※全国ランキングは(株)メディアクリエイト、amazonランキングは当ブログ独自調査のものです。
なおランキング中、最初の数字が全国・括弧内がamazonランキング(3/27 21:00現在)です。
1位(17位)◆DS:「スーパーロボット大戦K」
初登場 週間:117,000 累計:117,000
1位は唯一新色DSiと同時発売となった「スーパーロボット大戦K」。
初動11,7万本はDSで発売された「W(17,2万)」に水を開けられるかたちとなりましたが、
amazonでは現在17位と「超初動型」と言われるスパロボシリーズにしては健闘中。
収録作品の「平成もの」の多さなどから「若年層向け」として長く売れる可能性もありそうです。
問題は、一部で大きな話題となっている「BGMパクリ疑惑」。
本作のマップBGMがSFC「エストポリス伝記2」の曲と酷似しており、
「W」でも同じ作曲者で同様のパクリ疑惑があったことや
作曲者自身が別作品で盗作を認めていることなどから、
ファンの間では「またか」と呆れられているようです。
スパロボシリーズは発売すれば必ず初動10万本は見込める人気タイトル。
最近ではDS・PS2などで年2~3つの新作が常に発売されていますが、
近頃のタイトルは出来よりも納期に重点を置いた作品と叩かれることも少なくありません。
もともとスパロボはロボットアニメファンの「夢」を叶えるものとして生まれた作品。
数々の疑惑がささやかれる今、せめて初心だけは忘れずにいてほしいものです。
2位(35位)◆PS2:「実況パワフルプロ野球 2009」
初登場 週間:50,000 累計:50,000
2位は日本野球ゲーム界に一時代を築いたシリーズ最新作「パワプロ2009」。
発売時はWBCで侍ジャパンが躍進していたことから便乗して売上を伸ばすかと思われたものの、
結局初動は前作「15(8,6万)」にも届かないという、思ったよりも「悪い」結果となってしまいました。
「パワプロ」誕生当時は高低差を駆使したピッチングシステムや
おまけとは思えないほど本格的な「サクセスモード」が話題となったものの
その後作品を重ねてもシステム自体に大きな進歩が見られなかったため、
昔は野球ゲームにおいて一つの「完成型」として評価された作品も
今となっては「時代遅れ」のレッテルを貼られてしまったように感じます。
「パワプロ」は「もうこれ以上進化のしようがない」とまでいわれた
ファミスタシステム全盛時に革命を起こした「時代の最先端」を行くタイトルだったはず。
今一度「パワプロ」だからこそできる、現行野球ゲームの概念を打ち壊す
新しい試みを望んでいるのは小生だけではないと思いますよ。
3位(11位)◆PS2:「アマガミ」
初登場 週間:42,000 累計:42,000
トップ3を新作が独占した集計週、
3位は久々の家庭用恋愛ADVオリジナルタイトル「アマガミ」。
初動4,2万という数字は前作「キミキス(4万)」とほとんど変わらず、
新作を待ちわびていた恋愛ADVファンは迷わず飛びついたようですね。
amazonでも現在11位と好調。
「キミキス」で話題だった「思わせぶり」なイベントは本作でも健在で、
特に今作では「甘噛み」というタイトル通り破壊力が増している様子。
男心を鷲掴みにする作品として、しばらくランキングを騒がせそうな雰囲気です。
4位(13位)◆DS:「マリオ&ルイージRPG3!!!」
→(前回と変わらず) 週間:39,000 累計:428,000
5位(19位)◆PS3:「無双OROCHI Z」
↓(前回1位) 週間:36,000 累計:148,000
6位(5位)◆PS3:「バイオハザード5」
↓(前回2位) 週間:29,000 累計:410,000
7位(8位)◆DS:「立体ピクロス」
↓(前回3位) 週間:24,000 累計:62,000
全国ランキングをamazonランキングが上回っているのが「バイオハザード5」。
海外での「期待外れ」との評価が報道されたことで影響が心配されましたが、
どうやら日本国内では海外評価なんぞどこ吹く風なようですね。
なお、本日配信予定だった追加コンテンツ「VERSUS」ですが
残念ながら仕様上の都合のため4月9日に延期となってしまいました。
詳細は下記参考リンクをご参照ください。
[関連リンク]
『バイオハザード5』のダウンロードコンテンツ“VERSUS”配信日が変更に
(ファミ通.com)
8位(14位)◆PSP:「モンスターハンター ポータブル 2nd G PSP the Best」
↑(前回9位) 週間:23,000 累計:506,000
初登場 週間:22,000 累計:22,000
10位(69位)◆PSP:「真・三國無双 MULTI RAID」
↓(前回5位) 週間:19,000 累計:335,000
8位の「モンハン2nd G ベスト版」はついに累計販売本数50万本を突破。
最近はベスト版ながらランキングに顔を出すのが当たり前な状況が続いてますけど、
逆を言えば未だ「モンハン」を超える作品が現れていないということですよね・・・
今年が終わるまでにこの記録を超える作品が現れるかどうかで、
今後もゲーム界の命運も決まりそうな気がします・・・
なお、集計週に発売された新作タイトルで11~30位にランクインしたのは以下のとおり。
11位(43位)◆DS:「電撃学園RPG Cross of Venus」
(限定版込み)
12位(356位)◆DS:「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ ねんどろろ~ん大変身!」
13位(425位)◆PSP:「サルゲッチュ ピポサル戦記」
14位(87位)◆PSP:「牧場物語 シュガー村とみんなの願い」
15位(106位)◆DS:「黒執事 ファントム アンド ゴースト」
(限定版込み)
19位(72位)◆PSP:「智代アフター~It's Wonderful Life~CS Edition」
20位(40位)◆PSP:「遙かなる時空の中で3 with 十六夜記 愛蔵版」
(各種バージョン込み)
25位(90位)◆PSP:「ブランディッシュ ダークレヴナント」
29位(247位)◆DS:「探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実」
全国ランキングは11位以下でも
未だamazonランキングで健闘している作品が多いのが今週の特徴。
11位「電撃学園RPG(43位)」や20位「遥かなる時空の中で(40位)」など
トップ10入りしたタイトルよりも順位のいいものもあり、
ランキング通じてキャラクターものやシリーズものの強さをうかがわせる結果となりました。
次回は「戦場の絆ポータブル」や「ディスガイア」など、
PSPの新作タイトルが多くランクインしてくると予想されます。
前人気の高い「戦場の絆」が新たなPSPスタンダードタイトルとなれるか、注目ですね!