奇跡 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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【スライ&ファミリー・ストーンこの夏再結成】

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1960年代後期にサンフランシスコで結成され、ファンクとロックを融合し独特のサウンドを作り上げたスライ・ストーン率いるスライ&ファミリー・ストーンがグループを久々に結成。この夏10都市でのヨーロッパ・ツアーを敢行する。

日程は次の通り。下記リストは2007年7月、()内が日にち。7月12日イタリアのウンブリア・ジャズ・フェスがトップを飾る。

Umbria Jazz - Umbria, Perugia, Italy (July 12)
Montreux Jazz Festival - Montreux, Switzerland (July 13)
Blue Note Festival - Gent, Belgium (July 14)
North Sea Jazz Festival - Rotterdam, Holland (July 15)
Nice Jazz - Nice, France (July 19)
Pori Jazz festival - Pori, Finland (July 20)
Lovebox Weekender, London, England (July 21)
Olympia Hall - Paris, France (July 23)
Jazzaldia - San Sebastian, Spain (July 27)
Opera House, Bournemouth Opera House (July 28)

スライ・ストーンは昨年2月のグラミー賞に2分少々顔を見せたが、それだけでも話題を集めた。イギリスでのライヴが行われるのは、1987年以来20年ぶりとなる、という。おそらく、ツアーもそれ以来、また、スライが入るものとなると、それ以上ぶりのことになるのだろう。

今年のヨーロッパで行われるジャズ・フェスの大きな目玉となりそうだ。

グループには、オリジナル・メンバーのシンシア・ロビンソンなども参加するが、ベース奏者のラリー・グラハムの名前は見えない。

スライについては、過去10数年、実質的な活動がなく、ドラッグ中毒でなかなか再起できないのではないかとうわさされていた。そこで昨年、グラミーにほんの瞬間だったが、登場したことは大きな期待を抱かせた。1970年代には数々のどたキャンなどを見せてきたスライたち、果たしてツアーは無事終了するか、大いに注目される。しかも、ライヴがよかったりした場合、奇跡の復活ということになりそうだ。

□スライ&ザ・ファミリー・ストーン 『暴動』アルバム(紙ジャケ)

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