バルセロナvsサラゴサ リーガエスパニョーラ ハイライト | WORLDSOCCER語ります。

バルセロナvsサラゴサ リーガエスパニョーラ ハイライト



25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第8節、ホームにサラゴサを迎え撃った首位バルセロナは、ケイタのハットトリックなどで6-1と快勝。前日にスポルティング・ヒホンとスコアレスドローに終わった2位レアル・マドリーとの勝ち点差を3に広げた。

 バルセロナはやはりバルセロナだった。リーグ前節のバレンシア戦でのスコアレスドロー、20日に行われたチャンピオンズリーグのルビン・カザン戦での今シーズン初黒星により、周囲から疑問の声も上がっていたバルセロナだったが、最高のプレーで不安説をシャットアウトした。

 試合開始とともにサラゴサを圧倒したバルセロナに先制点をもたらしたのは、この日の主役となったケイタだった。24分、クイックリスタートからボールを受けたメッシのクロスをケイタがダイビングヘッドで決めて試合の均衡を破ると、29分にはイブラヒモビッチがゴール正面約30メートルの位置から強烈なFKをたたき込み、あっさりと追加点を奪う。その後もシャビを中心に美しいパスワークを披露したバルセロナは、41分にはイブラヒモビッチのグラウンダーのクロスをケイタが押し込み、3点をリードして試合を折り返した。

 前半で勝負を決めたバルセロナは後半に入っても着実に得点を重ねていく。56分、ケイタのクロスをイブラヒモビッチが技ありのボレーで合わせて4点差。78分にはカウンターから1点を失ったバルセロナだが、直後の80分にはメッシが相手GKとの1対1をループシュートで制すると、86分にはイニエスタのCKからケイタが頭で決めてハットトリックを達成。バルセロナは王者の貫録を見せて6-1で圧勝した。

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