2009年5月18日16時から、生命哲学研究所×カフェサンミ×月刊グランレコのコラボレーション企画で、健康方程式ディナーパーティを大阪のサンミ梅田店で開催しました。
①「医食同源」という言葉がありますが、今日は医学と食事に関して重要な数字である1500と15という数字を覚えて帰って頂きたいと思います。 ②1500というのは、単位はキロカロリーで、日本人の成人男性が1日に必要とするエネルギーの量です。栄養学の教科書には、1800や2000キロカロリーと書いてある本もありますが、それは身長185㎝のドイツ人の話です。 ③1500という数字が大事なのは、それ以上食べると、肥満になるからです。女性なら1400キロカロリーです。毎日3時間走る人なら、そこに300キロカロリーを加えても大丈夫ですが、一般の事務系の仕事についている男性が1500以上、女性が1400以上食べると、だんだん体重が増えていきます。 ④15という数字の単位は、時間です。これは、口から入った食べ物が便として肛門から出るまでの最小時間です。個人差もありますが、食事から排便までは15時間から24時間かかります。 ⑤「一日三食、朝食をしっかり」食べると、肥満になります。また胃がんになりやすくなります。その理由は、一日三回食べると、1500キロカロリーに抑えるのが極めて難しいからです。 ⑥1500キロカロリーを3で割ると、500ですが、一食あたり500キロカロリーというのは、おにぎり2個半です。こんな少ない量で満腹する人は少ないのでないでしょうか。 ⑦さらに「朝食をしっかり」とると、700キロカロリーくらい食べることになりますが、そうするると、残りは800キロカロリーということになり、昼に400、夜に400という食事は、わびしいものになります。 ⑧一日三食、朝食をしっかり摂ると肥満になるというのは、このような理由です。 ⑨また、食事から排泄までには15時間かかります。20時に食べた夕食が便となるのは翌朝の11時です。この15時間は胃を休めることが何より重要です。 ⑩朝は固形物を摂らずに、野菜ジュースだけで胃を休める。 昼には600キロカロリー程度の炭水化物を摂る。 夕には900キロカロリーの大豆を主食とした肉・魚・野菜を食べる。 これが、胃と腸を十分に休め、肥満にならない食事方法です。試しに1ヶ月実践いただくと、体重が3キロくらい減り、午前中には心地よい空腹感と排泄ができ、仕事の生産性が上がり、さらに昼食の有り難味が10倍増すでしょう。そもそも7時に朝食を摂って、5時間後の12時に昼食を摂るというのが、いかに詰め込みすぎか、理解し、体感することで、朝食真理教から脱洗脳されることでしょう。 【実身美(サンミ) による当日のお品書き】 1. 玄米豆々ごはん(健康方程式レシピ) 2. ゴーヤの白和え 3. おまめマメ豆サラダ(健康方程式レシピ) 4. 筍と木の芽のお吸い物 5. 豆富と野菜の重ね蒸し(健康方程式レシピ) 6. 玉ねぎの蒸し焼き ~お豆とベーコンのソース~ 7. 豆富ステーキ ~きのこと大葉のソース~ 8. 秘伝豆の黒糖煮 9. 有機野菜のサラダ 10. 季節の果物 11. 豆乳プリン 12. ドリンク 他レポはこちらから
|
生命哲学研究所 Welcome to Institute of Biophilosophy