そこには 最近発足された九州の家族会『つくし』の発足記念講演会の案内も入っていました…沙羅さんの奮闘が目に見えるようです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150416/02/sou-itukahabataku/3b/c1/j/o0540096013277457533.jpg?caw=800)
心肺停止から 低酸素脳症~10年経って ずっと意識があったとわかる!とあります。
諦めちゃだめですよね。
そして その次の日は…
ダブル技研(株)さんから
Tobiiトビー~視線入力意思伝達装置をお借りして…
長男に試してみる日…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150416/02/sou-itukahabataku/d9/4f/j/o0800045013277457567.jpg?caw=800)
トビーは 画面を1秒 注視すると 装置が反応するという仕組みです。
何が出来るかというと…
はい!いいえ!などを意志を選択して 答えられたり…
簡単なゲームも出来ます。
まず 始めに…
画面の前に座り キャリブレーションという作業をして…
本人の視線が反応するように設定します。
頭を固定したり、機械を取り付けたりすることはなくて…
画面に現れた 動く○を追視する作業をします…それがキャリブレーション~
それによって 座標を測定し 瞳孔反射なども測定し それから 意思伝達やゲームなど
本人の視線入力を読み取っていくという装置です。
試すまでは…
○を追視することが まず無理だろうと思ってました~
画面一杯に○がゆっくり動きますが 追視する範囲は限られているだろうと思っていたのです…
それが ほぼ 追視できているという結果に…
それによって…正面は見られないと思い込んでいたことが間違いだったことや
左より、右目の方がきちんと見ているということもわかりました。
左は視線が揺れたり 注視出来ないのですが
右目は だいたい正確に注視しています。
画面のどこをみているのか、どこが見えにくいのか わかるのが驚きでした。
長男は 画面の左寄りが見えやすいので~
左寄り半分の画面の上下に はい!いいえ!の画面を設定し 練習することに…
音声も入れられるので…
1秒注視すると音声で『はい!』と答えます…
長男の声じゃないけど…答えられることに感動しました。
長男の意思じゃなく ただ注視しただけ…かもしれません
注視すると はい!と答える為… はい!を連呼する時も…
でも 練習すれば 確率があがり、出来るようになる可能性は なきにしもあらず…!
もし 本人に意思があるなら いつか出来るようになるはず…
前向きにね♪
24日まで お借りすることが出来たので…
どんどん 練習してみようと思います。
長男は、今 出来るかは不確実だけど…
世の中には
意思があると確実にわかっていながら 本人の手足が不自由な為だったり、介護者が寄り添う時間が少ないが為に キチンと伝えられない方って ~たくさんいるはず!
学校や 病院…いろんな所でトビーが使えたら…
もっともっと優しい空気が流れる 現場になるのにな…
なんて思いました…