10月21日までのそうちゃん | そうちゃん日記 

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聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

10月12日
不整脈が出ましたが、乗り越えてくれました。不整脈が出てしまったことで、とても心配をしましたが、今は落ち着いてくれたので、注意深く見守っています。


10月13日
昨日とは打って変わって、いつもの聡太郎の表情になっていました。
聡太郎の体の中は、微妙なバランスで保たれているのだと改めて実感しました。


10月14日
安馬関が面会に来てくれました。聡太郎は心拍数が上がることもなく、不機嫌になることもなく、興味深々の表情でした。1歳を過ぎてから人の気配に敏感になり、入り口付近で物音がするだけでも体調の良いときには、顔を思いっきり横に上にと動かして、誰なのかを確認しているようです。


10月15日
TVを観てご機嫌な様子もみられます。初めてTVに対して反応し楽しそうな姿を見ました。
最近は、果汁を薄めたものをガーゼに含ませて、チュパチュパと吸うことが出来るようになりました。口渇感が強いらしく、口に含ませるとものすごい勢いで吸っています。


10月19日
手で握れるスヌーピーの人形を頂き、振って見せたところ、フッと口元が笑顔になりました。一瞬でしたが、久しぶりの笑顔が見れました。


10月19日
夜から呼吸回数が多くなり、眠りも浅くなってしまいました。
翌日もだるそうな表情で、ウトウトしながらも深い眠りには就けないようです。
呼吸器の設定が変更されました。すると一気に呼吸が楽になったようですが、呼吸器の力を借りる割合は増えてしまいました。


10月20日
呼吸器の気管の管の交換日。気管切開部分も問題ないそうです。交換する時は動かないように頑張っていました。


10月21日
呼吸回数が多くて辛そうになりましたが、尿量が増えてきたら一気に楽そうになりました。午後、TVでアンパンマンの体操を見ながら、手を上下にブンブン振っていました。朝は、おかあさんといっしょを見て喜んでいたそうです。