さてさて、そうしてメンバーの皆さんの登場です。

僕らが立ち上がったと同時ぐらいに暗転しまして、奥の舞台袖からメンバーが!!!

インパクトとしては今までのミスチルライブの中で断トツなのは、やはり去年のドームツアーの登場ですが、今回は違う意味で感動です。

メンバーが舞台袖から出てきて、楽器を掻き分けるようにしてステージに来る様子が肉眼でハッキリ分るんですよ!!

いわゆるライブハウスのそれに近い感覚です。

マイクスタンドまで来た桜井さんは、髪の毛サラサラで、タイトな黒系スーツにブルーのシャツ&ネクタイ&チーフ。何よりオーラをバッチリ身に纏ってます♪

カッコいい!!

カリスマがそこにいる!!!


ほいでもって、いきなり始まったのが「my sweet heart」いきなり驚きの選曲です!

FC限定ライブである事を考えると、このぐらいの選曲でもおかしかあないですが、いきなり過ぎて聞き覚えはあるけど歌い出しまで「何やったかな~?」とか思ってしまいました。いきなりのマイナー選曲・桜井さんの声・ステージとの距離感・会場の空気感・いよいよ始まったという高揚感に包まれている内に1曲目はあっという間に終わりました。


続いての曲が、またまたビツクリ!!「アンダーシャツ」ですよ!!「アンダーシャツ」!!僕の大好物時期の頃の曲です。アンダーシャツ、DISCOVERYツアー以来歌ってないんやないかな~???

正直、あの頃の曲(特にメッセージ性の強い作品)はもうライブでは聴けないと思ってたんで、スンゴイ嬉しかったです。でも、良く考えたらドームツアー前の特番のインタビューで「アンダーシャツの間奏が凄い好き」ってなような事言ってたんですよね。あの時僕はてっきりドームツアーで聴けるのかと思ってたんですが、、、ここでかいな!!って感じですね。まあ単純に「演奏したい」って事だったんでしょうね。僕は、この曲の途中辺りから何だかミスチルを好きになった頃の気持を思い出して、ただただ桜井さんを見ながら心の中で「貴方に何度も救われました。貴方の作品に何度も励まされてきました」と繰り返していましたね。もちろん詩もメロディーも演奏も声も、音楽には全ての要素が必要だしリスナーとしても全てを受け止める必要があるのかもしれませんが、この時の僕には、理屈抜きのミスチルに対しての万感の想いが胸に込み上げていました。


そうしている内に、この曲もいつの間にか終わっていまして、MCが始まったんですが、オイラ思わず叫んでしまった訳です。

「ミスチル、ありがと~~」

ほしたらナント!!ナント!!ナント!!

桜井さんがマイクで

「こちらこそ、ありがとう!」

ぎゃぁぁぁ~~~(/ω\)

会話成立!!\(゜□゜)/!!

もうダメです・・・早くもノックアウトですY(>_<、)Y

でも、気をしっかり持って、座席から軽くお辞儀をさせて頂きました。

まあ、今となってはファンの皆さんの総意だと思います。

それが、たまたま僕の口をついて出たんやと。

その後続いて「だって、北海道から来てくれてる人もいるんでしょ?」ってな問いかけに「大分~~」って言っちゃいました。。。言うても大分代表なんで(→o←)ゞ な~んてスビバセンデフm(..)m

この後、今日のライブが少し短めな事や、その代わり濃密な時間にする!というような発言があり、今日のライブの事にも触れていました。いつものライブとも違う、レコーディングをお見せするような形で出来たらと考え、音楽関係者に集まってもらい何度か(二度?三度?)やり、そしてモーションブルーにて親しい関係者のみでライブを行い、24日は又今日と違った雰囲気の選曲・アレンジ・楽器でライブをした事。


そして今日は裏のMr.Childrenをお見せするといった内容のMCで会場も最高潮に興奮してきた所で、ブルースハープですよ!!!

何かと思えば「横断歩道を渡る人たち」・・・もう完っ全にオイラ好みの選曲です♪まあ裏ってなると、こうなりますわね♪しっかしコレかっこ良過ぎでした!!桜井さんの、噛み付くように歌いながら時折眼を見開く、あの表情を見ていると、又「貴方に何度も救われたんよ。貴方の作品に何度も何度も励まされたんで」が脳内でリピートを始め、気がついたら涙が流れていました。。。詩的には、この後もっとグッとくる曲とかあったんですが、今回のライブでの僕の涙腺弱ったソングは「横断歩道を渡る人たち」でした。


続いての曲は「Another Story」これ又結構好きな曲ですが、特に今回は桜井さんの歌い方が良かった。歌いまわしをアレンジしてた訳じゃないんですが、間奏中やら腕を後ろに組んで目を瞑ってリズム取ってる姿が妙にカッコ良かったです♪僕の中では、ファスナーをテレビで披露した時の雰囲気に近いです。

ここでMCなんですが、良く覚えていません。。。

ただ、「次はカバーソングやります」って言った時に、ジェンが後ろでカバの真似をしてたり(笑)何か流れは忘れましたが、ジェンに対して「副音声みたいだな」とか言ってて結構笑いに包まれていました。

とにかく僕は、この時カバーって聞いて勝手に馬鹿の一つ覚えのように「尾崎や!!来た!!僕が僕であるためにや!!」って決め付けて、固まっておりました。。。はい、アホですオイラ。。。

ほしたら、何だか洋楽っぽいようなんで少し残念な気持もありましたが、そんな簡単に思い通りにいく訳ありませんってね。


でもね、「time after time」メッチャかっこ良かったですよ~♪

恥ずかしながら、サビ部分になって初めて曲が認識できましたが、桜井さんの声質に凄く合ってて良かったですね~♪

相方さんも、原曲が元々大好きだったようで、かなり興奮しておりました。


そして次が、、、新曲「ロザリータ」でした!!

曲名言わないまま始まったんですが、明らかに聴いた事ないメロディーだたんで、お待ちかねの新曲が聴けて嬉しかったです。

サビでロザリータを繰り返すので、メロディー覚えやすいとは思ったんですが、もう覚えていません。。。何て表現したらいいんやろう?シングル向きではないのは確かですし、パンチが効いてる感じでもないんですが、ミディアムテンポのロックバラード??みたいな曲調ですかね・・・僕なりに一言で言うと、ロザリータっていう単語も似てるし尾崎の「ロザーナ」を彷彿とさせる曲でした。尾崎に重ね合わせるの、ひつこいでしょうし、そう思ったの僕だけでしょうが、勘弁してください。


そして続いての曲が、出ました!!「Love is Blindnessこれ僕の記憶では、ツアーで歌ってないままの隠れた名曲です。

イントロ始まった瞬間に、鳥肌ゾワゾワです。さすが、裏ミスチル!!これ、これ、こういう事ですよ!!これを長い間欲してました。しかし、まさか「深海」時期のこんなレアな曲をやってくれるとは思わなかったんで、本当に大感激でしたね。もう何て言ったらいいんでしょう??会場の規模・ファンの熱量・ドームでもアリーナでもスタジアムでもない、そしてホールでもライブハウスでもない、この独特の空気感や時間をミスチルメンバーやファンの皆さんと共有出来てる事に加えて、生で聴ける事を諦めていた曲が幾つも飛び出してきて、もうただ音に包まれている事に身を委ねるのみでした。


次のMCで、桜井さんから「知らないのがあった?」って言われて、又もや「ありました~!」って叫んじゃいました。

だって~あれが、小さな箱でのライブの醍醐味ですもん♪

もし気分を害した参加者の方がいらっしゃいましたら申し訳ないです。


「今日はラブソングが多いんですが、次の曲は倦怠期を迎えてるような、そんなカップルに聴いて欲しい曲です」ってなMCから始まったのが「Heavenly Kiss」♪いやいや、ホントレア曲だらけやん!!桜井さん、そこまで分かってるんなら、FCライブで一回ツアーして下さい!!\(^_^)/


ほして軽くMCがあって「次はヒット曲じゃないけど、ガツンといくよ~」で始まったのが「タイムマシーンに乗って」!!ここに来て更にコレやってくれるとは!!もうイントロ聴いて卒倒しそうでした。作品のメッセージ性をどれほど考えて選曲したのかは分かりませんが、アンダーシャツ・横断歩道に続いてメッセージ性の高い大好きな曲です。これも、生ではもう耳にできないと思っていましたし(これ何回言ったでしょう・・)当時もかなり気に入ってた曲でしたので、まさかのまさかでスンゴイ嬉しかったです♪

もう一回言います、桜井さんココまで分かってるんだったらFC限定の全国ツアー是非お願いします。

「侵略の罪を 敗戦の傷をアッハッハ嘲笑うように
足並み揃えて価値観は崩壊してる
オットットこりゃまるでタイトロープダンシング」

当時の狂気がかったライブパフォーマンスも痺れましたが、今の桜井さんの「タイムマシーンに乗って」は円熟の魅力が増していて、パフォーマンスを必要としない凄みがありました。


続いて「ニシエヒガシエ」♪イントロでは何の曲か分からないぐらいアレンジしてました。大体この曲はアレンジされる事の多い楽曲ですが、今回はイツモの鬼気迫るような系統のアレンジではなく、ジャズの雰囲気漂う大人の音楽って感じのムードに仕上がっていました。ここで気付きましたが、この日のライブは(曲調的にはノリノリの曲があるものの)大人の音楽会のようなムードが漂っていたような気がします。

そういう意味では、ゼップに行けなかったリベンジ的な気持ちは吹っ飛んでいましたし、身体でなく心で感じるロックなライブだったと思います。

いやいや、このサックスの入った「ニシエヒガシエ」アリですよ~♪


ほいでもって、これで本編しゅ~りょぉ~。。。

手拍子してたら、すぐに再登場してくれました♪

MCが始まり、「今カメラマンさん達がメディア交換中なので(未だに何のこっちゃ分かりませんが・・・)実のない話をしてくれと言われた(笑)」みたいな事を言っておりました。続いて「実は今日のライブはかなりの機材を入れて撮影はしてるけれど、どういう形でパッケージされるか全く決まっていない」というような事を仰ってたんで、又もやオイラ思わず「DVDお願いしま~す!」って叫んじゃいました。いい加減コイツうざいなと思われた方、本当に申し訳ありません。でも、ナオト・インティライミさんが僕を指差して「そうそう、そういう事、オッケー」的なジェスチャーをしてくれたんで、凄い嬉しかったです♪


さあ、もう後はアンコールのみです。もうこの夢のような至福の時間も終演に近づいている事実を感じながらの1曲目は「抱きしめたい」正直僕の中では、そんなに高い位置にない曲ですが、改めてこの日の空間の中で聴いた「抱きしめたい」は又一味違う気がして、良かったです。

言うても、僕がMr.Childrenというバンド名を知るきっかけになった曲ですしね。

そして、アンコール二曲目(ラスト)は、もうあのギターを抱えた時点で会場のほとんどの方が気付いたはずです。

そう、「終わりなき旅」やっぱり、この曲は不変の名曲ですね。今までライブで聴いた「終わりなき旅」は全てそれぞれの味があって思い入れがあります。活動休止後に、ライブで初めて聴いた「終わりなき旅」に始まり、アレンジの効いた「終わりなき旅」etc、、、去年のドームでのアレンジと「貴方を必要としてる人がいる」に感動した「終わりなき旅」も鮮明に覚えてます。

ベタなんですが、僕のミスチルベスト3に「ALIVE」「優しい歌」と共に常に入ってるこの作品。今回も歌詞を変更して歌ってくれましたし、基本ドームの時と同じアレンジですが、とにかくこの日の桜井さんには後光が射してましたね。照明の影響??違います、あれは後光が射してました。僕には、そう見えたんです。誤解を恐れずに言えば神々しい佇まいでした。

もう立ち尽くすしかありませんでした。

個人的には、もうこれで大満足です。そりゃ、また出てきて歌ってくれるんなら、有難いし嬉しいですけど、桜井さんの冒頭のMC通り濃密な時間を共有できた事で満足感も充実感もタップリでした。だから、時間も短いなんて感じませんでしたね。物理的には通常のライブに比べて随分短めなんでしょうが、全くそんな気がしませんでした。

本当に、心からMr.Childrenの皆さん、そして各関係者の皆さん、会場の皆さん、etc・・・全ての皆さんに感謝してます。

ありがとうございました。


ってな感じで、相変わらず超個人的かつ自己満足だらけの偏りまくったレポートで記事更新しますが、自分の記憶保管の為なんで、どうかお許しください。(→o←)ゞ

画像もなく、ダラダラダラダラと駄文を書き連ねてしまいましたが、最後に終演後の会場前の様子の画像と、終わりなき旅の画像を掲載して今回の記事を閉じます。

沿志奏逢 ~ソウシソウアイ~-グローブ座

沿志奏逢 ~ソウシソウアイ~-終わりなき旅

じゃあね