現実にいるヒーローたち | 創明通信

創明通信

~今日もいい日が始まる~

この度の震災に遭われた全ての方々に、
心よりのお見舞いと亡くなられた方々にご冥福をお祈りいたします。
未曾有の国難ともいうべき災害が日本を襲いました。
連日暗いニュースが入ってきます。
そんな中でも日本はお互いを思いやり、助け合い、
何かできないかと全国民が行動しています。
新聞やテレビに載らない、私が見つけた、そんな小さなエピソードを集めてみました。
ツイッターや掲示板、ニュースに投稿されたものが主です。


千葉の友達から。避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」
と漏らした時、 横に居た高校生ぐらいの男の子が
「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」
って 背中さすって言ってたらしい。大丈夫、未来あるよ。


募金箱の前にて幼稚園位の男の子と母親の会話。
母「貯めてたのに本当にいいの?」
子「3DS我慢する。これで地震の人の家建てる。」
と言いお年玉袋から5,000円を寄付。
母「偉いね。地震の人、これで寒くなくなるね。」
男の子思わず号泣。 後ろにいた私、大号泣


旦那さんが自衛官の友人より。
以前息子さんが「パパは戦争がお仕事?」
と涙ながら聞いてきた事があったそうだ。
誰かの心ない言葉に傷付いたんだろう。
今、息子さんは毎日TV画面に向かい「パパ頑張れ、パパのお友だち頑張れ!」
と叫んでるって。 「僕も自衛隊になる!」って。…通勤中に号泣


駅員さんに「昨日一生懸命電車を走らせてくれてありがとう」
って言ってる小さい子達を見た。
駅員さん泣いてた。俺は号泣してた


バイト先に若いお兄さんたちが軍団でお酒を買いに来たんだけど、
その中の一人が 「やべえ、オレお酒のためにしか
お金持ってきてないから募金できん。ちょっとこれ買うのやめるわ」
って言って 商品返品してそのお金全部募金してた。
お友達も続々と募金しててすごい感動した。すごいよ


子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、
レジを見て考え込み、 レジ横にあった募金箱にお金を入れて、
お菓子を棚に戻して出て行きました。
店員さんがその子供の背中に向けてかけた、
ありがとうございます、という声が震えてました


長男小4が、自分の財布と貯金箱の中身を全部募金したいと、
号泣しながら差し出してきた。
コロコロコミック買えなくてもいいから、日本まもりたいから!って


宮城県のスーパーにて。壊れたDSを持って泣いてた子供がいたそうなんだけど、
母親との会話を聞くとDSはサンタさんにもらったものらしい。
中学生くらいの男の子が近づいていって、「サンタさんに頼まれた」って言って
壊れたDSと自分のを交換したそう。
今、悲観なことばかりだけど、希望を感じる。


大事な人が,自衛隊として現地にいます。24時間で3時間の休憩。
メールで「大丈夫?」と聞いた私に
「そのために訓練してるからな。俺には"無力じゃない"って
信じさせてくれる人がいるから,気持ちも大丈夫。」
そう言ってました。どうか彼らに,もっと強い感謝の意を。
帰ってきたら武勇伝をたくさんきかせてくれると約束しました。
正義感と優しさと,強さとカッコつけだけは誰にも負けない人なんです。
私だけでなく,自衛官を送り出したすべての人達に,はやくその日がくることを祈って


自分、そのうち災害派遣の順番が回って来る
そのことでいろいろ考えてて頭いっぱいやったけど
人間って強い!日本人ってすごい!って思った
もう職場では何人か行ってて、交代で回って来る。 最初から希望してたんやけど、
原発のことで辞退者が出てきた
それでちょっと悩んでた…?ってほどでもないけどなwww
正直将来子どもを持つかもしれないことを考えると悩んだ
なんで、今いきなり人生のこと考えなきゃならんのやとも思った
でも、今逃げたら絶対後悔することだけはわかったから
上司に「行きます」って言った
こんなんここで書くことちゃうけど、
あんま家族とか友達には言いたくない。シャイやからwww


福島第一原発の冷却作業では、自衛隊やハイパーレスキュー、電発作業員など、
多くの人々が最前線で奮闘している。
こちらは、21日より現場で作業に当たった自衛隊の部隊の活躍ぶり。
「人員削減のせいで人数が足りない。でも、『宣誓』してるからね」
年長の31歳隊員がいった。「宣誓とは何か?」と記者が聞くと、
自衛隊に入隊するときに読み上げるのだという。
おもむろに彼がそらんじると、年若の二人も後に続いた。
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、
もって国民の負託にこたえることを誓います」
つかのまの合唱の後、「宣誓にウソはつけないから」と31歳隊員はいった。
「妻は自衛官だからわかってくれている。
4歳と0歳の子供がいるんだけど、上のコがテレビの消防の映像を見て、
『これ、お父さん一人でやるの?』っていうんだ。
『俺が終わらせてくる』っていってきたよ」
自信満々の表情に、若い隊員たちも笑う。その後、彼はぼそりとつぶやいた。
「でも、そんぐらい上げていかないとね」


台湾で放送された日本の地震チャリティー番組放送中に20億円以上も集まり、
現在支援額は60億円を超えている。
・日本の復興を心から祈ってるよ。阪神大震災の時も
 あなた達は驚異的な速さで復興して経済成長までさせたんだからさ、
 今回もきっとやり遂げると信じてるよ。
・21億?そのくらいで驚かないで!台湾が総力をあげればこれくらい屁でもないよ^^
 現に募金額は21億なんてとっくに突破してさらに増え続けてるでしょ!
・日本と台湾は一心同体なんだよ。だから日本頑張って!
・日本頑張れ、台湾と日本は親友同士だろ?
 その親友が困っていたら助けるのは当たり前なんだから^^
・日本は台湾大地震の時も助けてくれたじゃん、その恩返しさ。
 日本は不死鳥だと信じてるから。
・友が困難にぶつかってる時に助けるのは当然なんだ。
・日本人感謝し過ぎ(笑)逆の立場で考えてみてよ。
 もし台湾で同様の災害が発生したら日本だって必ず助けてくれるはずなんだから。
・台湾も921大地震で大変な目にあったから今回の出来事は他人事とは思えないんだよね。
 日本の友は今が一番苦しい時だろうね、でも台湾はいくらでも支援するから、
 そして日本の幸福を祈ってる。日本頑張れ!


五歳位の男の子連れた妊婦さんが居たんだが、今の揺れがきた瞬間に男の子がジャンパー脱いで
お母さんのお腹にかけ、天井を睨んだ。ヒーローって小さい頃からヒーローなんだな


俺たちが頑張れば今年の漢字を「震」「揺」「波」以外にすることだってできるんだろ?
清水寺の森清範貫主にデカデカと「愛」って書かせてやろうぜ。


朝日新聞にバカな高校生が載ってた。 4人で自動販売機を壊して
飲み物を老人の方々に配ってたんだって。
バカだよね。自分が捕まるかもしれないのに。
こういうバカが日本の将来を良くするのだと思う。


自衛隊の人が「被災地で炊き出しをした際、たとえ余っても
自衛隊員は絶対食べないで缶詰の冷たいご飯を食べます。
被災地の人用にお風呂を用意しても自衛隊員は入りません。
そして出来るすべての事をやったらひっそりと帰る。それが自衛隊です。」


あまり報道されませんが、自衛隊による救助者の人数が9700人を超えたそうです。
本当に本当にありがとう。
報道して下さいよ。退官した自衛官(予備自衛官ら)6千5百人越える応募があったとか。
頭が下がります。


20年連れ添った最愛の妻を救うため、
スキューバ装備で津波の濁流に飛び込んだ43歳の男性

宮城県で地震と津波により被災したものの、妻と母親を救うために
自ら救出活動した43歳の男性、アカイワ ヒデアキさんが、
ロサンゼルスタイムズやフォーブスなどの海外メディアで報じられ、
話題になっています。津波の被害を受けた時、
アカイワさんは自宅から少し離れた職場にいました。被災した彼が何よりも心配したのは、
20年前にサーフィンを通じて知り合い、以来連れ添った最愛の妻。
アカイワさんはいつ来るかわからない救援を待つ事などできず、
ウェットスーツなどのスキューバダイビング用の装備を身に付け、
瓦礫の浮かぶ危険な水の中へと身を投じました。

180メートルほど水中を進んだアカイワさんが目にしたものは、
3メートル近く浸水した我が家の姿でした。
アカイワさんが辿り着いたとき、彼の妻は家の最上階、わずかに空気の残る場所にいました。
「水はとても冷たく、暗く、恐ろしかった」「瓦礫の中を進むのは非常に困難だった」
無事に妻を助けだしたアカイワさんはそう語ります。彼の活躍はこれだけに留まりません。
災害から数日後、避難所に見当たらない母親を探すために、
母親を最後に目撃した場所に向かいます。

アカイワさんの予想通り、母親は浸水した家屋の中に取り残されていました。
「母は周囲を水に囲まれた場所に取り残されて、パニック状態になっていた」
「すごく見つけるのが難しかった」彼が母親を救助したのは、
地震の発生から4日後の事でした。
Southeast Asia Bureauのレポーター、Rick Westheadがアカイワさんに
「なぜ自分の命を省みず、奥さんを救いに行ったのですか?」
と質問すると、アカイワさんは一言、

「彼女はとても大切なひとだから」と答えたそうです。

その後もアカイワさんは、近隣の住人や友人たちを探すために
救助活動を続けています。
赤いウェストポーチに「緑茶」「水」「懐中電灯」「着替え」
「緊急医療具」「迷彩柄のグローブ」「スイスアーミーナイフ」
「煙草2箱」「ライター」を入れ、レイバンのサングラスをかけて。
インタビュー中「スミマセン、私はもう行かなくてはなりません」
と一言残し捜索にでかけました。
彼が友人知人たちを助け、無事に生還することを祈らずにはいられません。