また一週間ぶりです(笑)。

 とりあえず、年末前にいったん仕事落ち着かねーかな・・・(ノДT)


 今週末は一日休みだったけど、気分転換も兼ねて博多駅まで出かけてきましたよ。

 MR.BIGの最新作を買いに!走る人


 先日の”BURRN! 30周年記念号”も巻頭で記事がフィーチャーされていたMR.BIG。





 まだCDは聴いてないけど、BURRN!の記事、CDのライナーを読む限り、メンバー四人のスケジュール、ポールの難聴、そして一番のネックであるパットのパーキンソン病・・・というハンデを乗り越えて完成させた”難産”アルバム。
 感情も入るけど、心して聴きたいと思ってます。

 11月の来日公演までに、CDコーナーでももちろんピックアップするつもりです。




 さて、今回のCDピックアップは、目前である9/29からの来日公演を控えるGOTTHARDにスポット。



 THE SPOTLIGHT DISC  №233

 GOTTHARD

 『HUMAN ZOO』




 2003年発表の7th(スタジオ作品としては6枚目)。


 残念ながら当時の初代ヴォーカリストであるスティーヴ・リーは不慮の事故で天国へ逝ってしまいましたが、現在も残ったメンバーは、新たなヴォーカリストを迎えて前進中・・・

 現在のラインナップでのアルバムまでは買えてませんが、やはり存続していってほしいバンドです。


 メロディアス・ハードにのめり込んでいた当時、FAIR WARNINGとこのGOTTHARDはやはりこの時代の双璧とも言える存在だったですね。

 90年代後半より、アコースティック・ライヴ・アルバムの成功もあってそういった方への傾倒が目立ってきたGOTTHARD、本作もガツンとくるようなロック・ナンバーは少なめですが、全体的にアコースティカルな、日本やアメリカでも受けそうなややアダルトなメロハーを聴かせています。


 アルバム一発目は、掴みとしてもヘヴィな、タイトル・トラック「HUMAN ZOO」でスタート。
 リフが、ニッケルバックの「NEVER AGAIN」のをややスローダウンしたような感じ。

 
 二曲目の「WHAT I LIKE」がヨーロッパでは先行EPだったようで、まさに当時のGOTTHARDのカラーを象徴するような、アコースティック・ギターから始まるメロディアスなバラード。
 途中、シンセで色付けしてるあたりはひとひねりという感じです。


 「HAVE A LITTLE FAITH」は結婚式でもBGMで使えそうな美しいバラードです!
 こういう歌を歌わせたらスティーヴ・リーは最強だったですね・・・



 このままバラードだけで染まらないのがGOTTHARD!

 続く「TOP OF THE WORLD」は、彼らが得意なカヴァーではなくオリジナルの同名異曲ナンバー。





動画は、地元・スイスでのライヴ映像。

 さすが、母国では人気もアメリカのBON JOVI、日本のB’z並みだというGOTTHARD、熱狂しています!

 リーは写真より断然、リアルの方がカッコイイらしいですが動画からも伝わってきますね~。

 ストレートなロック・ナンバーで、ギターもカッコイイ!!



 バイオリンをフィーチャーした「JANIE’S NOT ALONE」、キャッチーなバラード「STILL I BELONG TO YOU」、パワー・バラードな「WHERE I BELONG」あたりも彼ららしい楽曲群ですが、いかにもメロ・ハーな「ONE ON A MILLION」や、ミディアム・ヘヴィな「LONG WAY DOWN」を入れてアクセント付けてるので聴いていて飽きはこないし、作品のクオリティも高いレベルで堅持していますね!


 ボーナス・トラックの「NEVER SURRENDER」も軽快なROCKで捨て曲ではありません!



 今回の来日公演でも、美しく力強い、素晴らしいショウを演ってほしいですね!グッド!