナルド、ユーヴェを擁護?

10日のセリエA第19節でユヴェントスに敵地で3-0と見事な勝利を収めたミラン。試合後、レオナルド監督はイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、明らかに満足した様子で次のように語った。

「簡単な勝利ではなかった。おそらく、後半は少し良くなったね。前半は彼らの高いプレスに苦しめられたから。ただ、我々はうまく相手に何も許さなかった。難しい時間帯を理解し、まとまりを失わないことでね。そして後半、ロナウジーニョとベッカムでうまくボールをキープして、コーナーキックからゴールを決めることができたんだ」

一方、非常に厳しい状況を迎えているユヴェントスに対し、レオナルド監督は紳士らしく次のように語った。

「ちょっと10月の我々のようだったね。こういうときは、すべてがネガティブに思えるものだ。おそらく、今日の彼らはもっと何かにふさわしかっただろう。ただ、この状況を抜け出すには、少しで足りると思うよ」

フェラーラ:「辞任はしない」

セリエA第19節でミランにホームで0-3と敗れた。インテルへの挑戦権を懸けた直接対決で完敗を喫し、チーロ・フェラーラ監督の去就が騒がれるのは確実だ。だが、同監督はイタリア『スカイ・スポーツ』に対し、辞任は考えていないと強調している。

「スコアは明白だし、セットプレーで決まった。いまはとてもひどい時期であり、最初のチャンスで決められることが何度もある。たとえば今日は、我々のスタートも悪くなかった」

「このフォーメーションでは、サイドの押し上げがたくさん必要なのは当然だ。ボールポゼッションに関しては足りなくなる。だが、何人かを起用できないことと、我々はこの方がより堅固だという理由から、このフォーメーションを採用したんだ」

「私は自分の立場が危ういとは考えていない。いずれにしても、私が決めることではないよ。私は船を捨てたりはしない」

「簡単なことではないし、サポーターたちの落胆は理解している。今は悲しさばかりだけど、我々が状況を変えなければいけない。ただ、目標を設定したくはないね。私はただ、シーズン序盤にあったスピリットを再びつくりたいというだけだ」